2016年9月30日金曜日

グリーンインフラレンディング|maneoマーケットに新登場!グリーンインフラ投資とは?

ソーシャルレンディングの老舗:maneoマーケットから、また新たなサービス開始のお知らせが届きました。

その名もグリーンインフラレンディング

名称の通り、グリーンやエコをテーマとしたソーシャルレンディングのようですが、いったいどんな金融商品なのでしょうか?

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グリーンインフラレンディングの概要

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グリーンインフラレンディングは、環境を良くする事業に対して融資するテーマ性のあるソーシャルレンディングです。

グリーンインフラレンディングは融資を希望する環境事業関連の企業に対して審査を行い、投資家から募ったファンド資金を使って融資します。

融資リスクに応じて利回りが設定されており、投資家は定期的(原則月に1回)に分配金を受け取ります。

スキームは下図の通りです。

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グリーンインフラレンディングの投資対象

以下のような事業を手掛ける企業がグリーンインフラの投資対象としてあげられています。

  • 環境配慮型インフラ事業会社
  • 再生可能エネルギー事業会社
  • 国内での太陽光発電事業資金
  • 海外での水力発電事業資金

つまりは、再生可能でエコロジカルな自然エネルギー(太陽光、水力、バイオマス等)であったり、発展途上国における都市インフラ開発(電力・上下水・交通・通信・防災など)の分野がグリーンインフラレンディングの投資対象となります。

また対象国は海外にも及ぶため、国際協力によるインフラ事業、環境問題や都市問題のような社会的な課題に対応するなど、ポテンシャルの高い収益性を実現することを目指すようです。

グリーンインフラレンディングの魅力

他のソーシャルレンディングにないグリーンインフラレンディングの良さとして、以下のようなことがあげられます。

1.社会貢献事業に参加できる

投資対象が環境改善に寄与する事業となっているため、投資家として参加することで経済効率の追求だけでなく、持続可能な社会につながる事業に参画することになり、ひいては社会貢献につながります。

2.グローバル経済に連動した事業の成長力

投資対象は日本国内にとどまらず、成長の可能性を持った発展途上国の発電事業、インフラ開発事業への投資です。将来性を楽しみながら、投資することができます。

3.利回りの高さ

投資対象は、中長期的なインフレや経済発展を想定した利回りの高い案件ですので、投資面で見ても高い利回りの還元が可能です。

グリーンインフラレンディングの第一号案件

グリーンインフラレンディングではどのような案件が募集されているのでしょうか?

第一号案件がホームページに掲載されていました。

下図の通り、まだ募集開始にはなっておらず詳細も書かれていませんが、年間利回りがなんと驚異の12%!!

すごいですね!

でも危険な香りもプンプンします。。。

いち早く詳細情報を提供してくれることを希望します。

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グリーンインフラレンディングの運営会社とは?

グリーンインフラレンディングの運営会社は下表の通りで、7月に設立されたばかりのスタートアップとなります。

社名 株式会社グリーンインフラレンディング
本社所在地 東京都港区西新橋一丁目1番3号
事業内容 クラウドファンディング
設立日 平成28年7月21日
資本金 1.2億円
代表者 代表取締役 中久保 正己

以上、本日はここまで。

グリーンインフラレンディングいかがでしょうか?

環境に寄与する事業ということでテーマも良いですし、第一号案件(予定)の利回りも良いですし、かなり期待の持てるサービスかと思います。

ただ利回りが高すぎる感は否めないので、案件の精査が必要だと強く感じています。

いずれにせよ、口座開設は申し込みたいと思います。

それでは!

2016年9月29日木曜日

米国株|好調なアメリカ株式を購入する方法とは?

前回の投稿では、好調が続く米国株を支えるアメリカの経済力と、今後の米国株の相場見通しについて書きました。

アメリカは世界最大のGDPを誇るNO1国家でありながら、有利な人口構成やグローバル企業の競争力を活かして、今後もトップを走り続ける可能性が高いことが分かりました。

そして同時に米国株へ投資したい気持ちがとても強くなりました。

そこで今回は米国株への投資方法について調べてみました。

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米国株売買における証券会社の2つの選択肢

米国株への投資をする際には、当たり前ですが証券口座を開く必要があります。

証券口座を開設するにあたり、大分類としてアメリカの証券会社、もしくは日本国内の証券会社の2つの選択肢があり、さらにその内訳としてそれぞれの国の証券会社が多数存在するという構図になっています。

アメリカの証券会社で米国株を買う

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アメリカの証券会社には、日本語に対応しているネット証券会社もあり、最低限の英語がわかれば日本語で株の取り引きをすることができます。

アメリカ証券会社のメリット

現地証券会社なので、手数料が安かったり、売買に制約が無い点が大きなメリットと言えます。

  • 取引手数料が安い(目安として1取引で約1.5ドル)
  • 信用取引きができる
  • アメリカ株式市場に上場している全銘柄を売買可能

アメリカ証券会社のデメリット

一方でデメリットもかなりあります。

  • 年々、日本人の開設を許可するアメリカの証券会社が減っている
  • 申し込み時に最低限の英語力が必要
  • 口座開設時に各証券会社で規定の保証金が必要(例えば5,000ドルなど)
  • 資金の海外送金に大きな費用がかかる(片道4,000円など)
  • 特定口座ではない、必ず確定申告を行う必要がある(特に運用益が出た時)

日本の証券会社で米国株を買う

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米国株を売買可能な日本の証券会社は多数ありますが、メリット・デメリットについて見てみましょう。

日本証券会社のメリット

  • 英語力はまったく必要ない
  • 口座開設時の保証金が不要
  • 特定口座での取引が可能で、確定申告を行わなくても良い

本証券会社のデメリット

  • 取引手数料が高い(目安として1取引で約2,000円)
  • アメリカ株式市場に上場している全銘柄のうち一部しか売買できない
  • 為替手数料がかかる(目安として片道0.5円

アメリカ証券会社と日本証券会社の総評

比較の結果、どちらかと言えば日本証券会社の方が私はおすすめかなと思いました。

なぜなら、アメリカ証券会社の方が1取引当たりの手数料が安いのは魅力ですが、その代わりに最低投資額(保証金)が大きく、送金料金を片道ごとにたんまり取られるので、初期費用のハードルが非常に高く感じるためです。

また日本語サポートが当然のようにしっかりしている日本証券会社の方が、いざ困った時に安心ですよね。

米国株が買える日本証券会社の比較

アメリカ株を売買できる日本の大手証券会社といえば、楽天証券、SBI証券、マネックス証券があげられます。

それぞれサービス内容を比較したところ、下表のような整理となりました。

マネックス証券 SBI証券 楽天証券
取扱銘柄数 3,172 1,025 941
取引手数料 約定代金の0.45%
 - 最低手数料:5ドル
 - 上限手数料:20ドル
約定代金の0.45%
 - 最低手数料:5ドル
 - 上限手数料:20ドル
27ドル※1
注文方法 指値、成行、逆指値 指値 指値、成行
注文可能時間 24時間 23:30~翌6:00 17:15~翌5:00※2
注文の有効期限 90日 7営業日 当日のみ

※2016年9月調査時点
※優れている項目は赤字で記載

上表の通り、1番のオススメはマネックス証券です。

売買にかかる取引手数料は業界最安値で、取り扱い銘柄も圧倒的なNO1です。

このようにマネックス証券が米国株の売買で優位な要因としては、アメリカのネット証券会社であるトレードステーションを買収したことがあげられます。

次いでSBI証券も悪くなく、手数料はマネックス証券と同様に最安値水準となっています。

楽天証券は米国売買に関してちょっと遅れている感じですね。

「米国株を売買」のまとめ

  • 証券口座開設には米国・日本国内の2つの選択肢があるが、初期費用と言語の点で優れている日本の証券会社がおすすめ
  • 米国株を売買するうえで、代表的な日本の証券会社は楽天証券、SBI証券、マネックス証券
  • 手数料や取扱い銘柄数などの点で比較した結果、マネックス証券>SBI証券>楽天証券のおすすめ順になる

以上、本日はここまで。

マネックス証券がここまで米国株の売買に力を入れているなんて初めて知りました。

私はマネックスの口座を持っていませんが、第2位となったSBI証券であれば別の投稿でご紹介の通りIPO投資でフル活用しています。

SBI証券は米国株の取扱い銘柄数は少ないものの、取引手数料はマネックス証券に劣らず安いため、私はまずSBI証券から始めてみようかと考えています。

それでは!

