2016年7月9日土曜日

IPO投資|2016年度IPO投資のパフォーマンスを検証

毎月1~2回の頻度でIPO予定と実績に関して投稿しています。

その投稿の中でもたびたび、IPO勝率は80%と高確率で勝てる!とか、初値が公募価格の2倍以上の価格を付けた!とか、景気の良い話ばかりしています。

本当にIPO投資は儲かるのか?儲かるならばいったいどれくらい儲かるものなのか?

そこで今回の投稿では、この2016年1月から6月末までに上場した銘柄を元に、IPOのパフォーマンス分析を行ってみたいと思います。

今回は純粋なIPOの株式銘柄のみで分析を行いたいため、REIT銘柄は除かせていただきたいと思います。(2016年のREIT新規上場は3銘柄)

2016年 IPO勝率

IPOの勝率とは、全IPO銘柄のうち初値が公募価格を上回った銘柄の割合を指します。つまり初値をつけた瞬間に売れば必ず儲かる(もしくは損をしない)IPO銘柄が全体のうち何割か?を表す指標です。

2016年度1月~6月のIPO勝率は、全IPO40銘柄のうち32銘柄が勝ちに該当するため、勝率80%ということになります。10回IPOの権利を得れば8回は儲かるため、非常に高確率で儲けを出すことができると言えます。

2016年 IPO収益分析

次に収益性の分析をいくつかの切り口で行いたいと思います。

2016年度IPOの収支

単2016年度IPO全銘柄の購入権を得ることができ、最低単元で購入したと仮定すると収支はいかほどになったのでしょうか?

計算してみると、何と5,252,900円のプラス!であったことが分かりました。IPOの権利を得て単純に最低限の単位で購入すれば500万円以上も儲かったわけです。

本当にすごいですね。

またIPO全銘柄の平均高騰率※を計算すると1.6倍でしたので、IPO投資すると元手の1.6倍で戻ってくることがわかります。

※平均高騰率:各銘柄の高騰率(初値/公募価格)の平均

収益力トップ3

全体では500万円以上も収益を上げることができたわけですが、個別の銘柄を見るとどうでしょうか?

収益金額が最も大きかったトップ3銘柄をご紹介したいと思います。

第三位 AWSホールディングス(東証マザーズ)
約+58万円

第二位 アトラエ(東証マザーズ)
約+73万円

第一位 グローバルウェイ(東証マザーズ)
約+110万円

100株持っただけで、この収益金額ですよ!1位のグローバルウェイに至っては100万円超えです。IPO抽選が当たった人が羨ましいです。

また収益分析で特徴的だったのが、トップ10全て東証マザーズ銘柄で占められている点です。新興市場がIPOに強いという定説が健在であることが確認できました。

高騰率トップ3

次に高騰率のトップ3を見てみたいと思います。高騰率とは初値÷公募価格で計算される指数で、収益の効率性を見ることができます。

第三位 AWSホールディングス(東証マザーズ)
約3.4倍

第二位 はてな(東証マザーズ)
約3.8倍

第一位 グローバルウェイ(東証マザーズ)
約4.7倍

1位グローバルウェイと3位のAWSホールディングスは収益分析と同様にトップ3にランクインです。唯一ランク外からはてなが入ってきました。(公募価格800円に対して初値が3,025円)

高騰絵率においても、トップ10は全て新興市場で、内訳は東証マザーズが9銘柄、JQスタンダードが1銘柄でした。

損失ワースト3

2016年IPOで公募価格割れをしてしまったのは40銘柄中8銘柄ありました。その中でもマイナス金額が大きいワースト3銘柄は以下の通りです。

ワースト三位 アカツキ(東証マザーズ)
約-1.6万円

ワースト二位 アイドママーケティングコミュニケーション(東証マザーズ)
約-2.1万円

ワースト一位 ユー・エム・シーエレクトロニクス(東証1部)
約-5.2万円

公募割れした8銘柄の市場の内訳ですが、東証1部が3銘柄、東証マザーズが4銘柄、JQスタンダードが1銘柄でした。

2016年 IPO事前評価分析

私が投稿するIPO予定表は、各銘柄に事前評価を付けています。この評価の正答率はいかほどでしょうか?

評価A銘柄

IPO数:6
勝率:100%

平均高騰率:2.9倍
平均損益:25.3万円

さすが評価A銘柄だけあって、非常に優秀な数字ですね。

評価B銘柄

IPO数:15
勝率:80%

平均高騰率:1.7倍
平均損益:19.9万円

評価B銘柄は勝率がやや下がりますが、以前高い高騰率と収益額をキープしています。

評価C銘柄

IPO数:17
勝率:70.6%

平均高騰率:1.23倍
平均損益:2.9万円

評価C銘柄は勝率70%まで下がり平均損益も3万円弱です。これを見ると評価C銘柄は一生懸命に努力するほど当選の価値がないかと思います。

評価D銘柄

IPO数:2
勝率:100%

平均高騰率:1.1倍
平均損益:0.5万円

D評価は勝率100%ではありますが、母数が2銘柄のみなので勝率はあてにならないでしょう。平均高騰率や平均損益は評価A~Dの中で最低なので、予想は当たっていると言えるでしょう。

事前評価分析のまとめ

評価D→Aになるにつれて勝率や高騰率も高くなっているので、事前評価はしっかりと当たっていることが分かりました。

評価A銘柄であれば平均損益が25万円とでっかく設けることができるため、SBI証券のチャレンジポイントは評価A銘柄にのみ使えば良いのでしょうね。


以上、本日はここまで。

IPO投資の魅力はこれまでも何度も語ってきましたが、こうやってちゃんと分析してみると、いっそうその思いが強くなりました。

グローバルウェイのようにたった100株で100万円以上の収益を上げることができる、夢のような話ですね。

まずはIPOの抽せんに当選せねば、、、。

それでは!

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