ラベル 返済遅延 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 返済遅延 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017年9月9日土曜日

maneo(マネオ)の利回り8%の運用結果を公開(2017年9月)

ソーシャルレンディング業界最大手:maneoの運用実績について、月次報告を行います。

わたしは2015年10月からmaneoを始めましたので、はやくも丸2年が経過しました。

口座開設した当時を振り返ると、ソーシャルレンディングに投資するのはmaneoが初めてだったので、かなりドキドキしていたことをおぼえてます。

利回り5%なんて嘘ではないか?詐欺に巻き込まれないか?と疑心暗鬼で始めました。

そしてmaneoに投資して2年が経過したわけですが、ここまで順調に運用できています。

それではmaneoの運用実績の報告を始めましょう。

【参考記事】

maneo|初めて投資元本が返ってきた!ソーシャルレンディングmaneo体験談

そもそもmaneoって何だ?

運用実績を確認する前に、maneoの基礎知識を久々におさらいしてみましょう。

maneoが属するソーシャルレンディング投資とは?

maneoはソーシャルレンディングという金融商品にあたります。

ソーシャルレンディングとは個人や企業へのローンの一種であり、貸し手である個人の投資家と借り手である個人や企業との仲介を行う金融を指します。

ソーシャルレンディング概要図

ソーシャルレンディングはなぜ利回りが高い?

日本の金融機関からの借入は超低金利が続く中、ソーシャルレンディングの借入金利はほとんどが5%を超えており、案件によっては10%に到達するものさえあります。

この借入金利の高さが投資家にとっての利回りの高さにつながるわけですが、なぜこんなに利回りが高いのか?借り手はなぜ高金利で借りるのか?

 

誰もが疑問に思うでしょう。

 

実は、世の中には銀行で借りにくい企業が多数あります。

つぶれそうだから借りれない?赤字続きだから借りれない?

いえ、そうではありません。

 

例えば起業して年数が足りないとか、数年経過しても銀行が求める経理書類のレベルに達してないとか、その企業が属する業種が気に入らないとか・・・

融資審査の本質とは違う理由で借りることができない企業はたくさんあります。

健全だけど銀行からは理不尽に借りることができない企業の資金供給として、ソーシャルレンディングは注目されているわけです。

maneoとは?

maneoは上記で解説したソーシャルレンディングの老舗企業であり、業界最大手でもあります。

また、maneo自身がソーシャルレンディング事業者でありながら、ソーシャルレンディングプラットフォームを様々なソーシャルレンディング事業者に提供しています。

maneoプラットフォームを使うソーシャルレンディング事業者はmaneoファミリーと呼ばれ、以下のように多種多様なファンドが提供されています。

  • LCレンディング(上場会社グループ、商業施設担保)
  • ガイアファンディング(米国カリフォルニア不動産)
  • アメリカンファンディング(米国不動産)
  • クラウドリース(飲食店・パチンコ店などへのリースや割賦販売)
  • スマートレンド(不動産を中心に様々な案件)
    ・・・他


maneoオフィシャルページ

マイページからmaneo資産の確認

ここからが投稿の本題で、maneoファンドの状況を確認していきます。

分配金のメールが到着

9月6日にmaneoから分配金に関するメールが届きました。

A氏様

平素よりmaneoをご愛顧いただきありがとうございます。

投資していただいている案件の元利金の分配を行いましたので、お知らせ申し上げます。

今回の分配金額は以下の通りです。

件数:14件
合計:2,157円

ローン毎の分配額は異動明細でご確認いただけます。
[url]