2016年9月28日水曜日

米国株|史上最高値を更新!好調な米国株とアメリカ経済の理由を分析

アベノミクス相場の失敗や終焉が様々なメディアを通じて話題となり、日経平均株価が15,000円~17,000円あたりをフラフラするなか、世界最大の経済大国アメリカはというと、ダウ平均株価が史上最高値を更新するなど、非常に力強い印象を世界にアピールし続けています。

アメリカは2008年のサブプライムローン問題・リーマンショックの震源地だったにも関わらず、そこからの立ち直りも先進国では最速レベルでした。

こんなに米国株が上昇を続けるなら、いっそ優良米国株に投資して塩漬けしたおけばいいじゃん!なんて気も起きてきます。

そこで、何回かの投稿に分けて米国株について調査してみたいと思います。

まず今回は第一回目の投稿として、米国株が好調である理由の要因分析と、今後の米国株の見通しについて書きたいと思います。

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米国株価の推移

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(図の引用:Yahooファイナンス)

上図は直近10年のダウ平均株価の推移です。

スタート地点の2007年はずっと上昇を続けていた株価が、2008年から2009年にかけて米国が震源地となったサブプライムローン問題・リーマンショックの影響で、おおよそ半分の株価まで下落してしまいました。

しかし、ここから米国株はリベンジを果たすかのごとく快進撃が始まります。

上図の通り、2009年からは継続的に上昇の一途をたどっています。

途中には2011年のユーロ・ギリシャショックや2015年のチャイナショックなど、株価が大きく下落する出来事は何度も起きています。

それでも米国株は一時的な下落にとどまり上昇を続けた結果、金融危機からの回復どころか一気に突き抜けてしまいます。リーマンショック前のダウ平均株価が14,000円台だったのに2016年9月現在は18,000円台ということで、米国株の史上最高値の水域に達しています。

米国株の高さについて。金融緩和などの財政施策が株価をつり上げているという批判もありますが、私は競争力のあるアメリカ経済の表れであると理解しています。

下図の通りGDPの各国推移を見れば一目瞭然で、米国の成長は先進国でも群を抜いています。

つまり経済の強さに裏打ちされた株価の高さであるということです。

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(図の引用:EMERGO

米国株の好調の要因分析

上記の通り米国株の高さは、GDP上昇=経済成長 → 株価の上昇という好循環になっていると思うのですが、多くの先進国が低成長に甘んじるなか、なぜここまで経済成長を続けることができるのでしょうか。

いくつか要因をあげてみます。

時価総額ランキングを総ナメする企業

上場企業の規模や信用力を表す時価総額ランキングを見ると、下表の通りトップ10は全て米国企業で制されている状況です。

12位になってやっと香港(中国)のチャイナモバイルが登場するくらいです。

ちなみに日本は29位に登場するトヨタ自動車が最上位です。

(2016年8月時点の時価総額の世界ランキング)

順位 企業名 時価総額
($10億)
1 アップル 571.7 アメリカ
2 アルファベット 542.8 アメリカ
3 マイクロソフト 447.8 アメリカ
4 amazon 364.6 アメリカ
5 フェイスブック 362.2 アメリカ
6 エクソン・モービル 361.3 アメリカ
7 ジョンソン&ジョンソン 326.5 アメリカ
8 バークシャー・ハザウェイ 289.7 アメリカ
9 ジェネラル・エレクトリック 278.0 アメリカ
10 ウェルズ・ファーゴ 256.3 アメリカ

先進国で稀な若者が多い人口構成

国家経済が豊かになると、一般的には晩婚化と少子化が進行してしまい、結果的に高齢化社会になりやすいと言われています。日本はその最たる例でしょう。

しかし米国の人口構成を見ると、まるで新興国かと見間違うほど若者が人口構成の中心を成しており、働き手が豊富な社会となっています。

下図の通り、アメリカと日本の人口構成図を比較すれば、その差の大きさを改めて認識させられます。

↓米国は54歳までほぼフラットな人口構成で、高齢になるほど減る

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↓日本は35歳~39歳より下の人口層が薄く65歳以上が分厚い

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先端産業でもトップを走る先進性

米国の産業と言えば何が思い浮かびますか?

アップルやマイクロソフトを代表としたIT企業、GEやIBMなどのエンタープライズテクノロジー企業、ジョンソン&ジョンソンなどのヘルスケア、コカ・コーラなどの飲料メーカー、、、

あらゆる産業で誰もが知っている企業が並び、世界のトップシェアを誇ります。

それが過去の栄光にすがることなく、医療・ヘルスケア・テクノロジーといった最先端の分野まで先進的に突っ走っているのです。

また最近のシェールガス革命によって、エネルギー分野にまで覇権を伸ばしつつあり、従来、原油産業で富をなした国家や企業が戦々恐々としている状態です。

米国株の今後の展望

米国株の今後の展望について詳細分析を知りたい方は、今年6月の投稿で書いた内容をご参照ください。

概要を書くと以下の通りです。

2015年以降、米国株価はもみ合い相場で上下動を繰り返してます。

リーマンショックからの回復時期以降、順調に推移していた経済指標ですが、金利や労働に関する指標には懸念が出始めています。

一方でテクニカル分析をした結果、まだ上昇トレンドにあることを示唆しています。

以上より導き出される結論は、米国株価はまだ上昇の余地は残すものの、トレンド転換となる出来事が起きる可能性を注視する必要があるといったものでしょうか。

テクニカル分析の結果はまだ上昇トレンドにあって、金利や労働の指標に注意が必要という分析結果でした。

この予想通り、6月以降も米国株は上昇を続け、8月から史上最高値の18,000円台をつけるようになったわけです。

今後もしばらくは米国株の好調が続くと予想するエコノミストは多く、私も米国株の上昇を予想する一人です。


以上、本日はここまで!

こうやって客観的に分析すると、アメリカ経済って本当に強いですね。

妬みもあってアメリカの好業績はあまり嬉しくないのですが、私の手元にあるITデバイスも、普段使っているソフトウェアも、ほとんどアメリカ発のものを使っているのは事実で、つまりは私自身もアメリカ産業の強さを認めているわけですね。

残念ですがこれが事実なわけで、投資家ならば客観的な行動をとるべき、すなわち米国への投資ポートフォリオを高める必要性を改めて感じました。

それでは!

