2016年11月30日水曜日

トラストレンディング|高配当・担保付きファンドで評判のTrust Lendingに登録しました!

前回の投稿では、最近気になるソーシャルレンディング投資のトラストレンディングというサービスについてご紹介しました。

以下通り他社にはない魅力があるソーシャルレンディングであることが分かりました。

  • 融資先は国内企業なのに配当利率10%前後という高利回り
  • 全案件に担保付き、且つ評価額が融資額を上回る
  • トラストファイナンス社の本業はソフトウェア開発であり稼ぎもしっかりしている
    (つまり仲介役の倒産リスクが低減される)

魅力的に感じたので、さっそく口座開設することにしました。

トラストレンディングの口座開設方法

トラストレンディングの口座開設は以下の4つのSTEPに分かれています。順を追ってみていきましょう。

  1. 投資家登録申請
  2. 個人情報登録
  3. 本人確認書類
  4. 完了

まずはトラストレンディングのホームページトップ画面の「新規会員登録」を押すと、手続きが開されます。

1.投資家登録申請

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まずは本登録をする前の仮登録ステップとなります。

メールアドレスやログイン時のパスワード等を入力することになります。

入力内容は簡単で項目数も少ないのですぐにできてしまいます。

【!要注意!】

2016年11月30日時点では、新規口座開設かつメールマガジン登録をすれば1,500円のキャッシュバックを受けることができます。

入力項目の中にメールマガジンに登録する or しないがありますが、キャッシュバックキャンペーンに応募したい人は必ず「登録する」方を選んでおきましょう。

2.個人情報登録

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「1.投資家登録申請」を行うと、登録したメールアドレスにログインIDが通知されます。

このログインIDと登録済みパスワードを使って、本登録の手続きが開始となります。

メールに記載のURLへアクセスしてログインすると、②個人情報登録プロセスが開始となります。

このプロセスにおいてはトラストレンディングの規約・約款を読むことからスタートし、その後には自身の個人情報、金融機関、投資家特性に関する情報を入力することになります。

トラストレンディングと入出金に使う銀行口座をここで登録する必要がありますので、銀行通帳 or キャッシュカードなど銀行口座情報が分かるものを手元に準備しておきましょう。

投資家特性の入力欄においては、過去の株式・投信などの投資経験、また今回ソーシャルレンディングへの投資に対する思いなどを入力することになります。

様々な金融サービスで同様の入力を行いますが、どんな入力をしてもわたしは口座開設を拒否されたことはありませんが、これは単なるアンケートとして情報収集しているんでしょうかね?

3.本人確認書類

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②の個人情報登録を終えたら、本人確認書類の提出画面に切り替わります。

ここで提出が必要なものは、身分証明書と銀行口座証明となります。

わたしは身分証明書として自動車免許、銀行口座証明としてキャッシュカードを写真で撮影してメールで送りました。

送付先のメールアドレスは上図の「画像添付用メールを送信」というボタンから取得することができます。

郵送という方法もあるようですが、このご時世ですしメール添付すればほんの数分で終わるので楽ですよね。

4.完了

本人確認書類を送ると、トラストレンディングで審査が行われます。

無事、審査に通過すれば、登録した住所宛てに「認証キー」が記載された書面が「簡易書留郵便」で送られてきます。

書面が手元に届いたらTrust Lendingのマイページで「認証キー」を入力することで会員登録が完了し、トラストレンディングファンドへ投資できるようになります。


トラストレンディング


以上、本日はここまで。

わたしは「3.本人確認書類」の送付まで終え、審査待ちの状況です。

早くトラストレンディングを始めたくてウズウズしていますが、楽しみに待つこことします。

それでは!

2016年11月29日火曜日

トラストレンディング|高配当・担保付きのソーシャルレンディング:Trust Lendingとは?

現在、わたしは様々なソーシャルレンディングに投資していますが、ひとつ気になるソーシャルレンディングがあり、投資先をまた1つ増やそうかと検討しています。

検討中のサービスとは「Trust Lending(トラストレンディング)」です。

トラストレンディングとは?

Trust Lending(トラストレンディング)とは、株式会社トラストファイナンスが運営するソーシャルレンディングサービスです。

ソーシャルレンディングとは、金融型(投資・株式・融資)の投資商品に分類されるものです。

インターネットで融資を必要とする個人・企業に対して投資家がファンドを介して出資をおこなうもので、事業からあがった収益を投資家の出資比率に応じて分配しています。

【トラストレンディングの仕組み図】

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(引用:トラストレンディングのオフィシャルHP)

トラストレンディングのファンドの特徴

ソーシャルレンディングを提供する企業が数多く出てきている中、私もmaneoを始めとして4つのサービスで既に投資実行中です。

【投資中のソーシャルレンディング】

  • maneo
  • アメリカンファンディング
  • クラウドクレジット(Crowdcredit)
  • みんなのクレジット

他のソーシャルレンディングと比べた時に、トラストレンディングの特徴としては以下の点が上げられるかと思います。

魅力

高い利回り

現在募集中のファンドや過去のファンドを見ると、平均して10%前後の運用利回り(税引き前)でとなっています。

融資先が国内にもかかわらず運用利回りが10%前後というのは、同じ国内融資を中心としたmaneoと比べると、かなり高い水準となります。

担保付き

私がこれまでのファンドをざっと見たところ、全案件が不動産担保 or 金銭債権担保付きとなっており、しかも評価額が融資額を上回る設定となっています。

万一、融資先からの返済が滞ったとしても、投資した資金の全額 or 大部分を回収できる可能性を高めてくれます。

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(引用:トラストレンディングのオフィシャルHP)

キャッシュバックキャンペーン

新規に会員登録していくつかの条件を満たすと、下図の通りキャッシュバックを受けることができます。

条件といってもハードルの低いものばかりなので、確実にゲットできるでしょう。

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懸念点

融資先への負担が大きい

投資家にとって利回りが高いことが魅力である反面、融資先企業にとっては返済の負担が高いことを表しており、貸し倒れのリスクを懸念します。

また融資先企業は投資家の利回り以外にも、下図の通りトラストファイナンス社への営業者報酬(融資金額の2%)を支払っているため、利回り:10%のファンドであれば、融資先企業は年間12%もの支払い負担となるわけです。

【融資先企業の支払い概要】

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(引用:トラストレンディングのオフィシャルHP)

ファンド件数が少ない

募集されている案件が少なく、11月29日時点では1件も募集中ファンドがありません。(12月1日から2ファンドが募集開始予定)

長期的に再投資していくことも考慮すると、投資案件が途切れる期間が生じてしまうことで機会損失を被るかもしれません。


トラストレンディング

運営会社:トラストファイナンスとは?

上記の通り若干の懸念はあるものの、ファンド利回りが良いこと、全案件担保付きであることから、収益性と安全性に魅力を感じています。

最後に、トラストファイナンス社について調査したうえで、最終判断を下したいと思います。

会社概要

会社名 株式会社トラストファイナンス(英文:TrustFinance Ltd)
所在地 東京都港区海岸3丁目9番15号 LOOP-X 7F
代表者 代表取締役 松本 卓也
設立 平成17年6月
資本金 100,000,000円
事業内容 金融コンサルティング業務
M&Aアドバイザリー業務
ファイナンシャルアドバイザリー業務
第二種金融商品取引業務
事業者金融事業
企業再生支援事業
金融関連ソフトウェア開発業務
金融事務受託業務
個別信用購入あっせん業
ソーシャルレンディング事業

本業は●●●●開発

上記の事業内容を見ると、トラストファイナンス社の事業は多岐に渡ることが伺えます。

代表者:松本 卓也さんのインタビュー記事によると、驚きの事実が発覚しました。

実はトラストファイナンス社の本業はシステム開発なのです。

同社はもともと過払い金の算出をするシステムや、割賦の販売システムなどを構築・販売しており、現在も保守メンテナンスを行っています。

その後に貸金業へと業務拡大していった流れで、ソーシャルレンディングにあたるトラストレンディングも始めたそうです。

ソーシャルレンディング事業は2015年から開始した新事業であり、同社の売上全体から見れば5%~10%程度の売り上げに過ぎないようです。

・・・さて、

このことを聞いてどう思いますか?