今後ともよろしくお願い申し上げます。

ソーシャルレンディング|maneo をご利用いただきありがとうございます。

9月のmaneo分配金は2,157円となりました。

まだ申込んだばかりのファンドもあるため少なめとなっており、投資中の全ファンドからの分配が始まれば、2,900円前後の分配金が入る予定です。

それではmaneoのマイページから運用の詳細情報を見ていきましょう。

maneoの運用状況

maneoのマイページにログインすると、下図のようにタブメニューが表示されます。

主なメニューを確認してみましょう。

口座情報

まずマイページで最初に表示される「口座情報」を見てみます。

「貸出元本金額」に529,776円と表示されてますが、これが現在ファンドで運用している金額です。

「口座残高」の9,926円はmaneoファンドに投資できずにデポジットで保有している現金で、「貸出元本金額」と「口座残高」を足せばmaneo内の全資産です。

maneoファンドの最低投資金額は1万円からですので、1万円未満の口座残高は致し方なく機会損失となります。

なお今月の分配金は2,157円で、貸出元本は:529,739円ですので、年換算利回り4.9%(税引き後)ほどとなります。

分配金がスタートしてないmaneoファンドも全て支払われるようになれば、年換算利回り6.6%(税引き後)ほどを見込んでます。

保有中のmaneoファンド

9月9日時点で私が運用中のmaneoファンドは下表のとおりです。

8ファンド運用中で、平均利回り7.0%(税引き前)となってます。

maneoは自社案件だけでなく、maneoファミリーの案件にも申し込みができるので、多様な投資ができる点が良いですね。(下表では「ガイア」、「クラウドリース」、「LCレンディング」が該当)

案件名 利回り 担保 返済期間
不動産担保付きローンファンド809号 5.5% あり(安全域)
6,000万円の貸出しに対して7,500万円の評価額
12か月 2017/9
~2018/9
ガイアファンディングセレクトファンド74号 9.5% あり(安全域)
約1億6,450万円の貸出しに対して2億2,500万円の評価額
8か月 2017/9
~2018/5
クラウドリースセレクトファンド136号 8.0% あり(安全域)
3億円の貸出しに対して約4億2,000万円の評価額
※優先順位の残債差引き後の評価額
7か月 2017/7
~2018/2
アーリーサマーキャンペーンローンファンド2号 8.8% なし 4か月 2017/7
~2017/11
2017 GW(ゴールデンウィーク)キャンペーンローンファンド29号 6.0% なし 6か月 2017/6
~2017/12
不動産担保付きローンファンド562号 7.0% あり(安全域)
2億円の貸出しに対して約3億円の評価額
13か月 2017/4
~2018/5
【LCホールディングス保証】LCレンディングセレクトファンド56号 5.0% JASDAQ上場のLCホールディングス社の連帯保証 12か月 2017/3
~2018/3
不動産担保付きローンファンド165号 6.0% あり
評価額は不明
26か月 2015/10
~2017/12

ちなみにソーシャルレンディングファンド選定時に大切にしているポイントは・・・

  • 利回りが高いこと
  • 担保評価額が貸付金額に対して十分であること
  • 担保がない案件は、返済期間が短ければ案件内容を吟味して判断すること

ざっくりこんな判断基準でソーシャルレンディングを評価して投資しています。

運用予定表

次に「運用予定表」メニューから運用中ファンドの予定を確認しました。

この画面で最も重要なのは、運用中ファンドのステータスです。

今回チェックしたところ、全ファンドで緑色の「正常」と表示になっているので、返済金の延滞や貸倒れ(デフォルト)リスクは生じていません。

3月にmaneoで初の返済遅延が生じましたので、このような案件に遭遇しないように、これからもしっかり選別して投資したいと思います。

【参考記事】

maneo|返済遅延案件が発生!maneoでデフォルト初案件になるか?

分配予定明細

「運用予定表」の画面から「分配予定明細」ボタンを押すと、毎月の合計分配金額が表示されます。

2017年に分配される金額は下表のとおりです。

2017年11月9日の分配予定金額を見ると2,949円となってますが、これが現在わたしが保有するmaneoファンドでのMaxの分配金額となります。

分配月 分配予定日 分配予定額 出資金額 税引前利益 源泉徴収税
2017/01 2017/02/08 32,175 30,000 2,729 554
2017/02 2017/03/09 141,801 140,000 2,261 460
2017/03 2017/04/06 41,448 40,000 1,816 368
2017/04 2017/05/12 1,872 0 2,348 476
2017/05 2017/05/24 40,061 40,000 76 15
2017/05 2017/06/07 2,007 0 2,518 511
2017/06 2017/07/07 151,385 149,579 2,266 460
2017/07 2017/08/08 1,770 84 2,115 429
2017/08 2017/08/23 70,018 69,879 174 35
2017/08 2017/09/06 2,157 0 2,705 548
2017/09 2017/10/10 2,243 221 2,538 516
2017/10 2017/11/09 2,949 222 3,419 692
2017/11 2017/12/07 72,225 69,912 2,901 588

運用実績

最後にタブメニューの一番右の「運用実績」メニューから運用実績のサマリーを確認します。

収益分配額:48,564円(税引き前)となっており、分配累計金額がついに50,000円に近づいてきました。

また、△元本損失額は堂々の0!なので、わたしはmaneoで貸倒れ(デフォルト)にあったことはありません。


maneoオフィシャルページ


以上、本日はここまで。

今月も問題なくmaneoから分配金を得ることができ、安定運用中のご報告でした。

それでは!

