2017年12月27日水曜日

ジャパンライフ|詐欺?2,000億円以上の負債を抱えて倒産へ

ジャパンライフの倒産がニュースで話題になっています。

話題の理由は、負債総額が2,000億円以上という大規模であることに加え、多数の個人のお金が被害に合っていることにあるようです。

ジャパンライフのビジネスモデルには年利6%をうたった投資的な要素も含まれており、高齢者を中心に被害者が多数出ているようです。

 

ジャパンライフとは?

磁気治療器や化粧品などの販売を手掛けた企業で、ピーク時の昭和60年には売上高1509億円を計上しました。

 

ジャパンライフの会社概要

会社概要は以下の通りです。

従業員数や資本金の金額からすると、大きな会社であることが分かります。

  • 会社名:ジャパンライフ株式会社
  • 所在地:東京都千代田区
  • 創 業:1975年3月
  • 従業員:746名(2017年5月時点)
  • 資本金:4億7,640万円
  • 事 業:「家庭用永久磁石磁気治療器の製造・卸・販売」、「化粧品の卸・販売、健康寝具の製造・卸・販売」、「栄養補助食品、清涼飲料水の卸・販売」

 

ジャパンライフの倒産までの経緯

ピーク時に1,500億円もの売上高を誇ったジャパンライフは、なぜ倒産にいたったのでしょうか。

 

マルチ商法の社会問題化とともに事業縮小

実はジャパンライフのビジネスモデルの中には個人消費者を巻き込んだマルチ商法の要素が含まれており、「マルチまがい商法」が社会問題化したことで、事業を縮小していきました。

平成13年には業績悪化の影響を受けて納税ができなくなり、東京国税局から所有不動産の差押を受けていました。

 

度重なる行政処分

その後、なんとか復活を果たしたジャパンライフは再び事業を拡大させ、平成28年は売上高248億5360万円を計上しました。

しかし、平成28年12月、29年3月と立て続けに消費者庁から預託法や特商法違反で行政処分を受けました。

さらに平成29年年11月に3度目、同年12月に4度目の行政処分を消費者庁から受けたことで、信用は大きく失墜してしまいました。

 

事実上の倒産へ

異例の4度の行政処分を受けたジャパンライフは、営業活動がまともにできなくなり、銀行からの借入金の返済が滞ってしまいました。

平成29年12月15日には山口ひろみ社長が代表取締役を辞任し、会社が機能しなくなるほど混乱を極めました。

ジャパンライフが東京商工リサーチに提示した2017年3月期の決算書によると負債総額は134億円ですが、消費者庁が要請した第3者の公認会計士によると、磁気治療器など特定商品の仕訳不備が指摘されており、修正後の負債総額は2405億円にのぼると言われてます。

会社が申告していた金額と比較して20倍もの借金を隠していたことになります。

 

ジャパンライフは詐欺だった?

ジャパンライフは、消費者からの資金を預かり、自社商品をレンタルに出すことでビジネスモデルが成り立つ仕組みでした。

会社が危機的状況であったにも関わらず、多くの個人からお金を募集し続けた同社の姿勢に対して詐欺ではないか?という声が上がっています。

 

ジャパンライフのビジネスモデル

ジャパンライフは、購入した磁気治療器を別の顧客にレンタルするオーナーになれば、年6%ほどの収入を得られる「レンタルオーナー契約」という預託商法を展開していました。

磁器治療器は100万円以上もする高額な契約であったようです。

さらには、購入した商品を周囲に宣伝したという理由で顧客が年6%の「活動費」を受け取れる「誘引販売契約」というマルチ商法(ネットワークビジネスとも言う)も展開しました。

 

被害者団体がジャパンライフを告訴!

債務超過の財務状況を顧客に隠して勧誘したなど詐欺や預託法違反を理由に、被害対策弁護団が愛知県警察に告発状を提出しました。

消費者庁の調査で、同社が2017年3月末時点で338億円の債務超過になったこと、またレンタルオーナーの契約数よりも実在の磁気ネックレスが大幅に不足していることも判明しています。

弁護団の声明によると、ジャパンライフの本来のビジネスであるネックレスのレンタル事業はユーザー数が少ないにも関わらず、オーナー契約を積極的に行ったのは「自転車操業」の典型的なやり口と批判しています。

同社の商法は、実質的に元本と年利6%程度の利回りを顧客に保証するもの。

会社はこれを上回る収入を得なければ成り立たないが、ネックレスのレンタルユーザーは少なく、破綻している。

新たな客の契約代金を既存の顧客への利回りに充てる『自転車操業』状態だ。

 

消費者の被害金額は?

ジャパンライフの負債総額は2,405億円(平成29年3月末時点)で、平成29年7月末の預託者数(会員)は6000~7,000名にものぼると言われています。

オーナー契約対象の磁器商材は単価100万円~600万円とも言われているため、数百万円や数千万円の被害に合っている人もいるでしょう。

 

この事件は「オーナー」と「投資」の要素が含まれており、私は安愚楽牧場の詐欺事件を思い出しました。

安愚楽牧場詐欺の際も、多くの投資家がお金を失う悲しい結果となりました。

今後、ジャパンライフ事件の真相解明と、少しでも資金が個人に返済されることを願ってます。

 


以上、本日はここまで。

それでは!

↓↓最後にブログランキングをチェック
ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

【こんな記事も読まれてます】

【みんなで大家さん】評判・評価に対する客観的考察

HYIP|投資詐欺?高確率で破綻するHYIPで被害者続出!

オプザイル|バイナリ―オプション投資詐欺にご注意を!

 

2017年12月26日火曜日

OwnersBook|オーナーズブックに利回り10%超えの案件が判明!