私は、ソフトウェア事業という確かな収益源がある中で、ソーシャルレンディングにチャレンジする同社に好感を持ちました。

もしソーシャルレンディングがうまくいかなくても他の事業で稼ぎがあるわけですから、トラストファイナンス社が急に倒産するリスクは低くなるのでは?と推察できるためです。


トラストレンディング


以上、本日はここまで。

今回はトラストレンディングのソーシャルレンディングとしての魅力と、運営会社:トラストファイナンスに書きました。

トラストファイナンス社の本業はIT企業ということで、新規参入者が多いソーシャルレンディング業界の中でも異彩を放っています。

私もITの仕事に携わっているので、陰ながら応援しつつ、トラストレンディングでの投資も進めたいと思います。

それでは!

2016年11月28日月曜日

クラウドクレジット|メディアやブログに見るクラウドクレジットの本当の評判

わたしは様々なソーシャルレンディングに投資し、このサイトでも運用状況を報告させてもらってますが、投資した中で気がかりなサービスがクラウドクレジットです。

9月に投資申し込みをしたのですが、先日の投稿でもご説明した通り、2017年5月と随分先のを配当開始を予定しています。

高利回りなので楽しみでもあるものの、配当開始前の貸倒れなどで元本含め全く回収できないまま終わるのでは?といったリスクも心配です。

そこで今回はクラウドクレジットの本当の評判・評価を調べ、私自身を安心させたいと思います。(不安材料は見つからないで欲しいと願いつつ・・・)

※クラウドクレジットの概要、ファンドの特徴などの説明は割愛します。そもそもクラウドクレジットとは?を知りたい方は過去の投稿をご参照ください。

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ソーシャルレンディングCrowdcredit

メディアの評判・評価

 

最近、クラウドクレジットは大手メディアで取り上げられる機会も増えてきました。

特に日経新聞社にはたびたび取り上げられている姿を見かけます。

日経新聞社から良いとも悪いとも評価されてはいないのですが、数あるソーシャルレンディングの中でわざわざクラウドクレジットが言及されていることから、ソーシャルレンディング業界でも良い立ち位置にいることが伺い知れます。

日経新聞の記事

今年の10月に日経新聞に関連記事が2度も取り上げられています。

2016年10月19日

兜町でフィンテック育成へ 資産運用分野で環境整備

日本橋兜町で金融とIT(情報技術)を融合したフィンテック関連の資産運用会社を誘致・育成へ――。

平和不動産や複数のベンチャー企業による新たな試みで、11月に一般社団法人を設立し、フィンテック関連のベンチャーの育成を主導する。関係機関に規制緩和を働きかけるなど環境整備を進める。

中心メンバーは平和不動産のほか、フィンテック企業のロボット投信やクラウドクレジット、トムソン・ロイター・マーケッツ。

2016年10月29日

ソーシャル融資活発に 、不動産を担保/リスク見極め難しく

クラウドクレジットは米国、エストニア、フィンランドなどのクラウドファンディング業者に貸し付ける形で世界各国の中小事業者や個人に融資する。

経済成長率は高いが資金調達の難しい新興国向けに多く貸し付けることで、期待利回りは10%程度と高い。

各国業者が持つ信用度を点数化する統計的なモデルを精査して貸し付けのリスクを抑制。

融資成立額は10億円を超え、口座開設者は1千人を突破したという。同社はペルーの不良債権投資なども手掛ける。

日経ヴェリタスの記事

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(引用:maneoのニュースリリースより)

2016年9月18日

日経ヴェリタスでもソーシャルレンディングの拡大について特集されており、その中でクラウドクレジットのことが触れられています。

クラウドクレジットの組成するファンドが他のソーシャルレンディングと比べて、海外志向・高利回りという特徴がある点が解説されています。

海外向けの融資を手掛けるのはクラウドクレジット。

中南米やアフリカ、東欧など経済成長が期待でき、資金需要の旺盛な地域が対象だ。

現地の中小企業や個人に事業資金などとして貸し出す。

3月に募集を始め、同社の人気商品となった「カメルーン中小企業支援プロジェクト」は投資家が受け取る利回りが年12~13%台と、国内向けのソーシャルレンディングを大きく上回る。

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ソーシャルレンディングCrowdcredit

投資ブロガーの運用状況

続いて、実際にクラウドクレジットへ投資している人の運用状況について確認したいと思います。

「ファイアフェレット」さんのクラウドクレジット

トップバッターはわたしのブログとも相互リンクを貼らせてもらっているソーシャルレンディングの有名ブロガー:ファイアフェレットさんの運用状況です。

ソーシャルレンディング投資結果報告2016年9月期」という記事を参考にさせてもらいました。

2016年9月時点で6ファンド205万円も投資されているそうです。(すごい額ですね・・・)

9月には11,000円程度の分配金(税引き後)を手にされたようで、返済遅延や貸倒れとなっている案件はなさそうです。

「けにごろう」さんのクラウドクレジット

つづいて、上記ファイアフェレットさんと同じくソーシャルレンディングの有名ブロガーのクラウドクレジット運用状況を見てみます。

2016年10月 投資中ファンド一覧」という記事を参考にさせてもらいました。

2016年10月時点で6ファンド250万円も投資されているそうです。(ファイアフェレットさんよりさらにすごい額ですね・・・)

分配金金額は特に言及されていませんが、返済遅延や貸倒れとなっている案件はなさそうです。

「おしょわ」さんのクラウドクレジット

最後に、2014年からソーシャルレンディングへ投資している「おしょわ」さんのクラウドクレジット運用状況を見てみます。

投資状況更新:2016年1月−6月配当実績」という記事を参考にさせてもらいました。

2016年6月時点で17ファンド570万円も投資されているそうです。(前述の2人よりさらにすごい額。ってかソーシャルレンディングの1サービスだけに500万円超って・・・)

分配金は月平均で12,000円程度だったようですが、約半分のファンドしか配当金はスタートしていないそうで、残りの配当がスタートすれば月に25,000円ほどの配当を見込んでいるようです。

なお返済遅延や貸倒れとなっている案件はなさそうです。

まとめ クラウドクレジットの本当の評判

クラウドクレジットの本当の評判を調べた結果、総じてポジティブな内容が多かったと思います。

  • クラウドクレジットは日経新聞を始め様々なメディアに取り上げられており、ソーシャルレンディングの中でも注目株である
  • 伊藤忠商事など大手・有名企業からの出資を受け、財務基盤の強化や信用力が向上
  • 実際に投資している有名ブロガー3人の運用状況も順調

以上、本日はここまで。

クラウドクレジットに関わる評判・評価は上々なようで、わたしの不安も解消されました。

この結果を受け、安心して2017年5月の配当開始を待てそうです。

それでは!

2016年11月27日日曜日

SEO動画|ペンギンアップデート4.0からみるアフィリエイトサイトのあり方

今回はブログを書いている人、Webコンテンツでアフィリエイトビジネスをしている人向けに、とってもためになる動画について紹介したいと思います。

その動画とは、アフィリエイトフレンズ社主催のイベントでの講演「SEOペンギンアップデート4.0からみるアフィリエイトサイトの在り方」です。

そしてその講演の動画がアフィリエイトフレンズの無料会員に公開されていたので、さっそく拝聴したところ、今後のブログ運営に非常に役立つ内容でした。

アフィリエイトフレンズ

アフィリエイトフレンズ

アフィリエイトフレンズ(Affiliate Friendes)とは?