【こんな記事も読まれてます】

maneo|利回り5%以上!maneoの運用実績をブログで公開(2017年5月) 2017年05月13日

みんなのクレジット|重要なお知らせ!これって詐欺じゃないの? 2017年07月06日

【maneo】リスク、利回り、過去実績でmaneoを評価 2016年02月23日

 

2017年8月1日火曜日

みんなのクレジット|7月返済に遅延発生!訴訟問題へ発展か?

2017年3月~4月の営業停止処分からの復帰を目指すみんなのクレジットでトラブル発生です!

2017年7月に満期を迎えたファンドの償還金が返済されていない模様です。

返済遅延トラブルについて、みんなのクレジットのホームページには何も公表されていない状況ですが、複数の投資家が全く同じことを言っていて、その中には著名な「けにごろう」氏もいるので、情報の信ぴょう性は高いでしょう。

みんなのクレジットでいったい何が起きているのでしょうか?

7月28日満期を迎えるファンドの元本が返済されない

金融検査の結果、みんなのクレジットは3月~4月にかけて1か月の営業停止処分を受けたのは記憶に新しいところです。

営業停止処分が明けてからも、体制の再構築などを理由に営業活動はストップしていたものの、運用中ファンドの分配金や、期日到来ファンドの償還金の返済は行ってきました。

私も4月末に最後のファンドの期日が訪れ、無事に返済してもらえました。

【参考記事】

みんなのクレジット|無事に資金が返金されたことをブログでご報告! 2017/5/3

しかし、事件は7月28日に満期を迎えたファンドの返済でおきました。

《第74号》 不動産ローンファンドの元本返済ストップ

上図の74号 不動産ローンファンドが7月28日に期日を迎えましたが、元本が返済されないというのです。

第74号は分配金の支払いはありましたが、元本の返済がありませんでした。

この件について、みんなのクレジットへ問合せ中です。

単なる手続きの遅延などであればよいですが。

参考:けにごろう氏のブログ http://ift.tt/2tL6Ddb

実は、みんなのクレジットはかねてより1~2日程度の返済遅延は散見されていたそうなので、今回も事務手続き上の遅れか?と「けにごろう氏」は見ていた模様です。

しかし、今回はマジで遅延していることが判明しました。

一部の投資家による妨害?

みんなのクレジットから、7月28日に元本が返済されなかった理由が別途メールで送られているようです。(該当ファンドを所有していない私にメールは届いてない)

その内容を紐解くと、、、

  • 23名ほどの一部の投資家が融資先に直接的な資金回収の動きをしている
  • その結果、融資先企業の不動産売買取引ができなくなっている
  • 融資先企業の営業がストップすれば、ソーシャルレンディングのファンド償還金も滞らざるを得ない

4月にみんなのクレジットが営業停止処分となった際に「被害者の会」が結成されて、法的手続きに参加するとかしないとかいった話がありました。

その延長か定かではありませんが、とにかく「23名の投資家のせいで数百人~数千人の投資家に迷惑がかかってるんだ!」と、みんなのクレジットが以下のような文面で怒ってます。

今回の一部投資家の方々による弊社融資先へのアクションによって融資先の決済等の業務に支障をきたし、結果今回の他数千人の投資家様への償還や配当に極めて多大な悪影響をもたらすこととなりました。

このことは、最悪の場合アクションを起こされた方々が逆に法的対応の対象となり得る可能性も不本意ながら生じます。

いやいや、怒りたいのは散々噓をつかれてきた投資家のほうですが、、、。

今後、償還を迎えるファンドへの影響は?

