2017年6月10日土曜日

FX予想|USD/JPY/AUDの実績分析と今後の予想!(2017年6月)

FXの相場予想について、月例投稿をはじめます。

前回のFX相場の予想では、落ち着いた相場環境の中、各通貨ペアが幅の小さい値動きをしていました。

今回は5月のFX相場実績分析と、6月以降のFX相場予想します。

対象のFXペア

ご存知の通りFXには数多くの通貨を対象に投資できるため、分析・予想の対象となる通貨を選ぶ必要があります。

このFX相場予想の投稿では、以下の3通貨ペアで相場予想を行います。

USD/JPY 米ドル/円
AUD/JPY 豪ドル/円
AUD/USD 豪ドル/米ドル

また、以下の3つの理由から上記通貨ペアを選びました

  • 取引量が多く、日本人にも人気が高い通貨ペアである
  • 経済や株価の状況など景気に敏感な通貨ペアである
  • カントリーリスク小さい

上記の理由を並べると、米ドル(USD)と日本円(JPY)が必須なことは説明の必要はないでしょう。

それに豪ドル(AUD)を加えたのは、高金利通貨として日本人の中で人気が高い通貨として知られているため選定しました。

以上より、米ドル・日本円・豪ドルの3通貨ペアを対象に予想を行います。


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USD/JPYの分析


(上図:楽天FXのMarket Speed FXを使用)

まずは米ドル・円(USD/JPY)の分析から始めます。

上図は2017年6月9日時点の月足チャートです。

チャート内のテクニカル指標として、上段:ローソク足と下段:MACD(オレンジ色と緑色の線)を使用しています。

ローソク足チャート

5月のローソク足は上図の右から2番目です。

2017年5月のドル・円は円安・ドル高傾向が進み、一時114円台中盤をつけました。

しかし5月末に近づくに連れて円高・ドル安傾向に変わり、110円台前半まで円高が進み、5月の終値は110円台中盤となりました。

6月に入るとさらに円高が進み、109円台前半を付けるようになりました。

下段:MACD

上図の下段に表示したテクニカルチャート:MACDを分析してみましょう。

2016年11月のゴールデンクロス※以来、短期線が上にある状態が保たれてきましたが、5月~6月にかけて、短期線と長基線が交わるようになりました。

MACDがこの形を作る時は、下落相場に変わる局面か、底値で反転して上昇する局面か、2つのパターンが考えられます。

つまり円高か円安か、両極端な判断ポイントに差し掛かっていることが分かります。

※ゴールデンクロス:緑色の短期線がオレンジ色の長期線を下から上へ突き抜ける現象で、相場が上向くことを示唆する

今後のUSD/JPY予想

前回の投稿までのUSD/JPY予想と変わらず、上値目途となるレジスタンスラインが119円付近、下値目途となるサポートラインが108円付近と106円付近にあると見ています。

引き続き、106円~108円~119円のレンジでの推移と予想します。

6月上旬に109円台を付けたのは押し目買いのチャンスと私は考え、米ドル建ての投資信託を追加購入しました。

AUD/JPYの分析

(上図:楽天FXのMarket Speed FXを使用)

次に豪ドル・円(AUD/JPY)を分析します。

上段:ローソク足

AUD/JPYの5月の相場は、USD/JPYが月の前半に円安へ進んだことと連動し、円安・豪ドル高の動きとなり、一時、AUD/JPYは84円台中盤を付けました。

月の後半は反転して円高・豪ドル安が進行し、81円台中盤まで円高が進みました。

AUD/JPYの5月は、81円~84円の3円という狭い範囲での値動きとなりました。

下段:MACD

上図の下段に表示されているAUD/JPYのMACDは、2016年11月のゴールデンクロス以降、短期線が長期線を上回る流れが続いており、5月もかろうじて短期線が上で推移しています。

今後の予想

AUD/JPYの上値・下値の目途は前回のFX相場予想から変更なく、上値目途となるレジスタンスラインは89~90円付近、下値目途となるサポートラインは80円付近と予想しています。

先月時点では相場がどちらに転んでもおかしくないという状況と書きましたが、MACDの動きを観察する限り、まだ上昇トレンドに変わりないと考えてます。

AUD/USDの分析


(上図:楽天FXのMarket Speed FXを使用)

最後にAUD/USD(豪ドル・米ドル)の分析です。

この通貨ペアが一番動きが分からない状態になってます。

上段:ローソク足

AUD/USDの5月は、わずか200pips程の範囲での値動きとなり、まったく動きがなかったと言っても過言ではない状況でした。

下段:MACD

上図の下段:MACDを見ると、短期線と長期線が完全に交わっている状況です。

長期線の方が上を向いているため、押し目で上昇トレンドは続くのでは?と見ています。

しかし、AUD/USDに限っては半年以上値動きがほとんどない状況なので、正直、どっちに転ぶか分からない通貨ペアだと思います。

今後の予想

上記のMACDの部分で触れた通り、上昇・下落どちらに転んでもおかしくない状況と見ています。

FX・外国為替の相場予想 まとめ

↗やや上昇 米ドル・円(USD/JPY)
↗やや上昇 豪ドル・円(AUD/JPY)
→中立   豪ドル・米ドル(AUD/USD)

※先月の予想から、AUD/JPYを「中立 → やや上昇」へ変更


以上、本日はここまで。

それでは!

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