ご紹介したい動画の話をする前に、そもそもアフィリエイトフレンズとは何者か?をご紹介します。

アフィリエイトフレンズとは広告を出稿するアフィリエイター(ブロガー)とASP(ネット広告代理店)とをマッチングするための会員制サービスです。

アフィリエイトフレンズはアフィリエイターが商品への正しい理解を深めたり報酬をあげやすくしたりするために、アフィリエイターを支援しています。

例えばアフィリエイトフレンズの会員は、提携ASPや広告主が実施するセミナーへの参加、セミナー動画の視聴のほか、サイト作成や勉強会などのイベントへの参加できるようになります。

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(引用:「アフィリエイトフレンズ」オフィシャルHP)

ここまで聞くと盛りだくさんのサービス内容で有料?のように見えますが、これらのサービスはほとんどが無料で利用可能となっています。

そのアフィリエイトフレンズ主催で、11月19日にアフィリエイターやASPを集めた忘年会が開催されました。

そしてイベント内で今回ご紹介したい動画「SEOペンギンアップデート4.0からみるアフィリエイトサイトの在り方」が披露されました。

動画「SEOペンギンアップデート4.0からみるアフィリエイトサイトの在り方」とは

このSEOセミナーは、検索サイトGoogleが2016年10月に行ったペンギンアップデート4.0(検索エンジンのプログラムアップデート)に関する講演でした。

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そもそもペンギンアップデートとは何かというと、「質の低いリンクがあるサイト」や「スパムサイト」中心に評価を下げるアップデートのことです。

さらにこういった質の低いリンクを多数受けているWebサイトも、リンク元Webサイトと同様に評価を下げてしまいます。

今回のペンギンアップデート4.0の最大の特徴は判定基準が非常に厳しくなったことで、これまで問題なかったサイトまでスパム判定され、Google検索に表示されなくなったブロガー・アフィリエイターが続出し、大騒ぎになっているようです。

そこでこの「SEOペンギンアップデート4.0からみるアフィリエイトサイトの在り方」と題したセミナーでは、ペンギンアップデート4.0でスパム判定されないための方策、さらには逆にペンギンアップデート4.0から高い評価を得るためのWebコンテンツ作りについてアドバイスがなされています。

Webサイトやブログを持つ人にとってまさに必見の動画です。

動画の概要

簡単に概要を書くと、以下のような項目を話されています。

  • アフィリサイトが狙われていて、Google検索からの退場者が続出!
  • アフィリサイトがダメなのではなく、ダメなサイトがダメ
  • Googleからペナルティを受けるサイトに共通する特徴
  • 今後のアフィリエイトサイト構築の肝要
  • アフィリサイトがナチュラルリンクを得る方法は?
  • まとめ

ペンギンアップデート4.0で注目されているのはスパム判定が厳しくなったことであり、この動画でも厳しさについて例示しながら説明がありました。

なるほどGoogleは本当に賢いやり方で監視しているもんだな~、と感心してしまいます。

ただ私の場合は、自分のブログがスパム判定されないことが確認できたため、安心しました。

また、今後Googleの検索エンジンが重視するコラム性やオリジナリティについて学ぶことができ、自分のブログにもどんどん取り入れていきたいと思いました。

会員制の動画なので内容を書きすぎると怒られそうなので簡単に概要を伝えるにとどまりましたが、詳細を知りたい方は無料会員登録後に自分の目と耳で確認するといいでしょうか。

アフィリエイトフレンズ

アフィリエイトフレンズ


以上、本日はここまで。

それでは!

2016年11月26日土曜日

仮想通貨|絶好調のビットコインとマイナス運用中のエターナルコインの運用状況(2016年11月版)

2つの仮想通貨:ビットコインエターナルコインの月次の運用報告をします。

前者のビットコインは言わずもがな世界トップシェアの仮想通貨で、投資や仮想通貨に興味がない人でも名前は聞いたことがあるほど知名度が高い通貨です。

後者の仮想通貨:エターナルコインとは、2015年1月に日本企業が始めたばかりの純国産の新興仮想通貨で、あまり馴染みのないものかもしれません。

純国産にひかれて、投資を始めました。

両通貨ともに、先月の報告時点では黒字を確保していましたが、今月はどうなっているでしょうか?

ビットコイン|国内大手:bitFlyer取引所

ビットコインを売買できる取引所は、国内外問わず無数にあります。

そんな数多くの取引所から、わたしは日本大手のビットコイン取引所であるbitFlyerで運用しています。

bitFlyerに対してはQUICK・三菱UFJキャピタル・GMOなど数多くの有名企業が出資していますので、玉石混交の取引所において、bitFlyerは信用力が高い取引所とも言えます。

実績も十分で、bitFlyerの独自調査ではありますが、国内ビットコイン取引所の3冠王(月間取引量・ユーザー数・資本金)ということです。(2016年6月時点)

ビットコインの運用成績

ここからは、ビットコインの運用状況を見ていきます。

bitFlyerへログインすると、下図の「資産状況」が表示され、自分が保有するビットコイン数や総資産額を見ることができます。

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ビットコイン資産:168,960円(前月比+32,127円)
日本円資産:802円
アカウント残高:169,762円

出資額:100,000円
差引損益:+69,762円(+69.8%)

前月比で+32,127円とものすごい上昇幅となりました!

運用開始当初から見ると69,000円(69%)のプラスとなり、資産倍増も見えてきました!

直近1カ月のチャートを見ると、ビットコイン価格は下図のような推移をしていました。

10月から上昇基調ではあったのですが、11月中旬を契機に爆騰した感じがします。

ちまたでは、トランプ相場の余波で投機筋資金がビットコインにも流入した?なんて見解もあるそうです。

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エターナルコイン|国内唯一:エターナルライブ

続いて、2つ目の仮想通貨:エターナルコインの運用実績について見ていきましょう。

エターナルコインを取引できるのは、日本国内ではエターナルライブのみとなっています。

エターナルライブの口座情報

さっそくエターナルライブへログインしてみると、下図のトップ画面が表示されます。

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出たーーー!

これが何を表すか分かりますか?

XECはエターナルコインで、JPYが円の保有残高、ここまではギリギリ分かります。

でも私はエターナルコイン内でいくら総資産があるのでしょうか?

そう、このトップ画面からは現在資産額が全く計算できない、不親切極まりないユーザーインターフェースなんです。

私は毎月のようにこの画面を見ては怒ってブログに書いているのですが、一向にユーザーインターフェースの改善がなされる兆しはありません。

もっとブログ知名度を上げて、影響力を持ったら改善してくれるんですかね?

さて気を取り直して、手計算で自分の資産状況を計算することとします。

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ソーシャルレンディングCrowdcredit

エターナルライブの現在残高の計算

エターナルライブ内の「XECを買う/売る」メニューから、エターナルコインの現在の売買レートを調べます。

下図の通り、売りレートは615円/1エターナルコインとなっています。

前回よりレートが下がってる。。。

絶対ヤバいよエターナルコイン。

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<計算式>

JPY:67円(日本円の持ち分)
XEC:79(エターナルコインの持ち分)

売レート:615円(11/26 10:00頃)
XEC→円換算:48,585円(前月比ー1,975円)
合計残高:48,652円

出資額:50,000円
差引損益:- 1,348円(-2.7%

前月と比較すると-1,975円と下落し、ついにマイナス運用に突入してしまいました。

エターナルコインの直近1カ月の急落チャートは下図の通りです。

チャートから11月は明らかに下落基調だったこと、そして取引量が激減していることが分かります。

月中は1XEC500円にも到達しようとしており、かなり危機的水準にきているかもしれません。

エターナルコインふんばれ!!

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ビットコインとエターナルコインの推移

ビットコイン・エターナルコインの評価額の推移は下図の通りです。

ビットコインはしっかり素晴らしい上昇基調を継続して過去最高値を更新し、エターナルコインは下落が止まらずで過去最安値を更新中です。

ついにエターナルコインが元本割れし、マイナス運用に突入してしまいました。

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以上、本日はここまで。

ビットコインは順調にプラス額を増やしていますが、エターナルコインはこのままマイナス幅を広げていってしまうのでしょうか。

エターナルコインはメイドインジャパンの仮想通貨ですし、引き続き応援したいです。

それでは!

