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2016年7月7日木曜日

2016年株価予想|日経平均株価の行方を予想(2016年7月更新版)

6月の日経平均株価には大きな動きがありました。

ご存知の通り、英国のEU離脱(Brexit)に伴い円高の急伸、日経平均株価の大幅下落が起きたいのです。

5月31日には17,200円台で取引を終えた日経平均株価が、6月30日は15,000円台後半にまで下落、すなわち約1,300~1,500円の下落したことになります。

これまでの相場予想の投稿でも散々書いてきましたが、現状の日経株式の相場を表現するならば、「もみ合い相場」であり、株価が上下どっちに動いてもおかしくない状況です。しかしテクニカル分析をすると、リーマンショック時の日経平均株価の動きに酷似した状況であるため、今、日本株へ追加投資することはお勧めできないと主張してきました。

いよいよ日本株の暴落が始まるのか、それとも下落は一時的で持ち直しを見せるのか?気になる今後の相場の動きについて、テクニカル分析を行いたいと思います。

※この投稿は個人的見解です、投資は自己責任で行ってください。

前回の日経平均株価分析の振り返り

日経平均株価20160608

上図が前回の分析投稿時のテクニカル分析に使った図です。

上値の目途は、黄色→のレジスタンスラインとなります。株価にすると17,000円台中盤あたりにあると見ていました。

下値目途となるサポートラインですが、青色→の一段目サポートラインは15,000円台中盤、赤色→のラインは14,000円前後に置いていました。

Brexit後のチャートはいったいどんな形を見せるのか?今後の日経平均株価の予想を始めます。

最新の日経平均株価分析のアップデート

日経平均株価チャート_20160706

上図が最新版のテクニカル分析です。

6月は動きが大きかったのですが、テクニカル分析的には明確なブレイクまで到達しなかったため、チャート的には前回予想から微修正を加えた程度です。

上値目途となる黄色→のレジスタンスラインは17,000円中盤にあります。

下値目途となるサポートラインですが、青色→の一段目サポートラインに微修正を加え15,000円ちょうど付近、赤色→の二段目サポートラインが14,000円前後になると考えています。

現在の揉み合い相場が解消される条件は、17,000円台の中盤をはっきりと超える、もしくは直近安値の14,900円を大きく割るようなような動きがあった場合に、あらたなトレンドが生じるものと考られます。

新たなトレンドが発生したら、レジスタンスラインやサポートラインも引き直す必要がありますが、この6月はギリギリの線で止まったという感じです。

最新のMACD分析

日経平均株価_MACD20160706

最新7月6日時点の日経平均株価のMACDです。

MACDは相場のトレンドを分析する際に使うテクニカル指標です。上図は月足で設定しているため、1年~数年の長期の流れを読む際に私は参考にしています。

2015年の下旬に紫色の短期線が緑色の中長期線を大きく下抜けています。この大きく下抜ける現象をデッドクロスと呼び、上昇相場が下向きに転換することを示唆しています。

実際に2016年年初と比較すると現在の株価は約4,000円も値を下げており、MACDが示す通り下落相場にあると言って間違いないでしょう。

また、さらに懸念を強くするのが今回のデッドクロスの角度が急すぎる点です。2007~2008年に起きたサブプライムローン問題~リーマンショックの時のMACDをご参照ください。(下図参照)

この急角度のMACDの下落が、日経平均株価がリーマンショック級にやばいのでは?と私が懸念してしまう最大の理由です。

日経平均MACD2

2007年後半にMACDの短期戦が中長期線から大きく下回る状態を作ると約1.5年もの間株価は下落し続け、最終的に日経平均株価は18,000円→7,000円と半値以上も値を下げました。

「相場は歴史に学べ」を信じるならば、今は日本株に投資すべきタイミングではないと思うわけです。

まとめ

2016年7月度の日経平均株価の分析結果をまとめると以下の通りとなります。

・現在の状態は2016年度初頭から変わらず揉み合い相場で、上にいっても下にいってもおかしくない状態である

・MACDの状況を踏まえると、長期(1年以上)で見れば下落傾向の相場と予測する

・直近の日経平均株価は、15,000円前半~17,000円中盤での上下を繰り返すが、Brexitとい大イベントを通過したので、そろそろ新たなトレンドが生じる可能性が高い