2016年9月26日月曜日

IPO投資|SBI証券のIPOチャレンジポイントを消失した悲しい話

IPO投資に関する情報を毎月定例で書かせてもらっており、その中で自分自身もIPOブックビルディングへ申し込みをしているものの、なかなかIPO株に当選しないこともご紹介の通りです。

IPOへの申し込みに利用する口座の一つ:SBI証券には、抽選漏れする回数ごとにポイントが貯まるIPOチャレンジポイントという制度があります。

ある程度IPOチャレンジポイントを使うと当選しやすくなるお得な制度ですが、このたび私はIPO株の購入権利を得ることなくIPOチャレンジポイントを全て消失するという悲しい事故に遭遇しました。

私と同じようにSBI証券でIPO株にチャレンジしている人に同じ失敗をしてほしくないので、ことの顛末をご紹介します。

バリューデザインへIPOチャレンジポイントを行使

事の発端は、9月26日上場予定のバリューデザイン社のIPO株へ申し込みをした際に起きました。

バリューポイントは高い初値を付けるだろうと期待を持っていたため、下図の通り思い切ってIPOチャレンジポイントを24ポイント使いました。

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補欠当選のお知らせに気づかず・・・

IPO株なんて当たるわけない・・・という感覚に慣れ過ぎていたせいか、しばらくSBI証券のマイページをあけませんでした。

そして今日9月25日にマイページにログインし、IPO株の一覧を見ていたところ、なんとバリューデザインが「補欠当選」という何とも微妙なステータスになっていました。

IPO株に当選したら購入の意思表示をする必要があるのですが、下図の通り既に購入意思表示の期限が締切を過ぎて「意思確認なし」となってしまいました。

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そもそもIPO株の補欠当選とは?

IPO株の結果には当選と落選以外に、もう一つ補欠当選という結果があります。3つの違いは以下の通りです。

当選
見事にIPOの当選です

補欠当選
当選者が辞退するか、申込み期限内に購入しない場合、当選が繰り上がります

落選
残念ながら落選です

そして補欠当選の場合、期限内に購入の意思表示をしなければ当選繰り上げの権利を放棄することになり、私は見事にIPO株の権利放棄となってしまいました。

さらに不運なことに、SBI証券でチャレンジポイントを使っていた場合、IPO株の権利放棄だけでなく、使ったチャレンジポイントを失ってしまうことになります。

下図の通り、私のIPOチャレンジポイントの残高はほとんどなくなってしまいました。。。

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IPOチャレンジポイントがなくなる条件

今回の問題は、そもそもSBI証券のIPOチャレンジポイントがなくなる条件を全く理解していなかったことにあります。

SBI証券の公式サイトで調べたところ、下表のようなルールになっており、私がIPOチャレンジポイントを失ったのは赤字の条件に該当したためでした。

ブックビルディングにご参加いただいたお客様 IPOチャレンジポイントの増減 IPOチャレンジポイントの加減タイミング
ブックビルディングのお申し込みをされたお客様 使用されたポイントを減算 ブックビルディングお申し込み時
抽選・配分に外れたお客様 使用されたポイントに1p加えた値を加算 抽選・配分終了時
ご当選されたお客様 ・ご購入された場合
・ご購入の意思確認をされなかった場合
・購入辞退された場合
使用されたポイントが消失されます
補欠当選されたお客様 ・ご購入の意思確認をされ、繰上当選となった場合
・ご購入の意思確認をされなかった場合
・購入辞退された場合
使用されたポイントが消失されます
ご購入の意思確認をされたが、繰上当選にならなかった場合 使用されたポイントに1p加えた値を加算 購入意思確認期間終了時
抽選・配分対象とならなかったお客様 使用されたポイントを加算 抽選・配分終了時

IPOチャレンジポイントの消失まとめ

今回の経験から、SBI証券でIPOチャレンジポイントを使う場合は以下の点に気を付ける必要があるということがわかりました。

・IPO株の申し込み結果はこまめに確認すること

・IPO株に当選、もしくは補欠当選した場合は期限内に購入の意思表示をすること

・IPO株に通常当選、もしくは補欠当選した場合に辞退すると、IPOチャレンジポイントは没収される


以上、本日はここまで。

ということで、せっかくIPO株の当選チャンスを得たのに見過ごしただけでなく、IPOチャレンジポイントまで失ってしまいました。

今回は失敗から良い勉強をさせてもらったとポジティブにとらえ、次こそIPO株をゲットしたいと思います。

それでは!

2016年9月25日日曜日

株主総会|2016年度 株主総会お土産ランキング

先日の投稿で株主総会について書きましたが、その中でお土産をもらえる企業があることをご紹介しました。

株主総会の本来の目的は決算や今後の業績に関する説明を聞くことと、議案の採決ではあるのですが、お土産を目当てに参加する個人投資家も多くいます。

そこで、いったいどの企業がお得なお土産を提供しているか、調べてみることにしました。

お土産の相当金額を株価で割って利回り計算してみましたので、分野別にお土産利回りの高い企業をいくつかご紹介します。

お菓子や食品 系

まずは和菓子やケーキなど素敵な食品がもらえる会社についてご紹介します。

普段は自分では買わないようなものばかりで、グルメな人には嬉しい物ばかりです。

(最低投資金額は2016年9月23日終値の時点)

銘柄 最低投資
金額
株主優待利回り
(年間)
株主優待
概要
フジコー ¥43,400 7.2% 岩手県産のハチミツ
フューチャー ¥55,200 6.4% こめ缶セット
フジ・メディアHD ¥139,500 3.2% まい泉のカツサンド、ホテルの軽食優待券、ゼブラ・しゃーぼなど
ルネサスイートイン ¥40,800 2.3% 文明堂のどら焼き(会社ロゴ入り)
三菱UFJ FG ¥545,000 2.2% 麻布かりんとのキューブ4種セット

↓フジコーのお土産↓

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(画像引用:株主総会お土産日記

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自社商品 系

株主総会のお土産に自社や傘下企業の商品を提供する会社も多くあります。

銘柄 最低投資
金額
株主優待利回り
(年間)
株主優待
概要
中央経済社HD ¥40,300 34.9% 和菓子セット、自社発行の手帳、自社の本5冊まで
クミアイ化学工業 ¥54,500 11.9% スキンケアブランドのコロニールの石鹸
カッシーナ・イクスシー ¥77,000 3.8% コンランショップのギフトセット(高級タオルやハンドソープなど)
ファンケル ¥174,500 2.6% 健康食品、サプリ、スキンケアなどの自社商品
フルッタフルッタ ¥71,500 2.3% アサイー関連商品(ビネガーやトリュフチョコなど)

↓カッシーナ・イクスシーのお土産

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(画像引用:株主総会お土産日記)

金券・優待券 系

最後に私が一番大好きな金券・優待券系です。

換金性の高いQUOカードをお土産にしている企業もあります。

銘柄 最低投資
金額
株主優待利回り
(年間)
株主優待
概要
テー・オー・ダブリュ ¥62,400 3.3% クオカード1,000円×2枚
バンダイナムコHD ¥307,500 2.9% 浅草花やしきの入場料+乗り放題2名分、おもちゃ・雑貨系のお土産
ドトール・日レスHD ¥189,300 1.4% 洋麺屋 五右衛門の食事券1,000円分、お菓子やコーヒーのセット
ダイナック ¥158,100 1.7% ハーゲンダッツミニカップ2個のギフト券、ダイナック2,000円分の飲食券

↓バンダイナムコHDのお土産↓

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(画像引用:アフィリエイトで脱サラ


以上、本日はここまで。

こうやって調べると本当に魅力的な商品ばかりですね。

わたし個人的にはカッシーナ・イクスシーが一番気に入りました。良いタオルや石鹸なんて自分で買うことはありませんが、普段の生活に良い物が取り入れられるとテンション上がりますよね。

あとは、もっとQUOカードや図書券などの金券系を取り入れる企業が増えてくれると嬉しいですね。

それでは!