2016年11月25日金曜日

デジタルクーポン債|利回り・リスクを検証した結果、ハイリスク金融商品だったことが判明!

前回の投稿では、デジタルクーポン債券(EB債)についてご紹介しました。

期待利回り10%超の商品も珍しくないほど高利回りな金融商品である一方で、ノックイン判定された場合に大幅な元本割れをしてしまうリスクも伴う商品です。

今回の投稿では、現在、実際に販売されているデジタルクーポン債を取り上げつつ、その商品が本当に魅力的なのか、それとも危険度が高いのか検証してみたいと思います。

現在販売中のデジタルクーポン債

デジタルクーポン債でググってみると、Googleの1ページ目に表示された中で唯一販売中だったのがSBI証券の商品でした。

SBI証券の以下5商品のうち3つを取り上げて検証することにしました。

  • EB債(デジタルクーポン/ヤマハ発動機)
  • EB債(ディー・エヌ・エー)
  • EB債(デジタルクーポン/マツダ)
  • EB債(デジタルクーポン/日経平均レバレッジETF)
  • EB債(デジタルクーポン/LINE)

※EB債=デジタルクーポン債

SBI証券のデジタルクーポン債 3商品の概要

社名 運用期間 利払い
判定水準
利払い
(高)
利払い
(低)
早期償還
判定水準
ノックイン
判定水準
デジタルクーポン/
ヤマハ発動機
1.5年 当初価格×
85%
年利9% 年利0.5% 当初価格×
105%
当初価格×
70%
デジタルクーポン/
マツダ
1.5年 当初価格×
85%
年利10% 年利0.5% 当初価格×
105%
当初価格×
70%
デジタルクーポン/
ディー・エヌ・エー
0.5年 年利11% 当初価格×
85%
当初価格×
85%

各商品の概要は上表の通りです。

ヤマハ発動機とマツダは似た商品で、運用期間1.5年のうち高い利払いが支払われる株価水準が当初×85%、ノックイン判定水準は当初×70%まで株価が下落した時です。

一方でディー・エヌ・エーは少し癖があって、運用期間は半年と短く利払いも一律11%となっているのですが、ノックイン判定水準が当初×85%まで株価が下落した時とかなり厳しい裁定になっています。

それでは各商品について過去の株価をもとにリスク検証をしてみましょう。

新しいソーシャルレンディング クラウドクレジット

デジタルクーポン債のリスク検証

過去の株価2014年1月1日~2016年11月24日を使ってリスク検証をしてみました。

過去の特定日(例えば2014年1月1日)にデジタルクーポン債が発行されたと仮定して、運用期間中に償還時元本割れリスクが高まるノックイン判定に株価がタッチするかどうかを検証しました。

デジタルクーポン/ヤマハ発動機のリスク

 

発行日は1.5年の運用期間が取れることを前提に、2014年1月1日~2015年5月22日までの338営業日で検証したところ、以下の結果になりました。

  • 営業日:338
  • ノックイン判定に達する:127
  • ノックイン判定に達しない:227

要するに発行日が338回あったとして、127回は大きく元本割れするリスクを背負うかどうか?ということです。

デジタルクーポン/マツダのリスク検証

発行日は1.5年の運用期間が取れることを前提に、2014年1月1日~2015年5月22日までの338営業日で検証したところ、以下の結果になりました。

  • 営業日:338
  • ノックイン判定に達する:189
  • ノックイン判定に達しない:149

要するに発行日が338回あったとして、189回は大きく元本割れするリスクを背負うかどうか?ということです。

デジタルクーポン/ディー・エヌ・エーのリスク検証

発行日は半年の運用期間が取れることを前提に、2014年1月1日~2016年5月22日までの584営業日で検証したところ、以下の結果になりました。

  • 営業日:584
  • ノックイン判定に達する:277
  • ノックイン判定に達しない:307

要するに発行日が584回あったとして、277回は大きく元本割れするリスクを背負うかどうか?ということです。

リスク検証の総評

社名 ノックイン
比率
デジタルクーポン/
ヤマハ発動機
37.6%
デジタルクーポン/
マツダ
55.9%
デジタルクーポン/
ディー・エヌ・エー
47.4%

過去の株価で検証した結果、元本割れリスクが高まるノックインに達する比率は上表の通りです。

判断はみなさま次第だと思いますが、少なくともハイリスク商品と呼ぶに相応しい結果だと思います。


以上、本日はここまで。

デジタルクーポン債を過去データで検証したところ、かなり博打要素が高いことが分かりました。

私が投資判断するなら・・・う~んって感じです。

それでは!

2016年11月24日木曜日

デジタルクーポン債券|利回り10%超の投資商品EB債とは?

SBI証券のマイページを見ていたところ、すごく気になる投資商品を見かけました。

その金融商品とは

EB債/デジタルクーポン債 期待利回り11%!

デジタルな債券?という意味なのでしょうが、国債や社債の取引は既にインターネットでできる時代なのにわざわざデジタルという別名だし、期待利回り11%という債券としては異常なくらい高利回りだし、きっと何かしらの仕掛け金融商品であることは推測できますが。

さっそくデジタルクーポン債について調べてみました。

EB債/デジタルクーポン債とは

デジタルクーポン債とは、株式や為替レートなどの対象とされる資産の価格が基準値を上回ったか、下回ったかなどの状況をもとに、利率が決定される債券。

利率が2つ(以上)の条件に分かれるため、0と1で数値を表現する二進法を採用した「デジタルコンピュータ」が名称の由来になったといわれる

(引用:野村證券の証券用語解説集より)

なるほど、基準価値より上か下かで利回りが変動する投資商品ということですね。

具体的なデジタルクーポン債の商品を取り上げて見てみましょう。

マネックス証券のデジタルクーポン債から仕組みを学ぶ

マネックス証券で売り出されていた商品を題材に、デジタルクーポンの仕組みを理解してみましょう。(現在は販売終了)

商品概要

マネックス証券で取り扱いのあるデジタルクーポン債の正式名は、

フィンランド地方政府保証機構保証付 フィンランド地方金融公社 2018年6月28日満期 円建 早期償還条項付 参照株式株価連動債券(デジタルクーポン型・マツダ株式会社)

・・・名前が長すぎ。

正式名を聞いただけで商品内容を理解することを諦めてしまいそうですね。

かみ砕いてポイントを説明すると、以下の通りです。

  • フィンランド地方金融公社というフィンランド法人が発行する社債である
  • 運用期間は2016年6月28日~2018年6月28日の2年間である
  • 利払いの利回りは変動制で、マツダ株式会社の株価変動を判定基準とする
  • 年に4回、株価で判定のうえ利払いされる

どうでしょう?すっきり理解できましたか?

疑問として残るのは、「利回りはマツダ株式会社の株価変動を判定基準」とい部分ですね。

いったいどのような判定方法で利回りが計算されるのでしょうか?