・現在のMACD指標は、2007年~2008年のサブプライムローン問題~リーマンショックの時と酷似していて、株価の急落を警戒


以上、本日はここまで。

私の日経平均株価の予想は2016年初から、いやもっと言うと昨年の夏場から変わらず下落方向だと考え、ブログにもそう書いてきました。今は日経平均株価が下落するのを待って投資チャンスを伺う時期と私は思っています。

あくまで個人的な見解ですので、自己判断で投資してください。

それでは!

2016年6月27日月曜日

英国のEU離脱|日本の株式への影響は?

6月24日(金)英国の国民投票の結果、EU離脱という金融市場に多大なる影響を与える決定がなされました。EU離脱に導いた責任を取り、英国の首相も辞任してしまいました。

国民投票の結果が知らされたのが日本時間のお昼過ぎでしたが、午後の日経平均株価は急落し、為替市場も円やドルといった安全通貨に買いが集まりました。

株式市場の混乱は日本だけに留まらず、ヨーロッパ、ニューヨークのほぼ全ての市場でマイナスをつけ、ダウ平均株価も600ポイント超もの下落となりました。

そして静かな週末を迎えたのですが、週明けの相場はどのような展開を見せるでしょうか?今後の株式や為替はどうなっていくのでしょうか?みなさんドキドキしてますよね?私もどんな展開が待っているのか、そして絶好の買い場がやってくるのではと思うとワクワクが止まりません(笑)

私なりに今後の相場を予想してみたいと思います。まず今回は日経平均株価について予想してみます。

※この予想はあくまで一個人の見解です。投資に際しては自己責任で行ってください。

相場は歴史から学ぶべし

こういった大きな出来事が生じた場合、相場の動きは常識が通用しないことが多く、予想も困難を極めます。

予想しづらい相場に対応する時の格言として「相場は歴史から学ぶべし」という言葉があります。「金持ち父さん、貧乏父さん」で有名なロバート・キヨサキ氏の書籍の中でもたびたび登場する言葉です。

そこでここ10年内の大きな金融ショックである「サブプライムローン問題・リーマンショック」と「ギリシャショック」の2つのケースをとりあげてみたいと思います。

リーマンショックのケース

サブプライムローン問題_日経

2007年8月 サブプライムローン問題が明るみになります。上の吹き出しの「BPNパリバショックが」該当します。

2007年9月~12月 ダウ平均株価は少し下げる気配を見せますが、しばらく様子見の状態が続きます。

2008年1月~8月 株価は揉み合いを続けますが、徐々にサブプライムローン問題が明るみになっていったことで米国景気を支えていた住宅販売が落ち込み、住宅価格が下落、住宅ローンを返済できない人が多数出てきます。

そして上の吹き出しにもありますが2008年9月リーマンブラザーズ破たんにより、株価は一気に下落。パニック相場が続きます。

2009年1月~3月 米国の企業の巨額赤字決算が続きますが、日経平均株価はある程度落ち着きを取り戻し、徐々に上昇を始めることになりました。

下落を始める前、2007年6月に直近高値をつけているため、実に2008年末までの1年半もの間下落の大波がやってきたことになります。

ギリシャショックのケース

日経平均_ギリシャショック

ギリシャショックの時はどうだったかと言うと、リーマンショックの時とは随分違う動きを見せます。

2009年10月にギリシャ政権交代により大幅な財政赤字が発覚発覚します。その翌年2010年4月にギリシャの財政赤字を13.6%に下方修正され、財政危機が明るみになります。日経平均株価も若干反応し、直前の上昇幅から下げ戻す動きをしています。

2011年7月にギリシャの格付けが3段階引き下げられ「Ca」となり、ほぼデフォルト国家に認定されてしまいました。日経平均株価も敏感に反応し、かなりの下げ幅を付けますが、株価の下げも一過性のものですぐに下げ止まります。