ソーシャルレンディングのOwnersBookについて、実は高利回り案件があるという驚きの事実に気が付きました。

OwnersBookと言えば都市部の不動産案件への融資を専門に扱うため、手堅くリスクが低いソーシャルレンディングと投資家の中では評判です。

リスクが低いため予定利回りも4%~6%と低めの設定なので、私も疑うことなく低リスクのソーシャルレンディングと思ってきました。

そんなOwnersBookに、実は利回り10%を超える高利回り案件があるのです!

 

OwnersBookとは?

OwnersBookとはロードスターキャピタル株式会社が運営するソーシャルレンディング投資のサービスです。

公式サイトはこちら:OwnersBook

 

OwnersBookの特徴は?

OwnersBookは不動産案件に特化したソーシャルレンディングで、プロによって厳選された不動産ファンドを提供するという特徴を持ってます。

全ての案件に不動産担保がついており、投資家の中ではリスクが低いソーシャルレンディングとして評判・評価を得ています。

【OwnersBookについて詳しく知りたい方はこちら】

OwnersBook|不動産専門のソーシャルレンディングOwnersBookとは?

 

私もOwnersBookに投資をしており、実際に元本が返済された案件もあります。

【私のOwnersBook投資の返済実績について詳しく知りたい方はこちら】

OwnersBook|1万円で始める不動産投資で評判のオーナーズブックから返済されました!

 

OwnersBookの評判は?

現在調べる限りでは、OwnersBookに対する悪い評判は見当たらず、良い評判ばかりが目立ちます。

何よりOwnersBookの評判を上げるきっかけとなったのが、ソーシャルレンディング事業者で初の株式上場(マザーズ市場)企業となったことがあげられます。

厳しい上場審査をクリアした会社なので、詐欺に合うなどのリスクは低く、安心して資金を預けることができると考える投資家も多いようです。

【ロードスターキャピタルの上場に関する記事はこちら】

OwnersBook|嬉しいお知らせ!初めての元本償還と株式上場について

 

OwnersBookの利回りは高い?低い?

本題のOwnersBookの利回りについて解説します。

冒頭にも書いた通り、OwnersBookと言えば低リスク低リターン型のソーシャルレンディングというイメージを強く持たれています。

それではなぜ利回り10%を超える案件が存在するのでしょうか?

そのカラクリは「予定利回り」と「確定利回り」にあります。

 

予定利回りは低い

まずOwnersBookの利回りが低いと言われる理由は、案件募集時の予定利回りにあります。

上図は2017年11月~12月に募集されていた案件ですが、「予定利回り」が4.5%~5.0%と記載されており、他のソーシャルレンディングと比べると利回りは低めです。

 

maneoやクラウドクレジットと比較してみましょう。

↓ ↓ ↓

ソーシャルレンディング最大手のmaneoであれば下図の通り6%~8%の案件が並びます。

公式HP:maneo

 

海外案件を扱うクラウドクレジットであれば、下図の通り7%~10%といった海外ゆえの高利回り案件が並びます。

公式HP:ソーシャルレンディングCrowdcredit

 

以上のことから、予定利回りで考えると「OwnersBookの利回りは低い」のは間違いない事実です。

 

OwnersBookの確定利回りがすごい!

OwnersBookの利回りには「確定利回り」というもう1つの考え方があり、それが10%を超える案件を生み出す原因となっています。

上図はその実例ですが、「品川区オフィスファンド」の2案件の確定利回りが14.6%とすさまじい高利回りになっていることが分かります。

実は、オーナーズブックは投資した不動産物件が当初予定より高値で売れることがあり、「確定利回り」として投資家に還元されます。

その結果、当初予定の利回り4%~6%が14.6%という驚きの利回りに変身してしまうことがあるのです。

確定利回りが大きくなるのは、あくまで不動産が高値で売却された場合に限られますが、オーナーズブックは予定利回りを大きく上回るチャンスがあるという特徴があるわけです。


公式サイト:OwnersBook

 

確定利回りの平均はどうなってるの?

満期返済時に予定利回りを上回る可能性があるという話を聞くと、次に気になるのは、過去の実績ですよね!

過去に返済済み案件は、平均何%の利回りになっているのでしょうか?

そこで過去案件の「確定利回り」を全て調べてみた結果、下表のとおりでした。

返済済み案件数 平均の確定利回り
45案件 6.7%

 

OwnersBookの利回りは4%~6%ではなく、平均6.7%ということが分かりました。

また45案件中6案件が確定利回り10%を超えており、わりと高い確率で10%超えの案件を引き当てる可能性があるわけです。

 

まとめ

最後に今回のまとめです。

  • OwnersBookの利回りは募集時の「予定利回り」と返済時の「確定利回り」がある
  • 確定利回りで10%を超える案件がチラホラ見受けられる
  • 返済実績から確定利回りの平均は6.7%ということが分かり、一般的なOwnersBookの評判より高利回りであることが分かった

今回の調査の結果、安全性が高いという点に加えて意外に利回りが高いことが分かりました。

私は10万円しか投資してなかったのですが、ぜひ投資額を上乗せしたいと思うようになりました!

 

OwnersBookに興味がある方は公式サイトから申し込みを無料で口座開設が可能です。


公式サイト:OwnersBook

 


以上、本日はここまで。

それでは!

 

↓↓最後にブログランキングをチェック
ブログランキング・にほんブログ村へ

 

2017年12月25日月曜日

メキシコペソ|FX業者ごとのスワップポイントを比較

政策金利が7.25%と高金利なメキシコペソに投資することを本気で検討しています。

投資するならば、狙いはもちろん高金利によるスワップポイント狙いです。

そこでFX業者ごとのスワップポイントを比較し、FX取引業者を決めたいと思います。

 

【メキシコペソ/円に関する他の記事はこちら】

FX|スワップ投資家必見!金利7%のメキシコペソが新登場!