 

2016年9月24日土曜日

仮想通貨|ビットコインとエターナルコインの投資運用の実績(2016年9月版)

今年から投資運用を開始した2つの仮想通貨:ビットコインエターナルコインについて、月次の運用状況報告を行います。

ビットコインは仮想通貨が何たるかを知らない人でさえその名を知っているほどの知名度で、世界最大規模の仮想通貨。

もうひとつのエターナルコインというのは昨年2015年1月に開始したばかりの純国産の新興仮想通貨です。

両通貨ともに、先月の運用報告時点ではしっかりとした黒字となっていました。

今月の状況はどうなっているでしょうか?

ビットコイン|bitFlyer取引所

ビットコイン投資を行うにあたり、数ある取引所から選ぶ必要があるのですが、私は国内大手のビットコイン取引所:bitFlyerで運用しています。

国内という安心感もさることながら、bitFlyerは国内取引所の中で最も信用力が高い取引所で、QUICK・三菱UFJキャピタル・GMOなどの有名企業から出資を受けているため、財務基盤が盤石です。

そんな安心感のある取引所なので多くの顧客から愛用されており、国内ビットコイン取引所として3冠(月間取引量・ユーザー数・資本金)を達成しました。(2016年4月時点)

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bitFlyerの運用成績

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ビットコイン資産:121,917円(前月比+4,267円
日本円資産:802円
アカウント残高:122,719円

出資額:100,000円
差引損益:+22,719円(+22.7%)

前月比で+4,267円とプラスとなりました。今年の運用開始時点からは22,000円(22%)ほどのプラスで推移しています。

ちなみに直近1カ月でビットコイン価格は下のチャートのような動きをしました。

9月上旬にビットコインは3,000ポイント以上も急騰した結果、今回の運用益が出たようです。

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エターナルコイン|エターナルライブ

続いてエターナルコインの運用状況も確認してみます。

日本国内でエターナルコインを取引できるのはエターナルライブのみとなっています。

海外に目を向けると、エターナルコイン取引所は韓国・台湾・フィリピンにもあって、日本と合わせて4か国で取引できるようになっています。

そのせいなのか、時々、Googleの韓国やフィリピンなどのサイトからこのブログへアクセスしてくる方もいるようです。

エターナルコインについてハングルや英語で書こうか、真剣に検討中です。

エターナルライブの口座情報

エターナルコイン残高きた!

上図を見てください。

エターナルコインにあたるXECと日本円にあたるJPY保有数しか分からないため、自分の保有財産の現在価値が一目でわからない作りなのです!

金融商品の取引画面のトップなのにですよ!

残念な作りですね~。

エターナルコインの唯一の取引所がエターナルライブなのでしぶしぶ使ってますが、他のエターナルコイン取引所があれば、すぐに乗り換えたいくらいです。

何とかしてほしいものです。

毎月この投稿でエターナルライブのことをいじってるのでしつこいと思われるかもしれませんが、修正されるまで愚痴り続けますよ(笑)

エターナルライブの現在残高の計算

手計算でエターナルコイン→円の価値を算出したいと思います。

まずはエターナルコインの売買レート(特に売値)を調べます。 下図の通り、売りレートは872円/1エターナルコインとなっています。

購入時のレート600円前後と比べると大きく値上がりしていますが、先月は980円ほどだったので、直近はレートを下げてしまったようです。

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<計算式>

JPY:67円(日本円の持ち分)
XEC:79(エターナルコインの持ち分)

売レート:872円(9/24 8:00頃)
XEC→円換算:68,888円(前月比ー8,927円
合計残高:68,955円

出資額:50,000円
差引損益:+ 18,955円(+37.9%)

前月と比較すると-8,927円と大きく値を下げてしまいましたが、今年のエターナルコイン運用開始時点と比べると約19,000円ものキャピタルゲインを維持しています。

ちなみにエターナルコインの直近1カ月のチャートは下図の通りです。

9月はずっと下落基調にあるようで、1,000ポイント/1エターナルコインから徐々に下げていき、現在は800円台に突入しています。

%e3%82%a8%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3_20160924_%ef%bc%92

ビットコイン、エターナルコインの推移

両仮想通貨の評価額の推移をグラフ化してみました。

ビットコインは先月までの下落を挽回し始め、エターナルコインは先月までの好調ぶりが嘘のように急落してしまいました。

しかし両通貨供に運用開始時の2016年5月から見ればプラスをしっかり確保しています。

%e3%82%a8%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%82%a4%e3%83%b3_20160924_5


以上、本日はここまで。

月によっては多少の下落があるものの、仮想通貨への投資は今のところ順調にプラス金額で推移しています。

2倍~3倍に化ける日を夢見て楽しみにしてます。

それでは!

2016年9月23日金曜日

Crowdcredit|ペルー債務者ファンドへの投資が完了!利回り10%は実現する?

先日のCrowdcreditの投稿では、私にとって最初の投資案件である「ペルー債務者支援ファンド」へ申込み手続きを行ったことをご紹介しました。

この投稿の時点では、Crowdcredit側の審査結果待ちとなっていましたが、審査も完了して振込みを行い、ついに申込み手続きが完了したことをご紹介したいと思います。

crowdcredit
ソーシャルレンディングCrowdcredit

ペルー債務者ファンドの概要

crowdcredit_20160923_01

まず今回申し込みを行ったペルー債務者ファンドのおさらいです。

期待利回り10%超!期待大きな投資案件となります。

*****

商品名:ペルー小口債務者支援プロジェクト23号【小口分散】

当初販売金額   :1,000万円
期待利回り    :10.5%

販売手数料    :0円
運用手数料    :0円
最低投資金額   :50,000円 ( 追加単位: 10,000 円 )
投資期間     :3年

分配方法     :毎月分配(元利均等方式)
通貨       :円建て
リスク低減の仕組み:小口分散

商品概要:投資家からの資金を元に延滞債権へ投資を行う。延滞債権とは、銀行から延滞している零細企業向けローンや消費者向けローンを額面の数%の金額で購入してきて、債務者との返済相談、減免交渉を通して約3年かけてその購入額の1.5倍程度で回収を目指す。

*****

Crowdcreditからの振込依頼メール

申込み手続きを行ったのが土曜日だったのですが、月曜日に審査が通ったということで以下のメールが届きました。

見ての通り、Crowdcreditの口座は三井住友銀行なので、振り込み手数料を安くしたい人は三井住友銀行、もしくはネット銀行を使うようにしましょう。

A氏様

この度は投資のお申し込みをいただき、誠にありがとうございました。
以下のファンドのご登録が完了いたしましたことをご報告します。

-ペルー小口債務者支援プロジェクト23号
¥100,000

つきましては投資資金の合計10万円を下記の指定口座にお振込みいただきますようお願い申し上げます。

三井住友銀行 すずらん支店(760)
普通預金 口座番号*******
受取口座名 クラウドクレジット(カ

※本メール送信日より一週間経過してもご入金が確認出来ない場合は、再度ご連絡差し上げますことご了承ください。

今後ともご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
———————————————-
クラウドクレジット株式会社

投資完了!