2011年10月にギリシャの財政赤字削減目標が未達となる見通しを発表します。2012年5月にギリシャ議会総選挙が行われ、連立交渉がまとまらずに再選挙となりEU離脱が懸念されます。しかし結果的に最後は何とか踏みとどまりました。

上記の通りギリシャショック関連の主要イベントは2009年後半から2011年後半にかけての2年間です。この間、日経平均株価が大きく下げる場面もありましたが、直近安値は割ることなく下げ止まりました。

リーマンショックとギリシャショックの日本株式への影響の違い

リーマンショックとギリシャショックの日本株式への影響には明確な違いがありました。

リーマンショックは1年半もの間、断続的に下げ続け、結果的に直近高値の60%以上も下げてしまいました。

一方でギリシャショックはというと、イベントが起きるたびに日経平均株価も下げはするのですが、長続きせずに直近安値を割り込むことなくリバウンドして上昇に転じるというパターンを繰り返しました。

つまりリーマンショックは日本株式への影響が大きかった例、ギリシャショックは日本株式への影響が小さかった例と言えます。

では今回の英国EU離脱はどちらのケースに当てはまるのか?というと、結果的に離脱に向かう可能性が極めて高いわけですから、リーマンショック級かどうかは分かりませんが、少なくともギリシャショックより悪影響を及ぼすリスクは大きいでしょう。

また以下の点も日本株式へ悪影響を及ぼすのに作用すると見ています。

負の連鎖リスク

英国のEU離脱により、他の国でもEU離脱の国民投票を求める声が高まっているようです。またスコットランドの反EU離脱派が英国からの独立を要求する動きが出てきたそうです。

もし負の連鎖が現実的になった場合、世界経済の動揺はより大きなものになっていくでしょう。

株価の値下げ幅の余地

リーマンショックが明るみになった2007年は直前が通称:不動産プチバブル後だったため、それに連れて株価も直近高値を更新していました。そこから金融危機ですから、株価が上がっていた分だけ下がり余地が大きかったとも言えます。

一方でギリシャショックは、リーマンショック後のどん底で8,000円台~9,000円台を彷徨っていたため、多少下げても下げの余地が小さかったとも言えます。

では今回はというと、説明するまでもなく前者のリーマンショック前の状況と似ているわけで、日本株価の値下げの余地が大きいと言えます。

株価のトレンド

株価のトレンドはというと、上の図で取り上げた通りリーマンショック時は下落傾向にあったため、敏感に金融事故へ反応して株価も下げてしまったのでしょう。

一方でギリシャショック時は上昇傾向にあったため、一時的に大きな株価の下げが生じても持ち直すパワーがありました。

では今回はというと、説明するまでもなく明らかに日本株が下落トレンドにある中でのEU離脱です。トレンドがより強くなるのでは?と警戒してしまいます。

今後の日本の株式相場予想

前置きが長くなりましたが、今後の日本の株式相場の予想です。

下図が日経平均株価を月足で見た最新のテクニカルチャートです。

日経平均株価_英国EU離脱

みなさんはこのチャートを見てどう思いますか?私はテクニカル分析が見事に効いている素晴らしいチャートだと感動しました!

どういうことかと言うと、今回の英国EU離脱のニュースが飛び込んだ後に付けた最安値は14,864円でした。そしてこれ以前の直近最安値は2016年1月の14,865円でした。

その差なんと1円!!

なんて美しいチャートなんだと本当に感動して、週末一人で騒いでました。

これだけ美しいチャートならば予想も簡単で14,865円を大きく割り込む(200~300円程度でしょうか)ことがあれば、下落トレンドは新たなステージに突入します。上図でいうところの「サポートライン2」が示す13,900円を目指して突き進むでしょう。

そして私は、よっぽどのどんでん返しがなければ、日本の株価は新たなステージに突入する可能性が高いと考えてます。(例えば国民投票のやり直しとか、EU離脱やめた!とか)

その理由は、今回のEU離脱が日本株の下落トレンド中に起きている出来事だったため、大きな流れは避けられないと考えるためです。


 

以上、本日はここまで。

今回の投稿は珍しく3,000文字を超えてしまいました。やっぱり興奮してしまったが故にいろいろと書いてしまいますね。長文・乱文たいへん失礼しました。

それでは!