FX|メキシコペソ/円の2017年相場から今後の見通しを分析

 

メキシコペソの取り扱いFX業者は?

政策金利7.25%と高金利通貨で有名ながら、2016年まではメキシコペソを扱うFX業者は限られてました。

しかし2017年に多数のFX業者が参入し、さらには東京金融取引所での外国為替証拠金(FX)取引「くりっく365」も参戦したことで、ようやく取引環境が充実してきました。

 

2017年12月時点で私がざっと調べた限り、メキシコペソ/円の取引が可能なFX業者は以下の通りです。

  • 外為どっとコム
  • ヒロセ通商
  • マネーパートナーズ
  • IG証券
  • サクソバンク証券
  • くりっく365 ※(岡三オンライン証券、GMOくりっく証券・・・など)

それではFX投資家注目のメキシコペソ/円のスワップポイントを比較した結果を、ランキング形式で発表していきます!

※くりっく365は取引所名称であり、その中にFX業者が多数含まれるが、スワップポイント等の取引条件はどこも同じ

 

FX業者のメキシコペソのスワップポイント比較

それではスワップポイントランキングのトップ3を発表します!

※2017年12月24日調査時点のデータです

 

スワップポイント第3位!マネーパートナーズ

スワップポイント
(1万通貨)
スプレッド
10円 0.5銭

マネーパートナーズは2016年オリコン日本顧客満足度ランキングFX取引部門で第1位になった人気のFX業者です。

マネーパートナーズのメキシコペソ/円の1日あたりのスワップポイントは10円です。

今の利回りが継続することを前提にすれば、

  • 1か月で300円
  • 1年で3,600円

スワップポイントを得ることができます。

メキシコペソ/円を1万通貨購入というのは約57,400円にあたるため、年間利回り6.27%相当のスワップポイントを得られる計算になります。

 

スワップポイント第2位!岡三オンライン証券(くりっく365)

スワップポイント
(1万通貨)
スプレッド
12円 0.65銭

メキシコペソ/円のスワップポイントの第2位はくりっく365取引所です。

先にもご紹介したとおり、くりっく365取引所を利用するFX業者は多数ありますが、今回は数多くの中から岡三オンライン証券を取り上げてご紹介します。

 

岡三オンライン証券は株式の証券会社として老舗ですが、FXにおいても機能豊富なツールの提供や為替アナリストによる様々な情報発信など人気のFX業者です。

岡三オンライン証券のメキシコペソ/円の1日あたりのスワップポイントは12円です。

今の利回りが継続することを前提にすれば、

  • 1か月で360円
  • 1年で4,320円

スワップポイントを得ることができます。

メキシコペソ/円を1万通貨購入というのは約57,400円にあたるため、年間利回り7.52%相当のスワップポイントを得られる計算になります。

年利7.5%相当のスワップポイントって政策金利より高いんですけど、これって大丈夫なんでしたっけ・・・すごいですね。

1つ注意が必要なのは、くりっく365のメキシコペソ/円の最低購入単元が10万通貨からとなっている点です。

1万通貨から購入可能な他のFX業者と比べると、くりっく365取引所の方がより多くの証拠金が必要です。

取引単位が10倍ということは同時にスワップポイントも10倍になるので、本格的に投資する人にとっては魅力がグッと上がります。

 

スワップポイント第1位!外為ドットコム

スワップポイント
(1万通貨)
スプレッド
15円 0.5銭

外為どっとコムは比較的早い段階からメキシコペソ円を扱っていました。

他のFX業者がメキシコペソに参入してきたため、スワップポイントを少しずつ引き上げて、トップを守り続けています。

 

外為ドットコムのメキシコペソ/円の1日あたりのスワップポイントは15円です。

今の利回りが継続することを前提にすれば、

  • 1か月で450円
  • 1年で5,400円

スワップポイントを得ることができます。

メキシコペソ/円を1万通貨購入というのは約57,400円にあたるため、年間利回り9.4%相当のスワップポイントを得られる計算になります。

高すぎるように見える外為ドットコムの1日15円というスワップポイントですが、実は2017年12月29日までの期間限定という扱いです。

2018年1月からは新たなスワップポイントが設定される可能性があるため、今の高さが今後もキープされると限らない点に注意しましょう。

 

筆者はどのFX業者を選ぶ?

メキシコペソ/円の取引を始めるにあたり、私は岡三オンライン証券(くりっく365)を選んで投資したいと考えてます。

岡三オンライン証券を選ぶ理由は3つあります。

 

スワップポイントの高さ

上記ランキングにおいても2位になったとおり、くりっく365はスワップポイントの高さが非常に魅力的です。

 

公設取引所ならではの安心感

くりっく365は公設FX取引所であるがゆえに、非常に厳しい審査を通ったFX業者のみ利用が許されています。

そのため不自然なスリッページ(FX業者に利益を奪われる動き)や約定拒否などの投資家が不利となる事象は起きません。

 

豊富な取引ツールの機能とマーケット情報

岡三オンライン証券は豊富な取引ツールの機能とマーケット情報を提供してくれます。

FXで勝つためには情報量とテクニカルチャートが生命線ですので、それをバックアップしてくれる岡三オンライン証券を魅力的に感じてます。

 

なお当ブログと岡三オンライン証券は2017年12月末までタイアップキャンペーンを実施中で、5万円以上の入金で5,000円キャッシュバックされます。

岡三オンライン証券の利用を検討される方はキャンペーンをご活用ください。

メキシコペソ取引はキャッシュバックキャンペーン中の「岡三オンライン証券」

 

いよいよFX業者も決めたので、口座が開設されたらメキシコペソ/円の取引にチャレンジしてみたいと思います。

 


以上、本日はここまで。

それでは!

