2016年12月9日金曜日

FX|USD/JPY, AUD/JPY, AUD/USDの今後の相場予想(2016年12月版)

月例のFX相場予想について投稿します。

先月のFX相場予想の投稿では、10月の外国為替全体がゆったりした揉み合い相場でありながら潮目が変わる予兆が見受けられるため、特に「円」絡みの通過ペアは静観する時期だと見解を書きました。

今回は11月の外国為替市場の動向の説明と、12月以降の外国為替の予想について書きたいと思います。

ご存知の通り11月中旬の大統領選挙の結果を受けたトランプショックにより、株式相場同様に外国為替相場も大荒れの展開となりました。

トランプ相場の激動の様を見ながら、FX・外国為替市場の予測をしていきます。

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ソーシャルレンディングCrowdcredit

予想する通貨ペア

外国為替取引において数多くの通貨ペアがある中で、このブログの相場予想では以下の3通貨ペアで分析します。

USD/JPY(米ドル/円)
AUD/JPY(豪ドル/円)
AUD/USD(豪ドル/米ドル)

3通貨ペアに絞り込んだ理由はというと、

●ブログ読者の関心が高いだろうメジャーな通貨ペアである
●世界経済の分析に繋がるような景気に敏感な通貨ペアである

上記2つの観点で、米ドル(USD)と日本円(JPY)は必須と言えます。

また投資家の中で高金利通貨、且つ景気に敏感な通貨である豪ドル(AUD)を加え、3通貨としました。

※もし読者の中で他通貨ペアの分析のご要望があればお気軽にご連絡ください。可能な範囲で対応いたします。(連絡はコメント欄にお願いします)

USD/JPY 米ドル/円チャート

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(上図:楽天FXのMarket Speed FXを使用)

最初に米ドルと円の通貨ペア分析から始めます。

上図のチャートは月足チャートで設定しており、中長期の相場の流れを見ていきます。

テクニカル指標として、上段:ローソク足と下段:MACDの構成となっています。

ローソク足チャート

この11月は大きな陽線(円安方向)となりました。

11月安値が101円台を推移していたのが、11月中旬のトランプ大統領の決定とともに爆騰し、一気に10円以上も円安が進みました。

ここ数カ月のレンジ相場(100円~105円)だったので、上値のレジスタンスラインをブレイクして新たなステージに入ったと言えます。

下段:MACD

上図の下段:MACDを見ると、この11月にゴールデンクロスが形成されました。(ゴールデンクロス:赤色の短期線が青色の長期線を下から上へ突き抜ける現象)

ついに円高トレンドからの脱却を示唆し、円安トレンドへの転換の可能性が高まりました。

今後の予想

上値の目途ですが、上値目途:レジスタンスラインが116円付近にあると見ています。

逆に相場が円高に進むようであれば、下値の目途:サポートラインが105円付近にあります。

つまり105円~116円のレンジと予想するのですが、MACDのゴールデンクロスが発生したとなると、円安に進む勢いの方が強いことが予想されます。

AUD/JPY 豪ドル/円チャート

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つぎに、オーストラリアドル・円(AUD/JPY)を分析します。

上段:ローソク足

AUD/JPYは2014年12月あたりから下落トレンドに入り、長らく下落の旅を続けてきましたが、10月になって若干円安方向へ進み、80円前後で推移していました。

そして11月、USD/JPYと同様でAUD/JPYも円安方向へ爆騰し、前回予想の上値目途:82円をブレイクしました。

現在は1豪ドル85円~86円あたりで推移しています。

下段:MACD

AUD/JPYのMACDは2014年12月に「デッドクロス」がに生じ、それ以来、下落トレンドが続いてきましたが、上図の通り短期線が上向いて長期線を突き抜けました。

つまりAUD/JPYのMACDでも「ゴールデンクロス」が起きており、下落相場からのトレンド転換の可能性が高まりました。

今後の予想

次の上値目途となるレジスタンスライン:89~90円付近、下値目途のサポートライン:80円付近と予想しています。

つまり80円~90円のレンジ相場となりそうですが、AUD/JPYもやはり円安方向の勢いが強いだろうと予想します。

USD/AUD 米ドル/豪ドル

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最後に豪ドル・米ドル(AUD/USD)の月足チャートです。

上段:ローソク足

AUD/USDは2016年1月あたりで底値をつけ、相場トレンドは上向きであると長らく予想してきました。

その理由は、2015年後半から2016年初旬にかけてローソク足分析では有名な「Wボトム」が形成されており、相場のトレンドが上昇に転じる時のサインが出ていたためです。

しかし、11月のトランプ相場においてはAUD/USDは下落してしまいました。

恐らくトランプ相場による市場の好感、株価や物価の上昇が予想されるため、利上げ観測が高まった結果、USDへの買が集まったのでしょう。

下段:MACD

豪ドル/米ドルのMACDチャートの通り、2016年2月頃に「ゴールデンクロス」を作り、相場が上昇に転換しました。

引き続き短期線が上、長期線が下のバランスを保って上昇を続けています。

今後の予想

11月はAUD/USDは値を下げてしまいましたが、まだ上昇トレンド内にいると見ています。

AUD/USDを「買い」取引していればスワップポイント(金利差益)も得られるため、良い投資対象だと考えてます。

FX・外国為替の相場予想 まとめ

↑上昇 米ドル・円(USD/JPY)
↑上昇 豪ドル・円(AUD/JPY)
↑上昇 豪ドル・米ドル(AUD/USD)

※先月の予想と比較して、
・米ドル・円を「↓下落」から「→上昇」へ変更
・豪ドル・円を「→中立」から「→上昇」へ変更しました。


以上、本日はここまで。

この11月でFX・外国為替市場で流れる空気感が一変しました。

基本的にリスク通貨が買われる傾向にあり、市場参加者が投資に対して前向きになっていることが感じとれます。

トランプ相場はすごいです!

それでは!

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