 

2016年6月25日土曜日

英国のEU離脱|2016年金融危機!?株式・為替相場はどうなる?

英国の国民投票の結果、EU離脱が賛成多数で決定しました。

金融業界における2016年最大の事件をみなさまどのようにお過ごしだったでしょうか?

日経平均の急落

(日経平均は1,000円超の急落)

株式や為替でリスクを取っていた人たちは、きっと泣く目を見たでしょうし、暴落にかけていた空売り屋さんは一日にして億万長者になった人も多数いるでしょう。

でも本当の勝負はここからだと私は思います!

大きな変動が起きたということは、今年の2月あたりから全世界的にもみ合い相場の均衡が崩れる、大きなトレンドが発生する機会でもあります。

今回の投稿では、これまでの相場予想も踏まえつつ、今後の新たな予想を行いたいと思います。英国のEU離脱で笑った人も泣いた人もこれからの相場を予想すれば、数年に一度の大チャンスをつかめるかもしれません。

これまでの相場予想まとめ

昨年の8月~9月にチャイナショックが起きたことをきっかけに、このブログ内で日経平均株価を中心に相場予想を始めました。これまでの流れを以下の通り大まかにまとめてみました。

2015年時点の相場予想

公開日:2015年09月19日 更新日:2015年09月19日
【チャイナショック!】テクニカル分析による予測

↑↑昨年9月の投稿ですが、この時点ではまだ日経平均株価は19,000円近くにあったのですが、既に株価の下落トレンドが出始めていることに言及しています。

2016年になってからの相場予想

公開日:2016年01月06日 更新日:2016年01月06日
【チャイナショック第二弾?】日本市場の今後を分析

↑↑今年1月上旬の投稿ですが、MACDがデッドクロスしたことで下落トレンドが本格的にスタートすることに言及しています。

公開日:2016年01月22日 更新日:2016年01月22日
【2016年株価暴落】金融危機のシミュレーション

公開日:2016年01月19日 更新日:2016年01月20日
【2016年株価暴落】金融危機のトリガーを探せ!

↑↑今年1月中旬の投稿ですが、金融危機について言及しています。この時は、金融危機のトリガーを中国と仮定して書きました。まさか英国がトリガーを引くとは、完全にノーマークでした。

公開日:2016年03月12日 更新日:2016年03月12日
【2016年金融危機?】日経平均株価の行方を予想(2016年3月更新版)

↑↑3月の投稿でははっきりと下落トレンドと書いており、さらには「2007年~2008年のサブプライムローン問題~リーマンショックの時とMACDチャートが似ている」ことで株価急落を示唆していました。

公開日:2016年05月06日 更新日:2016年05月06日
FX|外国為替の相場予想(2016年5月版)

↑↑5月からは外国為替(FX)の相場予想を始めましたが、USD/JPYやAUD/JPYともに円高に向かっているため、ここでもやはり日経平均株価は下落するという予想をしていました。

以上の通り、昨年の9月から一貫して日経平均株価の下落を主張してきて、今年に入ってからは世界的な金融危機、株価暴落も示唆してきました。

このまま金融危機に突入すれば英国のEU離脱がトリガーということなので、この点は予測できなかったのが残念です。

国民投票の直前までこんなことが起きてるなんて知りませんでした、気づかずくやしい。。。

株式や為替相場はどうなる?