 

↓↓最後にブログランキングをチェック
ブログランキング・にほんブログ村へ

 

【こんな記事も読まれてます】

【アービトラージ】FXのアービトラージ戦略

Capitalico|人工知能でFX!さっそく試してみた、その結果は?

Capitalico|ディープラーニングでFXの運営会社Alphaca DBとは?

2017年12月22日金曜日

マネックスアドバイザー|評判や評価は?実際に投資を始めてみました

マネックス証券が新たに始めたロボアドのマネックスアドバイザーについて、先日までの投稿で特徴と他のロボアドバイザーとの比較を行いました。

机上でいろいろ分析しても限界があるので、やはり実際に投資して、実績からマネックスアドバイザーの良し悪しを判断したいですね。

そこで今回はマネックスアドバイザーに実際に投資してみることにしましたので、マネックスアドバイザーの始め方を含めて解説します。

マネックスアドバイザーの公式HP

 

マネックスアドバイザーとは

マネックスアドバイザーは、マネックス証券が2017年10月に始めたばかりのロボアドバイザーです。

マネックスアドバイザーの主な特徴は以下の点があげられます。

  1. アドバイス型のロボアドバイザー(THEOのような一任運用型でない)
  2. 世界に分散投資できる
  3. 超!低コスト
  4. スマート積立て機能
  5. 自由にカスタマイズ可能
  6. 投資対象は国内ETF

特に「超!低コスト」な点は、マネックスアドバイザーに預けた資産に対して年間約0.5%というもので、業界平均の半分に相当します。

一投資家として本当に魅力的メリットだと思いました。

 

【マネックスアドバイザーの参考記事はこちら】

マネックスアドバイザー|マネックス証券の新ロボアドバイザーの特徴を徹底解説!

マネックスアドバイザー|ロボアドバイザー比較で分かるメリット・デメリット

 

マネックスアドバイザーの評判や評価は?

Webでマネックスアドバイザーに関する評判や評価を探したのですが、ほとんど参考になる情報がありませんでした。

新しいロボアドバイザーサービスだからなのか、マネックス証券がプロモーションをあまりしてないからなのか分かりませんが、少なくとも他のロボアドバイザーに比べれば圧倒的に情報量が少ない状態です。

他の人の評判や評価があてにならないならば、自分で実績を作って評価するしかないですよね。

さっそくマネックスアドバイザーに申し込んでみました!

 

マネックスアドバイザーの始め方

ここからはマネックスアドバイザーの始め方を解説します。

 

まずは無料診断

上のアイコンをクリックすると「マネックスアドバイザーの公式HP」に進むことができます。

スクロールを一番下のほうまで下げると、「無料診断を受けてみる」というボタンが登場しますので、クリックすると無料診断がスタートします。

 

無料診断が始まると、次の5つについて質問されますので、自分の思う通りに答えてください。

参考までに私の回答を記載しておきます。

 

→私の答えは「上がる」

 

→私の答えは「変わらない」

 

→私の答えは「いいえ」

 

→私の答えは「先進国」

 

→私の答えは「上がる」

 

質問にすべて答えると、マネックスアドバイザーが下図のようなおすすめのポートフォリオを提示してきます。

この内容に納得がいけば、いよいよ買付を行います。

ポートフォリオ提案画面の下の方にある「買付注文へ」というボタンをクリックします。

 

マネックス証券口座を持っていればログインして、すぐにマネックスアドバイザーで買付が可能です。

口座を持っていなければ、「口座開設はこちら」から手続きを行いましょう。

私はIPO投資でマネックス証券の口座をフル活用しているので、ログインしました。

 

マネックスアドバイザーで買付実行

 

マネックス証券口座にログインしたら、購入金額を入力します。

わたしはいったん10万円投資することにしました。

 

 

一つ前の画面で入力した注文金額とおすすめポートフォリオを考慮して、注文予定のETF銘柄名、口数、買付金額が具体的に提示されます。

買付内容は下表の通りです。

資産クラス 銘柄 口数 価格(円) 概算
買付金額(円)
国内株式 東証[1475]iシェアーズ TOPIX ETF 12指値 1,858 22,296
先進国株式
(ヘッジなし)
東証[1657]iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本) ETF 10指値 2,160 21,600
新興国株式
(ヘッジなし)
東証[1658]iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF 3指値 2,155 6,465
先進国債券
(ヘッジあり)
東証[1482]iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり) 9指値 2,365 21,285
先進国社債
(ヘッジあり)
東証[1496]iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり) 6指値 2,522 15,132
国内REIT 東証[1476]iシェアーズ Jリート ETF 5指値 1,707 8,535
海外REIT 東証[1659]iシェアーズ 米国リート ETF 2指値 2,054 4,108

この内容で問題なければ口座種類を「特定」か「一般」か選択し、「注文内容の確認」ボタンを押して進みます。

 

いよいよ注文内容の最終確認画面です。

「注文する」ボタンを押します。

 

注文が完了しました!