上記の三井住友銀行の口座に月曜日の午前中に振り込んだところ、その日のお昼ごろには入金確認の連絡がCrowdcreditから届きました。

A氏 様

この度はご入金のお手続き、誠にありがとうございました。
以下のファンドのご入金が完了いたしましたことをご報告します。

ペルー小口債務者支援プロジェクト23号
\100,000

この度は弊社ファンドへのご投資誠にありがとうございました。

これからもお客様へ魅力的なファンドがご提供できますよう社員一同努めてまいります。
今後共よろしくお願い申し上げます。

———————————————-
クラウドクレジット株式会社

Crowdcreditのマイページから確認

ファンドへの投資手続きが完了すると、Crowdcreditのマイページの画面にも反映されます。

下図の通り、A氏 保有のプロジェクト一覧にペルー債務者ファンドが表示されるようになりました。

分配金の支払いが楽しみです!

crowdcredit_20160923_02

crowdcredit
ソーシャルレンディングCrowdcredit


以上、本日はここまで。

ついにCrowdcreditでの投資がスタートしました!

最初の案件はペルー債務者支援ファンドということで、エリアも商品分類も初めての経験なので、不安と期待が入り混じった新鮮な感じです。

分配金が支払われたら、当ブログでご紹介します。、

それでは!

 

2016年9月21日水曜日

アフィリエイトで稼ぐ|ブロガーBさんのGoogle Adsense実績(2016年8月)

中級ブロガー:Bさんのブログの状況やアフィリエイト収益について月例の実績報告を行います。

中級ブロガーというのは月間のPV数が1万~10万くらいのブロガーと私が勝手に定義しました。

Bさんはのブログは2015年初旬に開設され、現在1年半を過ぎたあたりとなります。

8月のBさんのブログはどのような状況だったのでしょうか?先週末に話を伺ってきました。

※Bさんからの強い希望でURL等のサイトを特定できる情報は伏せています。

Bさんのブログ概要

まずBさんのブログを簡単にご紹介します。

Bさんのブログはお金に関する話題中心に記事が投稿されています。いわば、私のこのブログとライバル関係にあります。

記事の中身を見ると、現在ニュースで話題になっているものや、お金・経済に関する重要トピックの説明、様々な投資商品の解説や評価を行っています。

ターゲットとする読者ですが、多くの記事は初級者~中級車に絞っているそうですが、時々上級者が好きそうな深く掘り下げた記事も入ってきます。

私もBさんのブログが好きで、ほぼ毎回読んでいます。

Bさんのブログの雰囲気を伝えるならば、お金の情報系サイトとして有名なZAI ONLINEに似た感じでしょうか。

zai

(画像出典:ZAI ONLINEから抜粋)

Bさんのアフィリエイト実績

Bさんの2016年8月末までのアフィリエイト実績(Google Adsenseを含む)は下表の通りです。

年月 累計
記事数
アドセンス
収益
収益/
1記事
特別
収益
15/07 28 ¥1,397 ¥50 ¥0
15/08 35 ¥1,251 ¥36 ¥0
15/09 48 ¥3,495 ¥73 ¥0
15/10 67 ¥9,986 ¥149 ¥0
15/11 84 ¥8,956 ¥107 ¥0
15/12 101 ¥8,462 ¥84 ¥0
16/01 115 ¥10,258 ¥89 ¥0
16/02 134 ¥14,813 ¥111 ¥0
16/03 159 ¥21,173 ¥133 ¥0
16/04 174 ¥36,422 ¥209 ¥10,000
16/05 190 ¥36,516 ¥192 ¥0
16/06 211 ¥39,924 ¥189 ¥10,000
16/07 232 ¥31,166 ¥134 ¥10,000
16/08 256 ¥45,917 ¥179 ¥10,000

上表を見やすくするためにグラフ化すると下図のような感じです。

左Y軸:収益(円)
右Y軸:ブログ記事数

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この8月、BさんのブログはGoogle Adsenseにおいて過去最高益を更新しました。

先々月の約30,000円から一気にジャンプアップして、約45,000円もの収益をあげました。(上グラフのオレンジ線)

8月に収益が過去最高を記録した理由ですが、いろんな要因があるなかでも記事本数が増えたことでPV数の増加、そして収益の増加につながったのではと言ってました。(上グラフの青色線)

この8月の間に25本もの記事が投稿されていました。Bさんはとても努力されていたようです。

特別利益、

最終列の「特別収益」ですが、直接提携しているアフィリエイトプログラムからから得ている収益です。

たかだか無料のセミナーへ送客できるだけで、1人あたりなんと10,000円もの収益が上げられる高単価のアフィリエイトです。

またBさんは9月から新たな高単価アフィリエイトも始めたと言っおり、今後はGoogle Adsense以外の利益を伸ばしていきたいと言ってました。


以上、本日はここまで。

前回報告した7月の実績はその前月の収益を大きく下回ったため、Bさんもちょっと落ち込み気味のように見えました。

しかし今回8月実績は、Bさんの努力のたまもので過去最高収益を更新しました!!

Bさん、これからも頑張ってください。

それでは!

 

2016年9月20日火曜日

株主総会|お得な情報やお土産をゲットしに株主総会へ行こう!

私の友人がFacebookで「株主総会でお菓子の詰め合わせ貰いました!」と自慢げに写真をアップしていました。

自慢するだけあって内容は豪華だったので、総会に参加するだけでこれが貰えるならいいな~、、、と率直に思いました。

普段、私は個別株を購入しないので株主総会にも参加したことがないのですが、友人の投稿から気になったので、日本企業の株主総会について調べてみました。

株主総会とは

株主総会とは、企業が発表した決算発表を株主に対して説明するとともに、今後の企業活動の重要事項(議案)を決議する場です。

決算発表時以外のタイミングで臨時株主総会を開くこともありますが、定例の株主総会は決算説明のタイミングで行われます。

株主総会参加までの流れ

3月決算の会社を例に株主総会までの大きな流れをご紹介します。

4月下旬~5月中旬 決算発表

ゴールデンウィーク前後に決算発表する企業が集中します。株主総会にそなえ、企業は決算内容および来季の業績予想のチェックを行います。

5月上旬~5月下旬 招集通知

株主総会の2週間前までに株主の手元に招集通知が届きます。招集通知書以外に決算報告書類、議案や議決権行使書が添付されています。

5月下旬~6月 (欠席者)議決権行使

株主総会を欠席する株主は、議案の賛否を事前投票できます。投票は郵送またはWebページから行うことができます。また出席者に委任状を託すこともでき、経営や株主の間で問題がある時は、委任状争いが起きることがあります。

6月中旬~6月末 株主総会に参加

いよいよ本番、大半の株主総会が本社のある都道府県にて開催されます。株主総会の後に懇親会が行われる会社もあります。

株主総会の当日の見どころ・聞きどころ

業績好調でイケイケな企業であれば良いのですが、問題を抱えている企業については、株主総会を契機に買い増しや売却の判断材料となる可能性があります。

特に不祥事関連ニュース、業績不振で赤字、優待や配当の廃止といった企業については、株主総会でも厳しく追及されること必死です。

こうした各種問題について、いかに堂々と将来ビジョンのある発言ができるか。この点は株式の売買を行ううえで非常に参考になると思います。

<問題を抱える主な企業>

三菱自動車:燃費データの不正 → 日産自動車にも悪影響

東芝:不正会計

タカタ:エアバックのリコール問題

シャープ:二転三転する再生プラン

三井住友建設、旭化成:くい打ちデータ改ざん

三菱商事、三井物産:資源関連の損失による連結赤字

出光興産:原油価格の下落による赤字転落

ジェコス、日産車体:優待の廃止

ハーバー研究所:優待券が割引券へと改悪

株主総会出席者へのお土産

株主総会の本来の目的は決算説明と議決なのですが、個人株主の本音はお土産が一番大事と思っている人が多いでしょう。

実際にキリンホールディングスが株主優待を廃止した際、株主総会の出席者が激減したという例があるようです。

お土産は、お菓子・ケーキ・フルーツ盛り合わせといったものから、自社の商品や優待券、そしてQUOカード・図書カードなどの金券ものなど、企業によって様々なものが提供されています。

なかには株価と利回り換算すると10%を超えるようなお土産もあり、優待王として有名な桐谷さんもいろんな株主総会へ参加されているようです。

私個人的には、どこの株主総会に参加すればよりお得なのかが気になるので、ぜひ調査したいと思いました。


以上、本日はここまで。

日本企業の決算月は3月が多いこともあり、株主総会の開催も6月に集中しています。

数は少ないですが、もちろん6月以外に開催する企業もあるので、株主になって参加してみてはいかがでしょうか。

当然ながら、その企業の株を持っていないと参加できないのでご注意を。(株主総会の招集通知を得た後に株式を売却しても参加の権利はあります)

それでは!