英国のEU離脱後、大方の予想通り世界経済はリスクオフの動きを見せると思います。

また、混乱したマーケットの中で大口・小口の投資家がお金を引き上げていくうちに、金融市場を揺るがす新たな火種が生じ、さらなる下落を招くリスクがあります。

その火種とは中国経済の危機かもしれませんし、EU崩壊かもしれません。

今回のEU離脱もそうですが、結局のところ私のような素人投資家レベルでは、金融市場を混乱に陥れるトリガーになかなか気が付くことができないんですよね。だからこそ今が上昇トレンドなのか下落トレンドなのか、急落のリスクがありそうなのか否かといった相場の大きな流れを把握しておくことが重要だと思います。

それでは次回以降になりますが、今後の株式や為替相場に関して予想をして大きな流れを掴んでいきたいと思います。


以上、本日はここまで。

英国のEU離脱が決定した時、私は職場にいました。国民投票の結果発表後、株式や為替市場が大荒れになると、一人で大興奮して周りの人にあれこれ喋りまくるという迷惑行為をしていました。これから訪れる投資チャンスのことを考えると、さすがに興奮は抑えられなかったですね。

それでは!

2016年6月9日木曜日

【2016年株価予想】日経平均株価の行方を予想(2016年6月更新版)

5月の日経平均株価も、典型的なもみ合い相場中の上昇相場でした。

5月初旬には16,000円をちょうど割れたあたりからスタートしましたが、その後徐々に上昇を続けて17,000円台を回復、5月31日には17,200円台で取引を終えました。

しかし6月に入ると米国の雇用統計の悪化をきっかけに急激な下落相場が始まり、16,000円台中盤に戻ってしましました。

これまでの相場予想の投稿でも散々書いてきましたが、現状の日経株式の相場を表現するならば、「もみ合い相場」です。1日あたりの上昇幅が小さく、5月の1日あたり最大上げ幅はせいぜい200円程度で、徐々に株価を切り上げては下落するような動きになっています。

現在の日経株価の動きは上か下かトレンドが出ていないことを示しています。私は昨年からずっと金融危機懸念を発信し続けていますが、さて相場はどのような動きを見せるでしょうか?

気になる今後の相場の動きについて、テクニカル分析を行いたいと思います。

※この投稿は個人的見解です、投資は自己責任で行ってください。

前回の日経平均株価分析の振り返り

日経平均株価20160510

上図が前回の分析投稿時のテクニカル分析に使った図です。

上値の目途は、黄色→のレジスタンスラインとなります。株価にすると17,000円台中盤あたりにあると見ていました。

下値目途となるサポートラインですが、青色→の一段目サポートラインは15,000円台中盤、赤色→のラインは14,000円前後に置いていました。

最新の日経平均株価分析のアップデート

日経平均株価20160608

上図が最新版のテクニカル分析です。

5月は動きが小さかったため予想は前回と全く変わりません。

上値目途となる黄色→のレジスタンスラインは17,000円中盤にあります。

下値目途となるサポートラインですが、こちらも変わらず青色→の一段目サポートラインが15,000円台中盤、赤色→の二段目サポートラインが14,000円前後になると考えています。

現在の揉み合い相場は解消される条件は、17,000円台の中盤をはっきりと超える、もしくは14,000円を大きく割るようなような動きがあった場合に、あらたなトレンドが生じるものと考られます。

最新のMACD分析

日経平均株価_MACD20160608

最新6月8日時点の日経平均株価のMACDです。

MACDは相場のトレンドを分析する際に使うテクニカル指標で、相場の大局観をつかむのに私はよく使います。

上図は月足で設定しているため、1年~数年の長期の流れを読む際に参考にしてます。

2015年の下旬に紫色の短期線が緑色の中長期線を大きく下抜けていますが、この状態をデッドクロスと呼び、相場が下向きになることを示唆しています。

実際に2016年年初と比較すると現在の株価は2,000円以上も値を下げており、MACDが示す通り典型的な下落相場にあると言えます。

また、さらに懸念を強くするのが今回のデッドクロスの角度が急すぎる点です。この角度は2007~2008年に起きたサブプライムローン問題~リーマンショックの時と酷似しており、2009年~2015年で同じ形をしているものが見当たらないくらいなので、今は特に悪い状態と言えます。