「積立の設定」ボタンがあって気になるのでクリックしてみました。

 

月々の積立て、ボーナス時の積立てが可能な画面が表示されました。

上図のような感じで積立て設定が可能です。

入力してみましたが、実際には積立ては行わないことにします。

 

マイページで買付内容を確認

マネックスアドバイザーのマイページに進むと、「注文中です」という記載になりました。

ETFの買付が実行されるのを楽しみに待ってます。

 

またマイページ右側に「ニュース」や「レポート」といったメニューがあります。

試しに「レポート」をクリックすると・・・

ブラックロックをはじめマーケットの専門家が解説する見通し情報などを確認できます。

特にマネックス証券 チーフ・ストラテジストの広木隆 氏の「マーケットの歩き方」、ブラックロックが毎月提供するマネックスアドバイザー専用レポート「BLACKROCK OUTLOOK」は注目コンテンツです。

ここで解説された各アセットクラスや為替の見通し情報を元に構成されたポートフォリオを、マネックスアドバイザーの見直し運用プランとしても反映できるそうです。

そもそもロボが作ってくれたポートフォリオを人がおすすめするポートフォリオに書き換えたら、ロボアドバイザーじゃないじゃん!・・・って素朴な疑問は浮かびますが。

 

いずれにせよ、マネックスアドバイザーのETF買い付けが完了するのが楽しみです!

いかがでしたでしょうか?

マネックスアドバイザーに興味がわいてきたら、まずは公式HPで無料診断を試してみてはいかがでしょうか?

今後は、今回作ったポートフォリオの運用実績をこのブログで発信していきます。

 


以上、本日はここまで。

それでは!

 

↓↓最後にブログランキングをチェック
ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

【こんな記事も読まれてます】

WealthNavi|利回りは?運用実績をブログで公開(2017年最新版)

THEO|ロボアドバイザーの運用実績をブログで公開(2017年最新版)

楽ラップ|ロボアドバイザーの運用実績をブログで公開(2017年最新版)

 

2017年12月20日水曜日

マネックスアドバイザー|ロボアドバイザー比較で分かるメリット・デメリット

先日、マネックス証券がリリースした新たなロボアドバイザー:マネックスアドバイザーについてご紹介しました。

今回はマネックスアドバイザーと他のロボアドバイザーを比較することで、投資家の判断材料を提供したいと思います。

 

マネックスアドバイザーの主な特徴

マネックスアドバイザーの公式HP

マネックスアドバイザーの主な特徴は以下の点があげられます。

  1. アドバイス型のロボアドバイザー(THEOのような一任運用型でない)
  2. 世界に分散投資できる
  3. 超!低コスト
  4. スマート積立て機能
  5. 自由にカスタマイズ可能
  6. 投資対象は国内ETF

特に「超!低コスト」な点は、マネックスアドバイザーに預けた資産に対して年間約0.5%というもので、業界平均の半分に相当します。

一投資家として本当に魅力的メリットだと思いました。

 

比較対象のロボアドバイザー

マネックスアドバイザーと比較するのは、日本のロボアドバイザーの3トップとも言えるTHEO、WealthNavi、楽ラップです。

それぞれの概要をまとめると下表の通りです。

THEO
  • 日本のロボアドバイザーにおける先駆者であり、今回比較する中で最も早くからサービスを開始
  • 「お金のデザイン」というベンチャー企業が運営
  • 一般人では手が届かないような世界中の株式・債券・不動産・商品に分散投資が可能
WealthNavi
  • ベンチャー企業とはいえ、WealthNaviに対しては三井住友・みずほ・三菱UFJなど銀行系ベンチャーキャピタルが出資しており、信用度は高い
  • ノーベル賞を受賞の論文を参考にした投資アルゴリズム
楽ラップ
  • ネット証券大手の楽天証券が運営する
  • 「低コスト」、「小額からの運用」のメリットを維持しつつ、最適なポートフォリオの構成や、状況に応じて自動売買してくれるロボアドバイザーの機能もバッチリ有する

それでは、上記の日本を代表するロボアドバイザー3つとマネックスアドバイザーを徹底比較します!

 

【上記3つのロボアドバイザーの比較記事はこちら↓】

ロボアドバイザー比較|THEO vs WealthNavi vs 楽ラップを運用実績付きで比較!

 

マネックスアドバイザーと他のロボアドバイザーの比較

ここからが本題、マネックスアドバイザーと他のロボアドバイザーの比較を行います。

 

比較項目の概要

比較項目は以下の8つで、概要を説明します。

  • ロボアドタイプ:一任運用型かアドバイス型か
  • 最低投資額:何円から運用開始できるか
  • 運用コスト:運用にいくらコストがかかるか
  • 自動積立機能:月単位での自動積立てが可能か
  • 自動リバランス:評価額が増減した際にポートフォリオバランスを整える機能があるか
  • 運用プラン変更:投資家が希望するタイミングで運用プランを変更できるか
  • 運用商品:投資・運用対象の商品は何か
  • 資産売却の必要日数:投資家が出金を希望した場合に必要となる日数

 

ロボアドバイザーの比較

マネックスアドバイザーと他のロボアドバイザーを比較した結果、下表の通り整理できました!(各項目で最も優れているサービスを赤字で示してます)

 

  マネックス
アドバイザー
THEO WealthNavi 楽ラップ
ロボアドタイプ アドバイス型 一任運用型 一任運用型 一任運用型
最低
投資額
5万円 1万円 30万円 10万円
運用
コスト
年0.487% 年1% 年1% 年0.88%~1.28%
自動積立機能
自動リバランス ×
(手動で行う)

(毎月)

(半年ごと)

(3ヶ月ごと)
運用プラン変更
(年12回まで)
運用商品 国内ETF
7種類
海外ETF
約40種類
海外ETF
約7種類
インデックス投信
約15種類
資産売却必要日数 最短で即日 7営業日 4営業日 10営業日

 

比較結果から分かるマネックスアドバイザーのメリット

比較結果から、マネックスアドバイザーのメリットは以下の2点が浮かび上がってきました。

  • 低コスト
  • 流動性が高い

1点目の低コストは、言わずもがな他のロボアドバイザーと比較しておおよそ半分のコストで運用できるからです。

ロボアドバイザーは基本的に長期投資を前提に投資するものですから、わずか0.5%の差であったとしても、5年・10年と経過すれば大きな差になってきます。

2点目の流動性については、投資家がマネックスアドバイザーをやめて現金に戻したいと考えた時に、最短で即日対応してくれます。

他のロボアドバイザーが4営業日~10営業日かかるのに対して、いざって時に素早い換金性があるのは嬉しいメリットでしょう。

 

マネックスアドバイザーのメリットが明らかになったことで投資意欲がわいてきた方は、まずはマネックスアドバイザーの公式HPから無料診断を受けてみてはいかがでしょうか。

マネックスアドバイザーの公式HP

 

やっぱりTHEOはすごい!

