2016年9月6日火曜日

FX|外国為替相場の今後はどうなる?(2016年9月版)

恒例の相場予想シリーズ、今回の投稿ではFX|外国為替相場について予想していきたいと思います。

前回のFX相場予想の投稿では、6月下旬の英国のBrexit(EU離脱)の余波から7月の相場で立て直し、100円台前半の揉み合い相場になっていることをご紹介しました。

今回の投稿は8月の外国為替市場の動向と、今後の相場の見通しについて書きたいと思います。

円高が進行して100円の大台を切るのか、それとも円安に転換して110円を目指していくのか?

それではFX外国為替市場の予測を始めます。

予想する通貨ペア

この投稿では多くの為替通貨ペアがある中から3つに絞り、予想を行っています。

USD/JPY(米ドル/円)
AUD/JPY(豪ドル/円)
AUD/USD(豪ドル/米ドル)

これらの通貨ペアを選択した理由は、

1,日本の投資家にとってメジャーな通貨ペアであること
2,世界経済の状況を把握できるような通貨ペアであること

上記2つの観点から、米ドル・円・豪ドル(USD/JPY/AUD)の3通貨を対象としました。

※もしご希望の通貨ペア分析があればお気軽にご連絡ください。可能な範囲で対応いたします。(連絡はコメント欄にお願いします)

USD/JPY 米ドル/円チャート

ドル円チャート_201609

(旧FXCM社(現在・楽天証券)のトレーディングステーションを使用)

まずはドル・円(USD/JPY)の月足チャートを使った分析から始めます。

月足に設定することで、中長期の相場の流れを重要視した分析となります。

上図で使っている指標は、上段:ローソク足、下段:MACDです。

上段:ローソク足

2016年2月に急落の陰線を作り、しばらくドル円は下落を続けていましたが、この8月にいったん下げ止まった格好(円高が一服)となりました。

振り返ると2016年1月は1ドル120円あたりでスタートしましたが、9月5日現在でドル円:100円~105円をフラフラしている状況です。

つまり年初来で15円以上も円高が進行したことになります。

下段:MACD

MACDは実際のドル円相場よりも一足早い2015年9月に「デッドクロス」が生じ、円高へのトレンド転換を示唆するシグナルが出ていました。(デッドクロス:赤色の短期線が青色の長期戦を上から下へ突き抜ける現象)

2015年9月からの下落傾向は現在の進行中です。

先月8月は100円~105円でもみ合いましたが、いずれ100円台を割り込んで、次のサポートライン(緑色ライン):95円~96円をチャレンジする局面がくると私は予想します。

だから、どんなに短期取引であったとしても絶対にドル・円は買わないようにしています。ドル・円で取引するならば「売り」です。

一方で上値目途となるレジスタンスライン(黄色ライン)は105円50銭にあると見ていますので、これをはっきりと上回るようであれば、ドル円の戦略を立て直す必要があります。

AUD/JPY 豪ドル/円チャート

豪ドル円チャート_201609

(旧FXCM社(現在・楽天証券)のトレーディングステーションを使用)

次に、豪ドル・円ドル(AUD/JPY)の月足チャートを使った分析です。

上段:ローソク足

前述のUSD/JPYが2015年9月から下落に転じたのに対して、このAUD/JPYは2014年12月あたりから超長期な下落トレンドに入ってました。

2014年12月に1豪ドル100円と円安だったのが、2016年8月には80円台を割って70円台で推移しています。

下段:MACD

AUD/JPYのMACDもUSD/JPY同様に「デッドクロス」が2014年12月に生じ、それ以来下落トレンドが継続しています。

AUD/JPYの方がUSD/JPYに比べてMACDの下落角度が緩やかなため、円高進行もダラダラとした感じの動きです。

今後の予想ですが、上図の通り黄色のレジスタンスライン:82円付近が上値の目途、青色のサポートライン:73円付近が下値の目途と見ています。

しばらく73円~82円のレンジ相場が続くかもしれませんが、下落方向の圧力が強いと見ています。

もし現在のサポートライン:73円をはっきり下抜ければ、次の橙色サポートライン:65円が見えてきます。ここまでいけば、世界経済はサブプライムローン~リーマンショックの頃のような混乱に陥っていることでしょう。

AUD/USD 豪ドル/米ドルチャート

豪ドル米ドルチャート_201609 (旧FXCM社(現在・楽天証券)のトレーディングステーションを使用)

最後に豪ドル・米ドル(AUD/USD)の月足チャートです。

上段:ローソク足

ここ数カ月ずっと同じことを言ってますが、AUD/USDは2016年1月あたりで底値をつけ、上昇相場に移行していると予想しています。

上図をご覧になって分かる通り、テクニカル分析における「Wボトム」が形成されており、相場のトレンドが上昇に転じる時のサインが出ています。

AUD/USDチャートを見る限り、W文字で下値を2回しっかり確認し終えたので、今後は上昇へと転じると見ています。

下段:MACD

AUD/USDのMACDチャートは2016年2月頃に典型的な「ゴールデンクロス」が生じています。(赤色の短期線が青色の長期戦を下から上へ突き抜ける)

ゴールデンクロスは、相場が上昇に転換するサインです。

前述のローソク足チャートによる「Wボトム」とMACDゴールデンクロスを合わせて考えると、AUD/USDは上昇トレンドの始まりを予感しています。

AUD/USDは金利差によるスワップポイントも得られるため、良い投資対象になりそうですね。

FX・外国為替の相場予想 まとめ

米ドル・円(USD/JPY) ↓下落
豪ドル・円(AUD/JPY) ↓下落
豪ドル・米ドル(AUD/USD) ↑上昇

※先月と変更ありません


以上、本日はここまで。

それでは!

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