参考までに、下図サブプライムローン問題時のMACDをご参照ください。

日経平均MACD2

2007年後半にMACDの短期戦が中長期線から大きく下回る状態を作ると雪崩のように約1.5年下落し続けました。その間の日経平均株価はと言うと、18,000円→7,000円と半値以上も値を下げました。

「金持ち父さん」の本に書いてあったように「相場は歴史に学べ」という言葉を真に受けるならば、今回の下落は直近高値20,000円から10,000円を割り込むと考えても不自然ではありません。

今は冒険して株に投資するような時期とは言えないと思います。

まとめ

2016年6月度の日経平均株価の分析結果をまとめると以下の通りとなります。

・現在の状態は揉み合い相場で、上にいっても下にいってもおかしくない状態である

・MACDの状況を踏まえると、長期(1年以上)で見れば下落傾向の相場と予測する

・直近の日経平均株価は、15,000円中盤~17,000円中盤での上下を繰り返す可能性が高い

・現在のMACD指標は、2007年~2008年のサブプライムローン問題~リーマンショックの時と酷似していて、株価の急落を警戒


以上、本日はここまで。

私の日経平均株価の予想は年初から変わらず下落方向だと考えてます。

また安倍総理大臣もサミット後のインタビューで「金融危機への懸念」を表明しました。安倍さんはともかく、各国要人から金融危機の話が出ていた可能性がありますね。

とにかく、今は日本の株式に投資するのはリスクが高いと考えています。そのため株式投資は海外しか買わないようにしています。

あくまで個人的な見解ですので、自己判断で投資してくださいね。

それでは!

2016年3月12日土曜日

【2016年金融危機?】日経平均株価の行方を予想(2016年3月更新版)

2月中旬には14,000円台をつけた日経平均株価が、少し持ち直して3月には一時17,000円台をつけました。為替相場もドル/円が111円台前半だったのが、113円まで円安ドル高に戻しました。

現状は、典型的なリスクオフ相場から、もみ合い相場へ移行した状態と見ています。ここから相場はどのような動きを見せるのでしょうか。

これまで何度か取り上げてた2016年の金融危機懸念は後退したのか?それとも変わらず危機懸念は払しょくできていないのか、気になる今後の相場の動きについて、テクニカル分析を行いたいと思います。

※この投稿は個人的見解です、投資は自己責任で行ってください。

前回の日経平均株価分析の振り返り

日経平均株価2

上図が前回の分析投稿時のテクニカル分析に使った図です。

青色→と赤色→とで引いたライン2段構えでサポートラインがあり、下値目途と見ていました。株価は、青色→のラインは13,500円、赤色→のラインは12,500円付近です。

逆に上値の目途となるレジスタンスラインは黄色→の16,000円台前半と見ていました。

今回の日経平均株価分析のアップデート

日経平均株価20160312

上図が最新版のテクニカル分析です。

上値目途となる黄色→のレジスタンスラインが少し上昇して16,000円後半~17,000円前半あたりにあるとみています。

下値目途となるサポートラインは青色→のラインは14,000円、赤色→のラインは12,500円付近です。

もし17,000円台の中盤を超えていくような動きがあれば、現在の揉み合い相場は解消され、あらたな範囲で株価が動くものと考られますので、その時は分析をやり直します。

日経平均株価のMACD分析

MACD2016-312

上図は過去に何度も紹介してますが、MACDというテクニカル指標で、相場が上向いているか下向いているかの流れを読み解くのに使う指標です。

月足で設定しているので長期の流れを読むうえで参考にしてますが、見てお分かりの通り、紫色の短期線が緑色の中長期線を大きく下抜けている状態が続いてます。この状態をデッドクロスと呼び、相場が下向いていることを示唆しています。

今回のデッドクロスは角度が急であり、2007~2008年に起きたサブプライムローン問題~リーマンショックの時の形と非常に似ています。雪崩のような下落がいつ起きてもおかしくない状況です。

参考までにサブプライムローン問題の時のMACD図もご参照ください。2007年後半に短期戦が中長期線から大きく下回る状態を作っていて、現在の2016年相場と似ているように見えますね。