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利回りの仕組み

マネックス証券の本商品(フィンランド地方金融公社・デジタルクーポン債・マツダ株式会社)紹介ページを見ると、利回りについて以下の通り記載があります。

利回り計算

初回利払日:2016年9月28日は年14.60%(税引前)、2回目の利払い日~満期償還日までの利回りは以下の通り計算されます。

  1. 利率評価日におけるマツダの株価終値が、利率判定水準以上の場合:年14.60%(税引前)
  2. 利率評価日におけるマツダの株価終値が、利率判定水準未満の場合:年0.10%(税引前)

※利率判定水準とは運用開始時の株価×85%を指す

なるほど。

投資した時の株価×85%が利率判定水準となるということです。

すなわち、利率評価時に投資時点から株価下落が15%に達してなければ、年利14.6%相当もの利払いを受け取ることができる、15%以上も下落してしまっていたら、年利0.1%相当しか利払いを受け取れないということですね。

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(引用:マネックス証券のデジタルクーポン型・マツダ株式会社のページより)

早期償還判定

上記の話を聞くと、デジタルクーポン債の参照株式の株価が大きく下落しなればずっと高利回りの配当を受け取ることができるように聞こえますね。

しかし、実は株価が上がり過ぎた場合は、債券が満期より前に償還されるイベント:早期償還が起きることがあります。

デジタルクーポン債券が早期償還されるのは、3ヶ月毎の「早期償還評価日(※)」に参照株式の株価終値が早期償還の判定水準を超えた場合です。

今回、事例として取り上げているデジタルクーポン債・マツダ株式会社で言えば、早期償還判定水準は当初価格×105%を超えた場合となっています。

つまりデジタルクーポン債の運用が始まって以降、判定日に当初株価に対して5%以上株価があがっていた場合は、判定日の当該利払いをもって運用終了となってしまうわけです。

5%の株価上昇なんて普通にあるので、厳しい基準に見えますね

※早期償還評価日:満期日を除いた各利払日の5営業日前

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(引用:マネックス証券のデジタルクーポン型・マツダ株式会社のページより)

ノックイン判定

デジタルクーポン債は元本割れするケースもあり、その時に起きるイベントがノックイン判定です。

ノックイン判定とは、運用期間中にマツダの株価がノックイン判定水準=当初価格×65%未満となった場合に発動されます。

ノックインが起きると、満期償還額がマツダの株価に連動することになるため、満期時の株価が当初価格より下がっていると、結果的に元本割れということになるわけです。

※ノックイン判定の株価まで下がらなかった場合、株価がいくら下がっていようが満期時の償還金額は元本100%

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(引用:マネックス証券のデジタルクーポン型・マツダ株式会社のページより)

まとめ EB債/デジタルクーポン債の投資家損益

ここまでご説明した内容をまとめたのが下図となります。

つまるところ、投資家が損をするケースは、参照株式銘柄の株価がノックイン判定水準まで下がる場合です。

今回取り上げたデジタルクーポン債・マツダ株式会社の例でもそうですが、ノックイン判定は35%下落とかなり大きな下落水準となるため、一度ノックイン判定された後に株価が当初価格まで戻るというのは至難の技でしょう。

逆に、運用期間中にノックイン判定まで株価が下がるリスクが極めて低いと判断できるのであれば、0.1%~10数%もの高利回りを得ながら元本も保証される商品ということになります。

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(引用:マネックス証券のデジタルクーポン型・マツダ株式会社のページより)


以上、本日はここまで。

デジタルクーポン債、いかがでしたか?

ノックイン判定まで株価が下がった時の損失額の大きさが怖いですし、昨今の株価の起伏の激しさを考慮すると、投資しづらい商品だと私は感じました。

参照株式銘柄の将来展望をしっかりできるかが肝ですね。

それでは!

2016年11月23日水曜日

Crowdcredit|クラウドクレジットへ投資する際は運用期間にご注意を!

このブログでも何度か投稿したソーシャルレンディングCrowdcreditについて、新たな発見、もっと言うと新たな誤算が分かったのでご紹介したいと思います。

9月に投資実行したのに、2カ月たっても分配金に関するお知らせが届かないから何かおかしいな~、、、と思っていたら、まさかの誤算でした。

Crowdcreditとは

まずCrowdcreditについておさらいから始めます。

Crowdcreditとはソーシャルレンディングの1つであり、海外の個人・法人を中心に融資していることが特徴的なサービスです。

海外中心にファンドが組成されるため、私が普段使っているmaneoでは実現できないような年利10%以上のファンドもたくさん用意されています。

10%以上の利回りと聞くと投資詐欺に合うのでは!?と警戒アンテナが高くなってしまいます。

しかしCrowdcreditは伊藤忠商事から増資を受けるなど、有名企業の資本を積極的に受け入れて運営されているため、財務基盤や信頼性が一定のレベルに達していることが分かります。

Crowdcreditが信頼おけるソーシャルレンディングであれば、投資家は商品選定時のリスク判断にのみ集中すれば良いことになります。

案件種類や案件ごとの戦略も多様となっており、案件選定は投資家の腕の見せ所といえます。

私もCrowdcreditの提供する多種多様なハイリスクファンドにチャレンジしてみたいと思うようになり、2016年9月に初めて投資しました!

crowdcredit
ソーシャルレンディングCrowdcredit

ペルー債務者ファンド

Crowdcreditで私が初めて投資したファンドは「ペルー小口債務者支援プロジェクト23号」でした。

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ファンド基本情報

当初販売金額   :1,000万円
期待利回り    :10.5%

最低投資金額   :50,000円 
投資期間     :3年

分配方法     :毎月分配(元利均等方式)
通貨       :円建て

商品概要:投資家からの資金を元に延滞債権へ投資を行う。延滞債権とは、銀行から延滞している零細企業向けローンや消費者向けローンを額面の数%の金額で購入し、債務者から回収するもの。

ペルー債務者ファンドへ投資した理由

このファンドへ投資したポイントは以下の3点です。

  • 収益性:期待利回り10%超で手数料”なし”
  • 安全性:ペルーが南米随一の経済安定国家であること
  • 分配方法:元利均等払い(一般的なソーシャルレンディングの分配方法である満期時一括と比べるとリスクを低減)

投資期間が3年と長い気もしましたが、分配方法が元利均等払いで、毎月元本も戻ってくるのでいいか♪と楽観視してましたが、実はこの分配に誤算がありました。

分配の開始時期が半年後!?

ペルー債務者ファンドへ2016年9月に投資して11月下旬になっても分配金の情報が音沙汰なしだったので、改めてマイページからファンドの分配予定表を確認しました。

すると、なんと!

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(引用:「ペルー小口債務者支援プロジェクト23号」の商品ページ)

貸付実行が2016年10月中旬になっているにもかかわらず、分配開始時期が7か月後の2017年5月上旬となっています!

なるほど、この7カ月は分配も受け取ることができず、ただただ指を加えて待っている期間ができてしまうわけですね。

早々に分配が始まって、元本+分配金が毎月入ってくるもんだと思い込んでました。

確認を怠った私が悪いのですが、とほほな限りです。。。

Crowdcreditファンドへ投資する際の注意点

投資してみて分かった教訓をまとめます。

  • Crowdcreditの2年未満のファンドは、分配金・元本ともに満期時に一括される
  • Crowdcreditの2年以上のファンドは分配金や元本が毎月分配される方式が多いが、分配開始月は投資開始月からかなり後になる

結局、満期時に満額償還されれば何も問題ないんですけどね。

ペルー債務者ファンドのような長期物の場合、早く分配金を受け取って、少しでも手元に回収したいというわたし個人的な焦りでした。


以上、本日はここまで。

今回はCrowdcreditでの誤算に関する話でしたが、やっぱり投資してみて初めて気が付くことって多いですよね。

これからもいろんなチャレンジをして、このブログで情報提供していきたいと思います。

それでは!

2016年11月22日火曜日

アフィリエイト|ブロガーBさんのGoogle AdsenseやA8.netの実績公開(2016年10月)

わたしが勝手に中級ブロガーと呼んでいるBさんのブログのアフィリエイト収益に関して月例の実績報告を行います。

もともとこの投稿は、BさんのGoogle Adsenseの実績公開をする場だったのですが、Bさんはアフィリエイトビジネスの領域を拡大中で、Adsense以外にも実績を上げ始めました。

Adsense以外ではアフィリエイトの1件:A8.Netと、個別企業とのアフィリエイト契約を1件も締結されているそうなので、Adsense以外のアフィリエイト収益も合わせてご紹介したいと思います。

Bさんのブログは2015年1月に開設され、もうまもなく丸2年になりそうです。

それではBさんブログの10月アフィリエイト実績の報告を始めます!