ロボアドバイザーを横並びで比較してマネックスアドバイザーのメリットが分かるとともに、やっぱりTHEOはすごいな~と感心させられました。

比較項目のうちTHEOが優位になった項目が最も多く、特に資産運用のコアになる項目の中では、コスト以外で軒並み優位性があることが分かりました。

1万円から始められて、多数のETFに分散投資してくれて、適時リバランスしてくれる。

THEOの良いところが目立つ比較結果となりました。

 

【筆者のTHEOの運用実績を掲載中↓

THEO|ロボアドバイザーの運用実績をブログで公開(2017年最新版)

 


以上、本日はここまで。

それでは!

↓↓最後にブログランキングをチェック
ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 

【こんな記事も読まれてます】

WealthNavi|利回りは?運用実績をブログで公開(2017年最新版)

楽ラップ|ロボアドバイザーの運用実績をブログで公開(2017年最新版)

THEOと税金|ロボアドバイザー:THEOに確定申告は必要か?

 

2017年12月19日火曜日

FX|メキシコペソ/円の2017年相場から今後の見通しを分析

先日、メキシコペソ/円がくりっく365取引所に新登場したことをご紹介しました。

政策金利が7%と高金利なメキシコペソですから、私も投資できることを楽しみしていました。

そこで今回はメキシコペソの2017年相場を分析することで、今後の見通しについて書きたいと思います。

※この投稿は筆者の独自の見解を述べるものです。投資は自己責任で行ってください。

 

【くりっく365取引所へのメキシコペソ上場に関する記事はこちら】

FX|スワップ投資家必見!金利7%のメキシコペソが新登場!

 

メキシコペソの魅力やメリット

メキシコペソの主な魅力とメリットをあげると・・・

  • 政策金利が7%と高金利
  • 高金利通貨の中では格付けが高い
  • 国内総生産(GDP)の安定的な成長

があげられます。

 

政策金利が7%というのは、FX高金利通貨で人気のあるトルコリラや南アフリカランドと肩を並べる水準です。

【FX高金利3通貨の政策金利 2017年12月時点】

メキシコペソ 7.00%
南アフリカランド 6.75%
トルコリラ 8.00%

 

また国の安定度を示す格付けにおいても、メキシコは日本のちょっと下という高評価を得ており、南アフリカやトルコを圧倒する成績です。

【FX高金利3カ国のS&P評価 2017年12月時点】

A+ 日本
A メキシコ
A- タイ
BBB+ スペイン
BBB+ フィリピン
BBB- 南アフリカ、ロシア、イタリア
BB+ トルコ
BB ブラジル

 

「高金利」で国として「まあまあ安定している」という点で、私はメキシコペソへの投資に魅力を感じています。

 


メキシコペソ取引ならキャッシュバックキャンペーン中の「岡三オンライン証券」

 

メキシコペソのリスクやデメリット

一方で主なリスクやデメリットをあげると・・・

  • メキシコペソの流動性の低さ
  • 過去に起きた財政危機や通貨危機
  • トランプ政権

があげられます。

 

特に一番のリスクは財政危機や通貨危機です。

ここ20~30年においては、1980年代前半のメキシコ債務危機、1990年代半ばのメキシコ通貨危機によってメキシコペソの信用が失墜し、暴落を招くといったイベントがありました。

上記のような財政危機や通貨危機が起きると、メキシコペソはあっという間に1/2や1/3になるほど急落するリスクがあります。

日本ではメキシコの情報を豊富に得ることは難しいため、上記のようなメキシコ固有の危機を察知しづらいでしょうから、大きなリスクを念頭に置く必要があります。

 

メキシコペソ/円の2017年FXチャート分析

ここからが本題で、メキシコペソ/円について2017年時点のFXチャートをもとに分析を行い、今後の見通しを予想します。

 

年足チャート


(グラフ:楽天証券HPのテクニカルチャート機能)

まずは年足チャートを使って長期的目線でメキシコペソ/円を分析してみます。

2008年~2009年

まず目につくのが2008年中盤から2009年序盤にかけての急落ですが、これはサブプライムローン問題~リーマンショックによる金融危機によるものです。

サブプライム・リーマンショックの際は、メキシコペソに限らず高金利通貨(オーストラリアドルなど)は全て売りたたかれ、40%~60%下落するのが普通でしたので、メキシコペソも他の高金利通貨と同水準で下落しました。

 

2009年~2014年

1メキシコペソ5円台後半~8円台前半で比較的安定していた時期が5~6年も続きました。

この期間にメキシコペソへ投資できれば、金利によるスワップ利益を享受できたでしょう。

 

2015年~2017年

2015年から2016年にかけてメキシコペソは継続的な下落を経験しました。

下落の要因は主要輸出品にあたる原油価格の下落と言われています。

この時期にメキシコペソへ投資していたら、大きな含み損を抱えたことでしょう。

2016年中盤~2017年にかけて原油価格が上昇に転じるとともに、メキシコペソも値を上げていきました。

 

以上の年足チャート分析から、2つの重要なポイントが分かりました。

  • メキシコペソは他の高金利通貨と同様に世界経済の景気に敏感であり、金融危機が起きると暴落する恐れがある
  • メキシコペソは原油価格と正の相関関係がある

 