2016年9月19日月曜日

株主優待|2016年9月 お得な株主優待ランキング

先月からスタートした「今月のお得な株主優待」について書きたいと思います。

今回は9月に権利確定※を迎える株主優待についてです。

2016年9月の株主優待獲得の権利確定日は9月27日となっています。優待を受けたい人は27日までに該当株式を保有して売却しないように注意しましょう。

2016年9月のお得な株主優待ランキング

9月に株主優待の権利が確定する株式は約400銘柄もありますが、その中で株主優待利回りの高い順にご紹介したいと思います。

※最低投資金額や優待利回りは9月16日の終値で算出

自社商品等のプレゼント 系

銘柄 最低投資
金額
株主優待利回り
(年間)
株主優待
概要
SDエンターテイメント
(確定月)3,9月
¥66,900 8.97% 保有株数に応じて①自社レジャー施設無料券②RIZAPグループ商品のいずれかを選択。100株では①4枚②3000円相当、200株で①8枚②6000円相当、400株で①16枚②1万2000円相当など。前回の100株保有で選べるRIZAPグループ商品は、どろあわわ、ひとてまい、和漢ミネラル水など数種類
ヤマウラ
(確定月)9月
¥55,200 4.53% 100株で2500円相当、1000株で6000円相当、3000株以上で8500円相当の地場商品(複数から1品選択)前回の100株優待品は、寒天麺・ぞうすいセット、デザートセットなど全15種類
日本管財
(確定月)3,9月
¥150,800 2.65% 100株以上で2000円相当のカタログギフト。3年以上の継続保有で3000円相当のカタログギフトにグレードアップ
OUG HD
(確定月)9月
¥253,000 1.38% 1000株で3500円相当、5000株以上で7000円相当の水産加工品。前回の1000株優待は、天然えびセット、サーモンセット、いくら醤油漬など11種類から1品を選択
ノエビアHD
(確定月)3,9月
¥314,000 1.27% 100株で2000円相当の自社グループ商品セット、1000株以上で2万2000円相当の自社グループ商品フリーチョイスまたは商品セット。前回の100株優待品は、ノブソープ+薬用モイスチュアハンドローションなど

小売りや飲食店の優待券 系

銘柄 最低投資
金額
株主優待利回り
(年間)
株主優待
概要
まんだらけ
(確定月)3,9月
¥60,800 6.58% 100株で2000円分、500株で4000円分、1000株で7000円分、5000株以上で1万円分の優待券。ほかに、隔月刊誌「まんだらけZENBU」(3号分)など
ヤマダ電機
(確定月)3,9月
¥49,900 6.01% 500円分の買物優待券を、3月末は100株で2枚、500株で4枚、1000株で10枚、1万株以上で50枚。9月末は100株で4枚、500株で6枚、1000株で10枚、1万株以上で50枚
アトム
(確定月)3,9月
¥69,500 5.76% 株主優待ポイントを、100株で2000ポイント、500株で1万ポイント、1000株以上で2万ポイント(1ポイント=1円)。ステーキ宮、甘太郎、かっぱ寿司など、アトムとコロワイドグループ、カッパクリエイトの運営店舗で利用可能
ヴィア・HD
(確定月)3,9月
¥91,200 5.48% 100株で2500円分、200株で5000円分、300株で7500円分、400株で1万円分、500株で1万2500円分、600株で1万5000円分、700株で1万7500円分、800株で2万円分、900株で2万2500円分、1000株以上で2万5000円分の株主優待券。やきとりの扇屋、パステル、魚や一丁などグループ各店舗で利用可能
ANA HD
(確定月)3,9月
¥284,000 計算不可 1000株で国内路線片道1区間の50%割引の株主番号案内書1枚。保有株数に応じて枚数が増え、100万株以上の場合は優待券254枚+8000株ごとに1枚追加

金券系

銘柄 最低投資
金額
株主優待利回り
(年間)
株主優待
概要
秀英予備校
(確定月)3,9月
¥35,500 2.82% 100株以上で500円分の図書カード
ディア・ライフ
(確定月)9月
¥36,900 2.71% 100株以上で1000円分のQUOカード
ミサワホーム
(確定月)3,9月
¥75,600 2.65% 100株で1000円分、1000株で2000円分、1万株以上で3000円分のQUOカード。ほかに、住宅購入・リフォーム時の割引
TOKAI HD
(確定月)3,9月
¥64,500 1.55% 保有株数に応じて、①QUOカード②天然水③自社レストラン食事券④自社ポイントから1つを選択。100株の場合は、①500円分②500ml×12本など③1000円分④1000円分
ケイアイスター不動産
(確定月)9月
¥194,000 0.52% 100株で1000円分、500株以上で3000円分のQUOカード

さすがに9月の優待は400銘柄あるだけあって、トップは優待利回りが非常に高いですね。

でもライザップのSDエンターテイメントの商品や、漫画喫茶のまんだらけの優待券を貰ったとしても、正直あんまり嬉しくない・・・。

わたし個人的にはやっぱり金券が一番だと思うわけで、ディア・ライフを狙おうかなと思っています。

ディア・ライフは優待の年間利回りは第二位の2.71%ですが、優待の権利獲得が年に1回しかなく、この9月のタイミングに限れば、ランキングの中で断トツのトップの利回りと言えます。

実は先月8月にイオンの株主優待を狙ったんですけど、権利確定日付近で急激にイオン株価が上昇したため、買い損なってしまいました。

今月は買えるかな。。。


以上、本日はここまで。

2回目の株主優待のお得度ランキングをお届けしました。今後も月に1回のペースで配信したいと思います。

それでは!

2016年9月18日日曜日

ネットネット株|ベンジャミン・グレアム提唱のバリュー投資法とは!?

私はお金の情報誌:ZAIが大好きで、愛読書の一つです。

先日ZAIを読んでいたところ、「かぶ1000」さんという個人投資家が40万円の元手を2億5,000万円にまで増やしたという記事が目にとまりました。

その「かぶ1000」さんが2億円以上の資産を築いた具体的な投資方法として、“バリュー投資の父”として知られる米国の有名投資家ベンジャミン・グレアムが提唱する「ネットネット株」を使っていると書かれていました。

なんだかふざけたネーミングのネットネット株ですが、いったいどんな投資方法なのでしょうか?