※Bさんからの希望でサイトを特定できる情報は伏せています

ブログの概要

Bさんのブログは、お金に関する話題を中心に数多くの記事が投稿されています。

私のブログ:ManiManiとも競合する内容ですね。

記事の内容は、例えば最近ニュースで話題になっているもの:トランプ大統領誕生に伴う金融マーケットへの影響や、株式・投信・FXなどの投資商品などが書かれています。

Bさんブログを他の有名Webサイトで例えるなら、お金の情報系サイトとして有名なniftyのわたしのマネー術に似た感じでしょうか。

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(画像出典:nifty 「わたしのマネー術」)

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ソーシャルレンディングCrowdcredit

Bさんのアフィリエイト(Gogle Adsense, A8.net)実績

今回はBさんにアフィリエイト実績を電話で教えてもらいました。

電話をかけると、何だかBさんの声が弾んでいるように聞こえます。

何が嬉しいことでもあったのかな?と思って話を進めたところ、すぐにその理由が判明しました。

Bさんの2016年10月末までのアフィリエイト実績推移は下表の通りです。

年月 アドセンス
収益
累計
記事数
収益/
1記事
特別
収益
15/07 ¥1,397 28 ¥50 ¥0
15/08 ¥1,251 35 ¥36 ¥0
15/09 ¥3,495 48 ¥73 ¥0
15/10 ¥9,986 67 ¥149 ¥0
15/11 ¥8,956 84 ¥107 ¥0
15/12 ¥8,462 101 ¥84 ¥0
16/01 ¥10,258 115 ¥89 ¥0
16/02 ¥14,813 134 ¥111 ¥0
16/03 ¥21,173 159 ¥133 ¥0
16/04 ¥36,422 174 ¥209 ¥10,000
16/05 ¥36,516 190 ¥192 ¥0
16/06 ¥39,924 211 ¥189 ¥10,000
16/07 ¥31,166 232 ¥134 ¥10,000
16/08 ¥45,917 256 ¥179 ¥10,000
16/09 ¥47,141 290 ¥163 ¥45,000
16/10 ¥59,723 320 ¥187 ¥77,000

上表をグラフで表現すると下図の通りです。

左Y軸 棒グラフ:Google Adsens収益(円)
右Y軸 折れ線グラフ:ブログの記事数

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2016年9月に続き、この10月もBさんのブログはGoogle Adsenseにおいてご自身の過去最高となる59,000円もの収益をあげたようです!

10月は投稿数を30本積み上げたそうなので、ほぼ1日1本投稿していたことになります。

ブログは地道に書き続ければ、収益も積み重なっていく典型的な良い例ですね。

特別利益

さらに今月特に特筆すべきは、上記アフィリエイト収益表における最終列:特別収益が77,000円もの数字を叩き出したことです。

9月からアフィリエイトポータルサイト:A8.netに参加し、2カ月目で一気にGoogle Adsense収益を大きく超える成果を出されたそうです。

Bさんブログのアフィリエイト収益合計

以上の内容から、2016年10月のBさんブログのアフィリエイト収益合計は・・・

約136,000円!

内訳は、、、

  • Google Adsense収益47,000円
  • A8.netアフィリエイト:77,000円
  • お金の専門学校:0円

Bさんブログは月に10万円を超え、地方の若手事務職員並みに稼ぐようになりました。

Bさん恐るべし、、、。


以上、本日はここまで。

中級ブロガーBさんの収益が軌道に乗ってきており、あっという間に10万円の大台を超えました。

Bさんの次なる野望は20万円越え、自分の大学新卒社員時の月給越えと言ってました。

Bさんは常々アフィリエイトで脱サラしたいってことを言うのですが、決して夢物語でない気がしますね。

これからも頑張ってください。

それでは!

2016年11月21日月曜日

ネットネット株|日本株式でバリュー投資銘柄を探した結果(2016年11月)

先月から「ネットネット株」投資に関する定例の投稿を始めました。

ネットネット株とは、“バリュー投資の父”として知られる米国の有名投資家ベンジャミン・グレアムが提唱するバリュー投資法です。

実際にネットネット株投資法を使った日本人投資家:かぶ1000さんは、40万円の元手を2億5,000万円にまで増やしたというとんでもない逸話もあるほどです。

ぜひわたしも日本株式銘柄から「ネットネット株」の法則に合致する割安銘柄を見つけたいと考え、毎月調査した結果を投稿したいと考えてます。

それでは、2016年11月のネットネット株探しを始めます!

バリュー投資法:ネットネット株とは

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まずネットネット株をおさらいするところから始めます。

ネットネット株は、ベンジャミン・グレアムというアメリカの経済学者が提唱した株式銘柄の選び方になります。

ベンジャミン・グレアムは「バリュー投資の父」とも呼ばれ、今や世界最高の投資家の1人として知られるウォーレン・バフェットの育ての親としても有名です。

グレアム氏が言うところの「ネットネット株」とは、現金などの流動資産から負債総額を引いた額の3分の2が時価総額よりも多い銘柄を指します。

ネットネット株=(流動資産-総負債)×66.7%>時価総額

この式が意味するのは、企業が所有する資産に対して株価が大きく下回っているということです。

つまり、株価下落リスクが低く安全域が大きい銘柄であると言えます。

ネットネット株の現代版アレンジ

グレアムが提唱するネットネット株のアレンジ版として、日本の個人投資家「かぶ1000」さんがさらに厳しく基準を設けたネットネット株投資法があります。

「正味流動資産に在庫評価額を入れず、有価証券を含んだ額から貸倒引当金や負債合計を引いた額が、時価総額よりも多ければ割安とみなす」という応用です。

私が計算する基準は、グレアム氏ではなく「かぶ1000」さんの判断基準に基づきネットネット株を探したいと思います。

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ソーシャルレンディングCrowdcredit

日本株式でネットネット株をリサーチ(2016年11月)

日本株といっても大量に株式銘柄があるので、当てずっぽうにネットネット株を探しまわってもラチが明きません。

そこで割安株を示す指数を検索条件に使って、スクリーニングを掛ける事にしました。

検索ツールとして、楽天証券のマイページから使用できるスーパーサーチという機能を用いました。

スクリーニング条件

PBR:1倍以下
PER:15倍以下
予想配当利回り:3%以上

割安株と無関係な配当利回りも加えてますが、投資するとなったら重要な判断基準になるので、高配当であることも条件に加えました。

スクリーニング結果

上記のスクリーニング条件で検索した結果、大型株で1銘柄、中小型株で14銘柄ほど抽出されました。

配当利回りの高い順に並べ、上からネットネット株の計算を進めてみました。

【先月計算した以下の株式銘柄は除く】

  • 日産自動車
  • 三井住友FG
  • 伊藤忠商事
  • 三社電機製作所
  • 合同製鉄
  • イワキポンプ
  • コニカミノルタ
  • 住友重機械
旭ダイヤモンド工業 フジ住宅 奥村組 ワキタ フルサト工業
流動資産
現金及び預金 12,598 872 15,353 18,887 10,958
受取手形、売掛金及び完成工事未収入金 11,528 87 113,190 22,666 23,680
(流動資産の)貸倒引当金 -286 -28 -1,665 -63 -30
その他資産
投資有価証券 10,993 473 66,250 5,895 2,767
(その他資産の)貸倒引当金 -1,065 -4 -2,192 -120 -110
流動負債
流動負債合計 -5,730 -24,253 -104,840 -14,482 -21,645
判定
正味流動資産 28,038 -22,853 86,096 32,783 15,620
時価総額 44,687 25,271 143,160 47,860 22,765
最終判定 × × × × ×

配当利回りが高い方から5銘柄ネットネット株の計算をしたところ、残念ながら全滅でした

フルサト工業が唯一惜しかったかな?という感じです。

また計算にあたって「フジ住宅」の販売用不動産を「売掛金及び完成工事未収金」に含めるかどうか迷いました。高い確率で現金化できますしね。

しかし不動産価格は時期によって上下変動するし、本当に販売できるか否か不透明なため、いったんは外しました。

今後も販売用不動産を流動資産の計算に含まないとすると、不動産業はネットネット株になる確率は極めて低いでしょう。


以上、本日はここまで。

今はトランプ相場真っただ中であらゆる株式銘柄が上昇しているので、ネットネット株に該当する銘柄は少ないんでしょうね。

これからも地道に探していきます。

それでは!