年足-MACD分析


(グラフ:楽天証券HPのテクニカルチャート機能)

続いて相場のトレンドを読むMACDで分析してみます。

年足MACDによると、2017年は紫色の短期線が上、緑色の長期線が下の状態が継続されており、円安/メキシコペソ高の傾向を示唆しています。

まさに2017年の相場はメキシコペソ高となりましたので、MACDは有効に働いていることが分かり、まだそのトレンドが続くのでは?と考えられます。

 

日足チャート


(グラフ:楽天証券HPのテクニカルチャート機能)

次に短・中期分析をするために月足チャートを見てみます。

2017年8月までは強い円安/メキシコペソ高の相場だったのが、8月以降は一転して円高/メキシコペソ安の様相です。

特に10月はNAFTA(北米自由貿易協定)の交渉が難航していることを背景に下落に転じたと言われています。

難航のポイントはトランプ政権のアメリカがわがままを言いまくっている点です。

しかし交渉決裂は現実的に起きないでしょうから、年末までには落ち着くのでは?と見られています。

 

月足-MACD分析


(グラフ:楽天証券HPのテクニカルチャート機能)

次に月足のMACD分析です。

直近のMACDは年足と違って紫色の短期戦が下、緑色の長期線が上の下落トレンドを示唆しています。

つまりMACD分析によると短・中期的には円高/メキシコペソ安が進みやすいと読み解くことができます。

長期的MACD分析とは逆の結果が出ているわけです。

 

FXチャート分析から見るメキシコペソの今後の見通し

上記の分析結果から、メキシコペソの今後の見通しと投資戦略をまとめます。

  • 短・中期的には円高/メキシコペソ安の傾向があるが、長期的には円安/メキシコペソ高のトレンド内にいると予想できるため
  • 他の高金利通貨動揺に世界経済の動きに対してメキシコペソは敏感であるため、2008年のような金融危機時には暴落するリスクがある
  • 原油価格と正の相関があるため、原油価格が軟化する際には、メキシコペソも下落しやすい

この分析結果を受けて、少なくともここ数か月のメキシコペソの見通しは悪くないと考え、しかも短・中期的に下落傾向にあるならば、今が仕込み時かなと考えました。

近々、本気でメキシコペソへの投資を検討したいと思います。

 

メキシコペソの取り扱いFX業者

最後にメキシコペソの取り扱いがあるFX業者をご紹介します。

今回ご紹介するのは、当ブログとタイアップでキャッシュバックキャンペーン中の岡三オンライン証券です。

 

岡三オンライン証券(キャッシュバックキャンペーン中!)

岡三証券は1923年に創業の老舗企業で、長く証券会社を続けてきた実績と安定感があります。

FX業者としては、高機能なツールと豊富なマーケット情報の提供に力を注いでいます。

安定感があって高機能なツールと豊富な情報量を提供してくれるなら、FX業者として申し分ないと言えます。

現在、当ブログは岡三オンライン証券とタイアップキャンペーン中で、「もれなく5,000円のキャッシュバック」を得るチャンスです。(期限:2017年12月31日)

気になった方は岡三オンラインのHPをご確認ください。

 


以上、本日はここまで。

それでは!

 

【こんな記事も読まれてます】

【アービトラージ】FXのアービトラージ戦略

Capitalico|人工知能でFX!さっそく試してみた、その結果は?

Capitalico|ディープラーニングでFXの運営会社Alphaca DBとは?

 

2017年12月16日土曜日

マネックスアドバイザー|マネックス証券の新ロボアドバイザーの特徴を徹底解説!

マネックス証券から新ロボアドバイザーのマネックスアドバイザーがスタートしました。

既にいくつかロボアドバイザーに投資しているので、似たり寄ったりのサービスかな?なんて思っていたら、実はマネックスアドバイザーは独特の特徴がたくさんありました。

ということで、今回はマネックスアドバイザーについて徹底解説します!

 

マネックスアドバイザーの公式HP

 

マネックスアドバイザーとは?

マネックス証券が2017年10月からスタートした新たなロボアドバイザーです。

高度な金融工学理論やマーケット専門家の知見を取り入れ、世界中の多様な資産に分散投資が可能です。

運用プランは2,000以上の資産配分の組合せの中から、投資家の投資方針に合わせて提案してくれます。

 

マネックスアドバイザーはアドバイス型のロボアド

一言でロボアドバイザーと言っても、大きく分けて2種類のロボアドが存在します。

  1. アドバイス型
  2. 一任運用型

「1.アドバイス型」のロボアドバイザーとは、おすすめの投資商品やポートフォリオを提案はしてくれますが、投資行為自体は自分で行います。

「2.一任運用型」のロボアドバイザーとは、おすすめしてくれるだけでなく、売買も含めてお任せできるサービスです。

マネックスアドバイザーは前者のアドバイス型にあたるため、投資行為は自分自身が行う必要があります。

このブログでたびたびご紹介しているTHEO、WealthNavi、楽ラップはいずれも一任運用型ロボアドなので、大きな違いがあるわけです。

 

【一任運用型のロボアドバイザーの運用実績の詳細はこちら】

WealthNavi|利回りは?運用実績をブログで公開(2017年最新版)

THEO|ロボアドバイザーの運用実績をブログで公開(2017年最新版)

楽ラップ|ロボアドバイザーの運用実績をブログで公開(2017年最新版)

 

マネックスアドバイザーの特徴

ここからはマネックスアドバイザーの特徴について詳しく解説します。

 

まず1つの特徴は上でも書いた通り、「アドバイス型ロボアドバイザー」であるという点です。

マネックスアドバイザーは投資商品の提案を行うまでで、実際に投資したり運用管理をするのは人であるということです。

 