日経平均MACD2

まとめ

分析の結果、日経平均株価は以下のような動きをすると予測します。

・しばらく日経平均株価は14,000円~17,000円での上下を繰り返すでしょう

・長期で見れば下落傾向の相場でしょう

・2007年~2008年のサブプライムローン問題~リーマンショックの時とMACDチャートが似ており、株価急落の恐れがあります


以上、本日はここまで。

一時14,000円台をつけた日経平均株価が17,000円まで戻ったため、さらなる上昇を期待している人も多くいると思います。私はこういった状態が最も危険であると経験上知っているので、相場に参戦せず静観します。

相場の格言に「手負いの虎」には近づくなといった言葉があります。

1月~2月に起きた世界規模の相場下落により、大損失を被った大口投資家がいるでしょう。こういった大口投資家は「手負いの虎」と言われ、一発逆転を狙って大勝負に出てくることがあり、相場が乱高下しやすくなります。そんな中、一般投資家が参戦していくのはとても危険だと私は考えてます。

相場が十分に落ち着くまで十分に待ち、数年に1度のチャンスを見過ごさないよう準備しておきたいです。

それでは!

2016年2月12日金曜日

【2016年金融危機?】日経平均株価はどこまで下落?

ついに日経平均株価が16,000円を割り込みました。為替相場でもドル/円が110円台前半をつけるようになりました。

典型的なリスクオフ相場、投資資金が市場から逃げている状態です。1/6の投稿の通り、投資資金をほぼ全て現金に戻していたので、個人的には回避できましたが、痛手を負った人も多いかと思います。

これまで何度も取り上げてきました2016年の金融危機懸念が現実味を帯びてきました。気になる今後の相場の動きについて、テクニカル分析を行いたいと思います。

前回の日経平均株価分析の振り返り

日経225_20160106

上図が前回の分析投稿時のテクニカル分析に使った図です。今後の下落相場を予想しつつも、黄色→のライン(16,000円台前半)が直近の下値になると予測していました。

今回の日経平均株価分析のアップデート

日経平均株価2

上図が最新版のテクニカル分析です。

黄色→が前回分析時にサポートライン、すなわち下値の目途としていたラインですが、株価急落により、見事に割り込んでしまいました。この状態になるとサポートラインとしての効力はなくなり、次のサポートラインを探すことになります。

次のサポートラインは上図の通り青色→と赤色→で引いたライン2段構えの様相です。

青色→のラインは13,500円、赤色→のラインは12,500円付近です。つまり、少なくとも直近の下値で13,000円台に突入する可能性が高いことがわかります。

逆に上値の目途は黄色→ラインの16,000円台前半となります。

日経平均株価のMACD分析

日経平均MACD1

上図はMACDというテクニカル指標で、相場が上向いているか下向いているかの流れを読み解くのに使う指標です。見てお分かりの通り、紫色の短期線が緑色の中長期線を大きく下抜けているのが分かります。この状態をデッドクロスと呼び、相場が下向いていることを示唆します。

しかも今回のデッドクロスは角度が急であり、雪崩のような急落相場の時に見られるような兆候です。今回のMACDと近い形になったのは、2007~2008年に起きたサブプライムローンの時です。

下図を見てください。2007年後半に短期戦が中長期線から大きく下回る状態を作っていて、2016年の相場状況と似ているように見えますね。

日経平均MACD2

まとめ

分析の結果、日経平均株価は以下のような動きをすると予測します。

・しばらく日経平均株価は下落傾向の相場が続きます。

・直近下値で13,500円を目指す可能性があります。

・2007年~2008年のサブプライムローン問題の時とチャートの形が似ており、危険です


 

以上、本日はここまで。

今回の株価急落を受け、既に痛手を負っている人も多いかと思います。一方でこの急落をチャンスととらえ、次の投資機会を伺う投資家も多くいるでしょう。

私も今回は数年に1度のチャンスではないか?と思って、投資タイミングを見計らいたいと思います。

それでは!