2016年11月20日日曜日

株主優待|2016年11月 お得な株主優待ランキング♪

日本株式投資の醍醐味とも言える「株主優待」について投稿します。

毎月、その月に権利が確定する株主優待の中から、特に優待利回りが高いものをピックアップして公開しています。

今回は11月に優待の権利確定※となる株式銘柄について調査しましたので、結果を発表します。

なお2016年11月の株主優待獲得の権利確定日は11月25日となっています。

優待を受けたい人は11月25日までに該当株式を取得、そして売却しないように注意しましょう。

それではお得な株主優待の発表を始めます!

2016年11月の株主優待お得度ランキング

2016年11月の株主優待銘柄は40銘柄ということで、先月10月の25銘柄と比べるとかなり数が多い方です。

また今月はわたしも大好きな金券(QUAカードなど)を優待とする銘柄が多いようなので、私も真面目に狙ってみようかなと思っています。

それでは11月の株主優待の紹介を始めます。

※最低投資金額や優待利回りは11月18日の終値で算出

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ソーシャルレンディングCrowdcredit

自社商品等のプレゼント 系

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銘柄 最低投資
金額
株主優待利回り
(年間)
株主優待
概要
ファーマライズHD
【確定月】
11月
¥54,000 2.59% 100株以上で、自社グループ製品3品より1品を選択。今期の優待品は、メディカルアロマピンズセット、医療用サプリメント「C-Max」、薬用ハミガキ粉「デンタルポリスDX」の3種類)
日本フイルコン
【確定月】
11月
¥57,000 1.75% 100株で1000円相当、1000株以上で2000円相当のワイン(自社グループ取扱い商品)
スター・マイカ
【確定月】
11月,5月
¥197,200 1.52% 100株以上で、5月は1000円分のQUOカード、11月は2000円相当の美容・健康・生活関連商品
マルカキカイ
【確定月】
11月
¥144,800 0.69% 100株で1000円相当、500株で2000円相当のグルメセット。1000株以上で3000円相当のグルメギフト券
アヲハタ
【確定月】
11月
¥246,600 0.41% 100株で1000円相当、1000株以上で3000円相当の自社製品詰め合わせ

小売りや飲食店の優待券 系

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銘柄 最低投資
金額
株主優待利回り
(年間)
株主優待
概要
バイク王&カンパニ
【確定月】
11月
¥218,000 4.59% 100株以上で1万円分の株主優待券。自社店舗・自社通販でのバイク購入時に利用可能(1人1枚限度)
アクトコール
【確定月】
11月
¥204,500 2.93% 100株以上で6000円分の株主優待券、または3000円分のQUOカード
キャンドゥ
【確定月】
11月
¥180,100 1.11% 100株以上で、100円+消費税相当分の株主優待券を20枚
壱番屋
【確定月】
11月,2月
¥388,500 0.51% 100株で1000円分、200株で2000円分、1000株で6000円分、2000株以上で1万2000円分の株主飲食優待券
串カツ田中
【確定月】
11月
¥713,000 0.42% 100株以上で1000円分の食事優待券を3枚

バイク王の優待利回りは4.6%と高いのですが、バイクに全く縁のない私にとっては全く魅力的でない。。。

金券系

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銘柄 最低投資
金額
株主優待利回り
(年間)
株主優待
概要
モリト
【確定月】
11月,5月
¥80,600 2.48% 100株以上で1000円分のQUOカード
タマホーム
【確定月】
11月,5月
¥56,100 1.78% 100株以上で500円分の株主限定特製QUOカード。または、100株で1%、1000株で2%、1000株以上で3%の住宅購入やリフォーム時の割引
日本毛織(ニッケ)
【確定月】
11月,5月
¥78,000 1.28% 100株以上で一律500円分のQUOカード。さらに、1000株で3000円分、5000株で5000円分、1万株以上で1万円分の株主優待割引券(割引券は5月のみ)
ファーストコーポレーション
【確定月】
11月
¥90,800 1.10% 100株で1000円分、1万株以上で2000円分のQUOカード

 


以上、本日はここまで。

今月はQUOカードなど金券系が豊富な優待月となっています。

モリトやタマホームに至っては、年間優待利回りが2%前後と非常に高く、魅力的ですね。

それでは!

2016年11月19日土曜日

日本株式|「株価の勝敗クッキリ…“市場騒然”トランプに消される23社」は本当か?

ドナルド・トランプ氏が大統領になることが決定して以来、米国・日本を含む株式市場が活況にわいています。

米国NYダウ株価指数は史上最高値を更新し続け、19,000にも迫るほどの勢いで上昇しています。

日経平均株価もNYダウの上昇、円安進行の恩恵を受けて一時18,000円台をつけるまで上昇しました。

日経平均株価の18,000円台といえば、今年2016年1月の株価水準まで回復したことになります。

そんなトランプ相場で盛り上がるさなか、日刊ゲンダイの記事によると株価が上昇する銘柄、下落する銘柄とはっきり分かれてしまっているというのです。

私の目には、いまのところ全産業株価を伸ばしているように見えますが、本当でしょうか?

そこで今回は、日刊ゲンダイの記事「株価の勝敗クッキリ…“市場騒然”トランプに消される23社」の記事内容を検証したいと思います。

日刊ゲンダイが語るトランプ相場の勝ち組み/負け組み

(トランプ氏の勝利で)相場全体はまさしくジェットコースターでしたが、個別銘柄に目を向けると、恐ろしい光景が広がっています。

トランプ大統領の誕生によって、業績悪化を招きそうな会社が浮かび上がってきます(日刊ゲンダイ記事内の株式評論家の倉多慎之助氏コメント)

ヒラリー・クリントン氏が有利と伝わった投票直前の11月7日と、トランプ勝利から1週間が経過したの18日の株価を比較すると、日経平均は終値ベースで約9,00円(5.3%)も上昇しました。

普通なら大半の企業の株価が上昇していそうなものですが、日刊ゲンダイの記事よると、これから勝ち組になる産業と負け組になる産業に分かれてしまうというのです。

日刊ゲンダイのトランプ相場 勝ち組銘柄

勝ち組の代表例として金融株を始め、防衛、インフラ、ロシア、カジノ関連株などが上げられています。

例えば金融株であれば、トランプ氏は金融業界を厳しく規制する「ドッド・フランク法」の廃止を訴えていることが銀行には追い風と見られています。

また防衛株であれば、トランプ氏が主張する「自主防衛」というキーワードに呼応して、防衛関連銘柄にあたる企業が恩恵を受けると日刊ゲンダイは予想しています。

日刊ゲンダイのトランプ相場 負け組銘柄

一方で、トランプ相場で株価が下落する企業もあり、その代表格として自動車メーカーがあげられます。

トランプ氏はアメリカで日本車が多く走っているのに、日本でアメリカ車をほとんど見かけることがないといった不満をたびたび発言しています。

そのため日刊ゲンダイは、アメリカ国内への輸入車に対する関税比率を引き上げるなどの保護政策によって、米国以外の自動車産業が大ダメージをうけるのでは?と予想しています。

その他にも、メキシコ関連、IT、TPP、中国などの関連銘柄が負け組企業としてあげられています。

 

勝ち組銘柄を検証する

上記に書いたように、日刊ゲンダイが書いたトランプ相場の勝ち組に分類された株式銘柄、業種の株価は、本当に上昇しているのでしょうか?