ベンジャミン・グレアムとは

ベンジャミン・グレアム(Benjamin Graham, 1894年5月8日 – 1976年9月21日)は、アメリカの経済学者です。

「バリュー投資の父」「ウォール・ストリートの最長老」といった愛称で今でもよく引用されるプロの投資家でした。

また、投資家の賢人:ウォーレン・バフェットの育ての親としてもグレアム氏は知られています。

グレアムにとってバフェットはコロンビア大学での教え子の一人で、他にもグレアムの生徒で著名な投資家としてはウィリアム・ルアーン、アービィング・カーン、ウォルター・シュロス、チャールズ・ブランデスがいるそうです。

バフェットはグレアムが持つ投資への考え方を信頼していて、グレアムを父親に次いで影響力のある人物であると語っています。

グレアムの投資の基本はバリュー株であり、その考えはバフェットの投資法と通じるところがあります。

そしてグレアムのバリュー投資法のなかに「ネットネット株」というものがあり、雑誌:ZAIに登場した「かぶ1000」さんはこの手法を応用したと語っています。

ネットネット株とは

グレアムが言う「ネットネット株」とは、現金などの流動資産から負債総額を引いた額の3分の2が時価総額よりも多く、株価が割安と判断される銘柄のことを指します。

ネットネット株=(流動資産-総負債)×66.7%>時価総額

ネットネット株はその企業が持つ資産に対して株価が大きく下回っているため、株価の安全域が大きく下落リスクも低い事から、非常に有効な投資手法として多くの投資家が活用しています。

「かぶ1000」さんのネットネット株の応用

「かぶ1000」さんはグレアムのネットネット株を独自の応用型で使っています。

正味流動資産に在庫評価額を入れず、有価証券を含んだ額から貸倒引当金や負債合計を引いた額が、時価総額よりも多ければ割安とみなしています

具体的に数字を用いてネットネット株を見てみましょう。

ネットネット株の例:日本精糖(2117)

ZAIに記載されていたネットネット株の一例として、日本精糖(2117)の2012年3月期決算があげられます。

下図は決算書の一部で、赤字が足し合わせる要素、青字が引く要素となります。

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(出典:Zai Online)

一通り足す要素と引く要素を整理していくと、下図のようになりました。

2012年3月期決算時点では、日本精糖の株はネットネット株であったということが言えます。

しかし実際に投資をする際、「かぶ1000」さんはネットネット株だから必ず投資に値するというわけではなく、他の指標(収益性だったり、話題性だったり)も加味したうえで最終判断するそうです。

%e3の%を82%B0%のE3%の83%のAC%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%83%8D%のE3%83%83%E3%を83%88%e3を%83%8D%のE3%を83%83%E3%83%88%E6%A0%aa_20160918_01

(出典:Zai Online)

ネットネット株を探してみた(2016年9月)

ここまでグレアムのネットネット株や「かぶ1000」さんのネットネット株について見てきました。

面白そうなので、私もネットネット株を探してみることにしました。今回は「かぶ1000」さんのアレンジしたネットネット株の算出方法を用います。

当てずっぽうに銘柄を計算してもラチが明かないので、まず楽天証券のスーパーサーチ機能を使って、資産リッチな割安株をスクリーニングすることにしました。

スクリーニング条件

PBR:1倍以下
PER:0.7倍以下
予想配当利回り:3%以上

配当利回りは割安株と関係ありませんが、配当が多い方が投資するうえで嬉しいかなと思って、条件に入れました。

スクリーニング結果

上記条件でスクリーニングした結果、10数柄ほどが抽出されてきました。

とりあえず上から順番にネットネット株の計算を進めたところ、わずか2銘柄目でネットネット株を発見しました!!

下表の通り、ユアテック社の正味流動資産が時価総額を大きく上回ったのです!

日本ドライケミカル ユアテック
流動資産
現金及び預金 1,360,950 31,993,000
受取手形、売掛金及び完成工事未収入金 14,095,444 88,538,000
(流動資産の)貸倒引当金 -4,940 -167,000
その他資産
投資有価証券 868,051 9,229,000
(その他資産の)貸倒引当金 -15,923 -412,000
流動負債
流動負債合計 -12,467,987 -66,400,000
判定
正味流動資産 3,835,595 62,781,000
時価総額 8,160,070 42,724,000
最終判定 ×

※各数値は最新の決算資料から、時価総額は2016年9月18日時点の株価から算出

ネットネット株を見つけたので、さっそくユアテックに投資だ!・・・といくのでしょうか。

冷静になって、直近の株価推移を見てみました。

ユアテックの株価チャート

下図の通り、ユアテック社の直近3カ月の株価は悲惨なことになっていて、30%~40%も下落しています。

原因を調べたところ、太陽光発電関連の事業がうまくいかず、業績が低迷しているようです。

私も最近の投稿で多くの太陽光発電関連の企業が倒産に追い込まれていることを書いたばかりなので、思い当たるふしが・・・。

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日本ドライケミカルの株価チャート

ちなみにユアテックの前に計算してネットネット株でなかった日本ドライケミカル社の株価チャートは下図の通りです。

こっちは株価が明らかに絶好調といった感じです。

ネットネット株の株価は不振で、ネットネット株でない株価は好調。やっぱり世の中うまい話ってそんなにないものだと痛感した次第です。

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以上、本日はここまで。

今回は株式投資界の巨匠ベンジャミン・グレアム氏と「かぶ1000」さんのネットネット株について書きました。

ネットネット株の計算は決算書を開く必要があるため面倒ですが、計算式自体はとてもシンプルなので、根気強く続けていれば、きっと良い投資先が見つかると思います。

私も継続してチャレンジしたいと思います。

それでは!

Crowdcredit|期待利回り10%超!ペルー債務者ファンドへ投資!

前回の投稿では、Crowdcreditへのアカウント登録手続きが完了したところまでご紹介しました。

いよいよ今回、販売中ファンドの中からCrowdcredit最初の投資案件を決定したいと思います。

現在販売中のファンド(2016年9月18日時点)

前回の投稿でもお見せした通り、Crowdcreditで現在販売中のファンドは下表の通りです。

どれも利回り9%超と非常に期待利回りが高く、魅力的な案件ばかりです。

カテゴリ 対象国 ファンド名 期待
利回り
販売金額 期間 分配方法
消費者
ローン
ユーロ圏 【為替ヘッジあり】欧州3か国個人向けローンファンド8号(ハイイールド)【小口分散】 11.2% 750万円 約3年 元利均等
不良債権 ペルー ペルー小口債務者支援プロジェクト23号【小口分散】 10.5% 1,000万円 約3年 元利均等
中小企業 東欧 【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド7号 9.6% 2000万円 約7か月 満期一括
消費者
ローン
ユーロ圏 【為替ヘッジあり】欧州3か国個人向けローンファンド5号(バランス型)【小口分散】 9.2% 750万円 約3年 元利均等

crowdcredit
ソーシャルレンディングCrowdcredit

検討の結果

上表の2行目「ペルー小口債務者支援プロジェクト23号【小口分散】」に投資することを決めました。

基本情報

当初販売金額   :1,000万円
期待利回り    :10.5%

販売手数料    :0円
運用手数料    :0円
最低投資金額   :50,000円 ( 追加単位: 10,000 円 )
投資期間     :3年

分配方法     :毎月分配(元利均等方式)
通貨       :円建て
リスク低減の仕組み:小口分散

商品概要:投資家からの資金を元に延滞債権へ投資を行う。延滞債権とは、銀行から延滞している零細企業向けローンや消費者向けローンを額面の数%の金額で購入してきて、債務者との返済相談、減免交渉を通して約3年かけてその購入額の1.5倍程度で回収を目指す。

選定のポイントは以下の通りです。

収益性

せっかくハイリスク市場のCrowdcreditに投資するんだから、期待利回り10%以上は欲しいなと思いました。

この時点で4ファンド中、上表の「欧州3か国 個人向けローン」と「ペルー債務者支援」の2ファンドに絞られます。

しかし、「欧州3か国 個人向けローン」は投資金額に対して年率2%ものファンド管理費用がかかるため、期待利回りが11.2%であったとしても、実質利回りが9.2%しかないことになります。

一方で「ペルー債務者支援」ファンドの管理費用は0なので、期待利回り10.5%がそのまま収益となります。

安全性

ペルーの経済状況ってどうなの!?

