2017年6月8日木曜日

日経平均株価|現在の分析と今後の予想!(2017年6月版)

日経平均株価の分析・予想について、月例レポートを投稿します。

今回の投稿では、日経平均株価の2017年5月の分析、及び2017年6月以降の予想について書きます。

ここ数カ月、日経平均株価は20,000円の手前で足踏みする状況でしたが、5月からの1カ月でどのような動きを見せたでしょうか?

テクニカル指標:ローソク足とMACDを用いて分析を行います。

※この投稿は筆者A氏の個人的な見解です。投資を勧誘するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

 

 


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前回5月時点の分析と予想


(図:楽天証券のアプリ:Market Speed)

上図は先月5月上旬に投稿した際の日経平均株価のローソク足チャートです。

上値の目途となるレジスタンスラインは、黄色矢印から引かれたラインの上:20,000円付近と予想していました。

一方で下値の目途となるサポートラインは2本あり、1本目が青色の矢印から引いたラインの上:17,500円付近、2本目のサポートラインが赤色の矢印から引いたラインの上:14,000円前後と予想していました。

2017年6月 日経平均株価の分析と予想


(図:楽天証券のアプリ:Market Speed)

上図は6月7日時点の日経平均株価のローソク足チャートです。

右から2つのローソクが分析対象となる5月~6月のローソク足です。

5月は株価上昇が起きましたが、やはり20,000円を目前にして足踏みが続きました。

しかし6月に入って一気に株価が上昇し、6月2日には20,100円台を付けるようになりました!

ジョージソロスやジムロジャーズが予想した2017年株価暴落のシナリオは、今のところ大ハズレな状況ですね。

参考記事:2017年株式上昇?暴落?|バフェット、ソロス、ロジャーズが語る相場の行方

レジスタンスライン・サポートライン

6月2日に株価が上値目途:レジスタンスラインの20,000円を突破しましたが、まだ完全なるブレイクだと考えておりません。

レジスタンスラインを少しだけ超えるフェイクの可能性もあります。

次ステージ進むには、例えば21,000円近くまで上昇し、はっきりとレジスタンスラインを突破したことを確認する必要があると考えてます。

サポートラインも変わらず、1本目が青色矢印から引いたライン:17,500円付近、2本目は上図の赤色矢印から引いたライン上:15,000円付近にあると見ています。

MACD分析


(図:楽天証券のアプリ::Market Speed)

続いてMACDチャートを分析してみましょう。

MACDは相場の方向性を測る際によく用いられ、メジャーなチャートとして多くの投資家に愛用されています。

上図は6月7日 時点の日経平均株価のMACDです。

昨年2016年11月頃にゴールデンクロス(紫色の短期線が緑色の中長期線を下から上へ突破する)が生じました。

ゴールデンクロスとは、相場が上昇トレンドへ変わることを示唆しており、11月以降の日経平均株価の好調ぶりはご存知の通りかと思います。

2017年6月時点で見てもMACDの紫色の短期線が上、緑色の中長期線が下のはっきりとした構図になってまずので、大局的には株価が上昇局面にあると言えます。

4月のように、日経平均株価が一時的に18,000円台前半をつけようものなら、押し目買いを入れたいと個人的には考えてます。


以上、本日はここまで。

それでは!

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