それを検証したのが下表です。

ベンチマーク:2016年11月7日~17日の日経平均株価の上昇率は5.3%

業種 株式銘柄 11/7終値 11/18終値 増減率 業種平均
金融 三菱UFJ 592 662 11.8% 14.5%
みずほFG 175 197 12.6%
三井住友FG 3540 4116 16.3%
りそなHD 455 534 17.4%
防衛 三菱重工 426 486 14.1% 13.8%
川崎重工 293 334 14.0%
IHI 279 316 13.3%
インフラ 小松製作所 2259 2475 9.6% 10.0%
太平洋セメント 301 350 16.3%
信越化学工業 7916 8239 4.1%
ロシア 東海運 380 556 46.3% 36.3%
川上塗料 203 309 52.2%
国際石油開発 947 1046 10.5%
カジノ グローリー 3465 3625 4.6% 2.2%
セガサミーHD 1629 1643 0.9%
ユニバーサルエンタ 3020 3050 1.0%

いかがでしょうか?

カジノ関連以外のトランプ相場の勝ち組全業種が、ベンチマークの5.3%を大きく上回っています!

新聞を読んでいると金融や防衛産業に注目が集まっているように見えますが、実はロシア関連の上げっぷりが凄まじいんですね。

続いて、日刊ゲンダイが言うところの負け組銘柄を検証してみましょう。

負け組銘柄を検証する

日刊ゲンダイが書いたトランプ相場の負け組に分類された株式銘柄、業種の株価をまとめると下表の通りです。

ベンチマーク:2016年11月7日~17日の日経平均株価の上昇率は5.3%

業種 株式銘柄 11/7終値 11/18終値 増減率 業種平均
自動車/
メキシコ
日産自動車 1029 1038 0.9% 4.6%
マツダ 1616 1773 9.7%
富士重工 3933 4456 13.3%
トヨタ自動車 5810 6316 8.7%
本田技研 2941 3187 8.4%
東レ 944 906 -4.0%
東洋水産 4140 3945 -4.7%
IT 楽天 1165 1138 -2.3% 1.1%
ヤフー 418 415 -0.7%
スタートトゥデイ 1816 1824 0.4%
カカクコム 1740 1805 3.7%
LINE 4015 4200 4.6%
TPP サカタのタネ 2948 2892 -1.9% -1.2%
井関農機 247 226 -8.5%
クミアイ化学 580 590 1.7%
日本農薬 570 587 3.0%
クボタ 1664 1659 -0.3%
中国 ユニ・チャーム 2388 2357 -1.3% -1.6%
花王 5282 5047 -4.4%
ヤマダ電機 547 577 5.5%
ラオックス 810 722 -10.9%
シャープ 172 180 4.7%
象印マホービン 1384 1339 -3.3%

いかがでしょうか?

自動車/メキシコ関連以外のトランプ相場の勝ち組全業種が、ベンチマークの5.3%を大きく下回っています!

しかし、自動車に限ってみると日産自動車以外はベンチマークを大きく上回っているので、トランプ大統領=日本自動車株の下落にはつながっていないようです。

IT株はここに記載の銘柄以外もいろいろ見たのですが、軒並み軟調のようです。

トランプ氏は不動産という現物資産を大切にする人なので、たしかにITは嫌いそうですね。。。

総評 日本株におけるトランプ相場の勝ち組み/負け組み

上でまとめた通り実際に株価の動きを調べた結果、日刊ゲンダイの記事「株価の勝敗クッキリ…“市場騒然”トランプに消される23社」は、案外はずしてない結果となりました。

ただし巷で騒がれているような自動車株への悪影響は今のところ起きておらず、むじろベンチマークである日経平均株価よりも上昇しているということが分かりました。


以上、本日はここまで。

ネットの某大手掲示板サイトでは、日刊ゲンダイを完全な嘘つき呼ばわりしているケースが散見されますが、トランプ相場と日本株の勝ち組・負け組に関する記事は、それなりの傾向を掴んでいることが分かりました。

しかしトランプ次期大統領が決まって日も経っていないため、間違いなくこれから大きな変化が起きるでしょう。

長い目で見て、トランプが取りうる施策に好影響を受ける業種・株式銘柄を選定したいですね。

それでは!

2016年11月18日金曜日

楽ラップ|楽天証券ロボアドバイザー:楽ラップの資産運用状況(2016年11月)

楽天証券のロボアドバイザー:楽ラップの運用実績について投稿します。

楽ラップは、前回投稿したTHEOと同様でロボアドバイザーと呼ばれる新興の金融商品です。

ロボアドバイザーとは、簡単な質問に答えることで投資家の嗜好に合わせたポートフォリオをコンピューターが自動的に作り、さらには運用まで行ってくれるものです。

THEOは2月からサービスを利用し始めたのに対して、楽ラップは7月から運用を始めました。

開始からもう4か月か経過しましたが、現在のパフォーマンスはいかほどでしょうか。

それでは、楽ラップの実績報告を始めます。

【参考:楽ラップの過去3回分の投稿】

楽ラップ|楽天証券のロボアドバイザー:楽ラップの運用実績公開(2016年10月)

楽ラップ|評判の楽ラップの運用実績(2016年9月)

楽ラップ|評判の楽ラップの運用実績(2016年8月)

楽ラップから運用実績を確認

楽ラップは楽天証券のマイページ内の1メニューとして組み込まれているので、ログイン後に「楽ラップ」ボタンを押します。

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楽ラップ資産の合計

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楽ラップのトップページ画面は上図の通りで、資産合計の金額が表示されます。

今回の評価額は101,340円となっており、1,340円と少額ですが評価益が出ています。

また、ドロップダウンリストから「前日比」や「前月比」などの切り替えができるようになっていて、今回は前月比を表示させたところ+168円となっていました。

 

楽ラップのポートフォリオ

投資ファンド分類 配分金額 配分比率
国内株式 17,546 円 17%
外国株式 24,692 円 24%
国内債券 28,048 円 28%
外国債券 22,112 円 22%
REIT(リート) 5,936 円 6%
その他 0 円 0%
現金/MRF 3,006 円 3%

楽ラップトップからスクロールで下方へおりていくと、上表のような資産種類別の配分金額・比率が表示されています。

資産種類別の配分比率は、私が手動で決めたわけではなく、楽ラップが私の投資嗜好に合わせて自動的にポートフォリオを組んでくれた結果です。

楽ラップの投資先はインデックス投信となっているので、ポートフォリオは売買手数料のかからない投資信託で構成されています。

 

楽ラップの保有銘柄一覧

それでは楽ラップのポートフォリオはどういったインデックス投信で構成されるのでしょうか。

楽ラップトップからず~っと下へスクロールを進めると、下表の保有銘柄の一覧が表示されてきます。

楽ラップ専用のインデックス投信のようですが、見てお分かりの通り「ステート・ストリート」か「たわら」の名が入った投信ばかりです。

この両インデックスファンド気になりますね。

銘柄/ファンド名 評価額 評価損益
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン 9,766円 +1,914 円
【楽ラップ専用】たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> 10,268円 +277 円
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン 9,473円 +742 円
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 10,267円 +479 円
【楽ラップ専用】ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン 9,742円 +116 円
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン 10,140円 -956 円
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン 9,500円 +94 円
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) 10,279円 -637 円
【楽ラップ専用】ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン 9,681円 +26 円
【楽ラップ専用】たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> 10,676円 -173 円
【楽ラップ専用】たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> 10,358円 -93 円
評価損益額合計   +1,789円

以上、本日はここまで。


少額ではありますが、楽ラップは先月に引き続き運用益(+)を確保しました。

トランプ大統領誕生で一時金融マーケットはパニックになりましたが、楽ラップはうまくやり過ごせたようです。

それでは!