その他のマネックスアドバイザーの主な特徴は以下の点があげられます。

  1. 世界に分散投資できる
  2. 超!低コスト
  3. スマート積立て機能
  4. 自由にカスタマイズ可能
  5. 投資対象は国内ETF

1つずつ詳しく見ていきましょう。

 

特徴① 世界に分散投資できる

投資家が利用を始めるために必要なことは5つの簡単な質問に答えるだけです。

その回答に応じて、個々の投資家に対して最適な運用プランをマネックスアドバイザーが提案してくれます。

ポートフォリオの中にはもちろん世界の様々な投資商品が含まれています。

世界中のあらゆる地域・商品に分散投資することで、世界の経済成長を取り込みつつ運用リスクを下げることが可能です。

 

特徴② 超!低コスト

国内ロボアドバイザーの標準的なコスト水準は、預けた資産に対して年間約1%の報酬を支払います。

しかし資産運用の先進国であるアメリカでは、年0.50%以下のコストで運用されるサービスが主流で、ロボアドバイザーの低コスト化が進んでいます。

そしてマネックスアドバイザーのコストは、米国の水準である年0.50%前後に抑えて、サービスを提供しています。

このように国内ロボアドバイザーの平均的なコスト水準の半分である点は、マネックスアドバイザーの大きなメリットの1つです。

例えば100万円投資した際の10年後のコスト比較を見てみましょう。

下図の通り、大手ネット証券ロボアドバイザーとは約6万円、FinTech系ロボアドバイザーとは約8.5万円もマネックスアドバイザーの方が安いというシミュレーションが出ています。(おそらく前者は楽ラップ、後者はWealthNavi)


(画像引用:マネックスアドバイザーHP http://ift.tt/2k1eCzZ

 

特徴③ スマート積立て機能

マネックスアドバイザーは普通の積立て機能はもちろんのこと、独自のスマート積立という機能を持っています。

スマート積立とは、毎月の積立金を使って、不足している資産を優先的に買い増し、最適な配分が保たれるように自動調整を行う機能です。

マネックスアドバイザーのポートフォリオのリバランスは年に1回となっているので、運用中にポートフォリオのバランスが崩れても、しばらくは放置されてしまいます。

そのバランスを元の資産配分に戻す(リバランスする)ための補完機能として、スマート積立は効果的でしょう。

またスマート積立はリバランスの補完機能だけでなく、税金対策としても効果的です。

と言うのも、運用によって資産が増えている状態でリバランスのために一部資産を売却すると、運用益の約20%が税金として徴収されてしまいます。

しかしスマート積立で買い増しながらリバランスを行えば売却行為が不要なため、無駄に税金を支払う必要がなくなるのです。

 

特徴④ 自由にカスタマイズ可能

最初にいくつかの質問に答えた後に提案されたポートフォリオで投資を始めたとしても、「今後は円高になる」など投資家自身の考えを後から加えて、ポートフォリオを自由にカスタマイズできます。

また投資家が運用プランを見直すための参考情報として、ポートフォリオ資産に関連した様々な情報も提供されます。

 

特徴⑤ 投資対象は国内ETF

マネックスアドバイザーで運用する銘柄は、世界最大級の資産運用会社であるブラックロック・グループが提供するiシェアーズETFです。

iシェアーズETFは、世界のETFの純資産残高の約30%~40%を占めており、ETFの王道の投資とも言えます。

マネックスアドバイザーでは、iシェアーズETFの中でも「iシェアーズETF東証上場シリーズ」の国内ETF:7銘柄を用いて、国際分散投資を行います。

 

まずは無料診断がおすすめ

ロボアドバイザーが最適な投資を提案してくれるといっても、実際に投資したら損するかもしれないし、リスクは恐いし・・・という人へ朗報です。

無料診断を通じてマネックスアドバイザーに投資した場合のシミュレーション結果を確認することができます。

まずは公式HPからマネックスアドバイザーの無料診断を試してみてはいかがでしょうか。

 

私も無料診断を試してみた

無料診断は以下のような簡単な5つの設問に答えるだけで、シミュレーション結果を表示してくれます。

 

→私の答えは「上がる」

 

→私の答えは「変わらない」

 

→私の答えは「いいえ」

 

→私の答えは「先進国」

 

→私の答えは「上がる」

 

私の無料診断の結果は?

マネックスアドバイザーの無料診断の結果、上図のとおり私は「バランス型」と診断を受けました。

提案されたポートフォリオは株式や債券を中心にバランス良い配分ですね。

 

このポートフォリオで過去5年運用したと仮定して、どんな資産運用結果になるかというと・・・

上図の通り、バックテスト(過去データを用いたテスト)の結果、100万円が181万円に資産が増えるという結果となりました。

資産が1.8倍に増えるというわけです。

素晴らしい結果となりましたが、過去5年は米国を中心として各国の景気が良く、株価も上昇局面にあったため、資産運用に都合の良い期間であった点に注意が必要です。

 

さらに10年間のリターン予測を見てみると・・・

最高:226.77%

平均:132.24%

最低:77.12%

このようなシミュレーション結果となりました。

つまり最悪23%の資産を失うリスクを許容すれば、平均で+32%、最高で+126%のリターンが見込めると読み解くことができます。

あくまで過去データをもとにシミュレーションは試算しており、未来を予測するものではないので、参考値として捉えてください。

 

今回の投稿でマネックスアドバイザーに興味を持った方は、まずは公式HPから無料診断を試してみてはいかがでしょうか。

 


以上、本日はここまで。

それでは!

 

↓↓最後にブログランキングをチェック
ブログランキング・にほんブログ村へ