この「ペルー債務者支援」ファンドを見た時、率直にペルーへ投資することへの漠然とした不安を持ちました。だって、ペルーの国家・経済事情なんて全く知りませんし。

その点について、Crowdcreditは下図を使ってペルーの経済状況が良好であることをアピールしています。

crowdcredit_20160917_08

(出典:Crowdcreditのホームページ)

なるほど。

財政・物価上昇率が安定しており、その中でも経済成長率は順調に推移しているということです。でも経済成長率の数字が2011年時点だから、ちょっとあやしいですよね?

ということで、直近のペルーの経済状況を調べてみました。

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(出典:「ペルーの経済情勢 (2016年5月)」 在ペルー大使館)

上図の通り、2012年以降もペルーの経済成長率は順調に推移しています。

2014年に2.4%まで下落してますが、2015年からは持ち直し、2016年の月次報告でも3%~6%あたりを刻んでおり、安定した経済状況にあると言えるのではないでしょうか。

投資期間

今回投資する「ペルー債務者支援」ファンドの投資期間は3年となっており、私が過去ソーシャルレンディングで投資してきた中では断トツの最長期間となります。

しかし投資期間に対するリスクを軽減する措置として、このファンドは分配方法が「元利均等」となっています。

下のイメージ図の通り、分配金支払時に配当としての利息に加え、投資元金が少しずつ戻ってきます。

つまり、少額ずつですが元本の戻りを早く行うことで元本消失リスクを軽減し、投資期間が長いことによるリスクをある程度カバーする仕組みとなっています。

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(出典:Crowdcreditのブログ)

為替リスク

日本円→ペルー通貨:ソルに直接両替できないそうなので、為替リスクが円⇔ドルとドル⇔ソルの2重にかかることになります。

しかしCrowdcredit社のブログによると、投資家が負担する為替リスクは円⇔ドルだけとなっており、ドル⇔ソルの為替リスクはクラウドクレジット側が負担するそうです。

円⇔ドルの為替リスクについても、出資金と分配金が動く短期間のみリスクが生じることになっているため、投資家が大きな負担を強いられる可能性は低いようです。(たまたま金融危機的なリスクが生じた場合は別ですが・・・)

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(出典:Crowdcreditのホームページ)

maneoとの違い

Crowdcreditに対する投資はまだ1商品だけですが、maneoとの違いが鮮明に表れました。

まとめると以下の点があげられます。

●海外投資特有のリスク(人、法制度、為替など)が生じる
●商品が延滞債権(貸倒れとなっている債務者債券の回収)
●期待利回りが10.5%と高利回り
●投資期間が3年と長い
●分配方法が元利均等法式

「ペルー債務者支援」ファンド投資完了!・・・のはずが

ここまでの分析で収益性や安全性でそれなりに満足いく評価を得たので、さっそく「ペルー債務者支援」ファンドへ10万円ほど投資しました。

ファンドの商品紹介ページから必要項目を入力して進めると、下図の通り「お申込み完了」となり、やった!!となりかけたのですが、ちょっと待ってください。

crowdcredit_20160917_09

「弊社にて審査を行った後に、今後のお取引に関するご案内メールを送信いたします。」

なんと!投資完了するために再審査が必要なんですね。

なんとも面倒な仕組みなんでしょうか。。。

crowdcredit
ソーシャルレンディングCrowdcredit


以上、本日はここまで。

期待利回り10.5%の「ペルー債務者支援」ファンドに投資できたと思ったらぬか喜びで、審査待ちとなりました。

期待して結果を待つことにします。

それでは!

※当ブログに掲載されている内容は、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定サービスや銘柄への投資を推奨するものではありません。また当ブログに書かれている事は100%正確であるとは限りません。投資は自己責任でお願い致します。

2016年9月17日土曜日

Crowdcredit|アカウント登録が完了しました!

先日、ソーシャルレンディングの中でもひときわ利回りの高いCrowdcreditアカウント登録について投稿しました。

アカウント登録に必要な情報を一通り入力すると、「お客様コード」が郵送されてきます。私の場合、Crowdcreditへ情報登録してから2~3日後に届きました。

さっそく「お客様コード」を入力し、最初の投資案件を物色し始めました!

crowdcredit
ソーシャルレンディングCrowdcredit

お客様コード入力→登録手続き完了

まずCrowdcreditのマイページへログインします。

マイページトップから少しスクロールで下に動かすと、「お客様コードの入力はこちら」と記載があるのでクリックすると「お客様コード入力画面」が開きます。。

crowdcredit_20160917_01

お客様コード入力は下図のような画面です。

郵送されてきた数字5桁を入力します。

crowdcredit_20160917_02

正しいお客様コードが入力されると下図のように「登録済み」と表示が変わります。

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マイページのトップ画面を再表示させると、下図の通り「投資情報登録済み」とステータスが変わり、振込先口座番号が表示されるようになりました。

crowdcredit_20160917_04

ここで注意が必要なのは、Crowdcreditの投資資金の入金は商品購入後となっている点です。

既に私が投資しているmaneoなどのソーシャルレンディングでは、先に預け入れておいて、必要に応じてファンドを購入する、いわゆる預託金口座が用意されています。

Crowdcreditは預託金口座の仕組みが出来上がってなく、現在準備中のようです。(2016年9月17日時点)

現在販売中のファンド

9月17日時点の販売中ファンドは下図の通り4つあります。

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全商品が利回り9%を超えており、収益面では大変魅力的なラインナップです。

重要なポイントを一覧化すると下表の通りです。

カテゴリ 対象国 ファンド名 期待
利回り
販売金額 期間 分配方法
消費者
ローン
ユーロ圏 【為替ヘッジあり】
欧州3か国個人向けローンファンド8号(ハイイールド型) 【小口分散】
11.2% 750万円 約3年 元利均等
不良債権 ペルー ペルー小口債務者支援プロジェクト23号
【小口分散】
10.5% 1,000万円 約3年 元利均等
中小企業 東欧 【為替ヘッジあり】東欧金融事業者支援ファンド7号 9.6% 2000万円 約7か月 満期一括
消費者
ローン
ユーロ圏 【為替ヘッジあり】欧州3か国個人向けローンファンド5号(バランス型) 【小口分散】 9.2% 750万円 約3年 元利均等

さてこれから各商品を評価し、投資対象を精査したいと思います。

商品の安全性や収益性はもちろん評価しますが、せっかくなので、maneoでは投資できない商品、という視点も入れたいと思います。

crowdcredit
ソーシャルレンディングCrowdcredit


以上、本日はここまで。

ついにCrowdcreditのアカウント登録手続きが完了し、投資できるようになりました。

どのファンドも期待利回り9%以上の高利回りで、商品分類や対象国などバラエティも豊富なので、ファンド選びが本当に楽しくて、ショッピングのような気分になってきます。

でもCrowdcreditはハイリスク市場で勝負をしていることを肝に銘じて、しっかりと投資先を選定したいと思います。

それでは!