今後、償還を迎えるファンドに影響があること必至でしょう。

なぜなら、みんなのクレジットはグループ会社への融資が9割を超えていたということで、1企業の営業停止がグループ各社に悪影響を及ぼす可能性があり、いろんなファンドで返済遅延がおきることが想定されるためです。

7月28日以降の償還予定の案件についても、予断を許さない状況にあるでしょう。

みんなのクレジットの返済遅延から得られる教訓

今回のみんなのクレジットの不祥事や返済遅延の最大のポイントは、ガバナンス不全にあると私は考えてます。

ガバナンスが効いてなかったからこそ、以下のような管理不行き届きを招きました。

  • ファンドの120%相当の評価額の担保と広告していたものの、実際は20%にも満たず、担保設定されてない案件さえあった
  • 投資家から募った資金が当時の代表:白石氏の私的目的に流用された
  • ファンド資金が別のファンドの申込みキャンペーンに流用された、、、等
【参考記事】

みんなのクレジット|重要なお知らせ!これって詐欺じゃないの? 2017/7/6

みんなのクレジットのケースを見ていると、オーナー:白石氏の力が強すぎて歯止めがきかなかった印象を受けます。

その点、第3者でしっかりした企業から出資を受けているmaneoやクラウドクレジットは、ガバナンスという点においては安心できるのかなと思います。

ファンドの見極め以前に、ソーシャルレンディング事業者の見極めが重要である最たる例として、今後活かしていく必要性を感じました。


GMOが出資maneoオフィシャルページ


伊藤忠が出資!ソーシャルレンディングCrowdcredit


以上、本日はここまで。

それでは!

2017年2月27日月曜日

Crowdcredit|カメルーンファンド1~4号が事故ってる件(遅延、搾取、訴訟)

わたしも投資実行中のソーシャルレンディング:Crowdcredit(クラウドクレジット)について、以前、返済遅延が出ていることをご紹介しました。

そこでご紹介した内容は、カメルーン中小企業支援1号ファンドで事故が起きた、といった内容でした。

このカメルーン中小企業支援ファンドですが、2号~4号も立て続けに事故になっており、返済遅延が起きることが既に発表されました。

カメルーン中小企業支援ファンドでいったい何が起きているのでしょうか?

クラウドクレジットとは?

クラウドクレジットは海外中心にバリエーション豊かな融資を実行するソーシャルレンディングであり、ペルー、カメルーン、バルト三国、イタリア、北欧など、普通では投資できないようなエリアへの投資を可能にするユニークなサービスです。

伊藤忠商事が出資したことで、業界内でも非常に注目されているソーシャルレンディング業者です。

わたしもメッセージ性のある案件特徴や高い期待利回りなどを気に入っており、”ペルー債務者ファンド”という案件に投資中です。

そんなクラウドクレジットが2016年12月にあるプレスリリースを行いました。

カメルーン中小企業支援プロジェクトファンド1号の返済遅延の発生です。


ソーシャルレンディングCrowdcredit

カメルーン中小企業支援プロジェクトファンドの返済遅延


(引用:クラウドクレジット社HP)

1号ファンド

先日の投稿で遅延が発生したことをご紹介したファンドです。

本件は11月25日に満額返済予定だったのですが、日本の投資家資金をもとにオバンバ社が融資した4社のカメルーン中小企業のうち1社に返済遅延が生じました。

返済遅延が生じた1社の占有率が融資総額の34.6%を占めるため、出資した資金の約3分の1が期限通りに戻ってこないことになります。

残る3分の1を2017年5月までの回収を目標に、融資先事業を支援することになっているようです。

カメルーン中小企業支援プロジェクトファンドは、各号によって融資先企業が異なるため、1号が遅延しても2~4号ファンドへの影響はないはずでした。

しかし!

直接的影響ではないかもしれませんが、年末・年始にかけてカメルーン中小企業支援プロジェクト2~4号ファンドも立て続けに返済遅延をリリースしました。

しかもその内容は1号よりも酷く、融資先企業の契約違反、詐欺、訴訟といった重大事案に発展しているというのです。

2号ファンド(2016年12月25日時点)

2号ファンドの返済遅延の状況は以下の通りです。

  • 予定元本返済額:EUR 329,163.92
  • 実現元本返済額:EUR 322,214.35
  • 未返済の元本額:EUR 6,949.57

→つまり、元本の約21%が返済遅延です。

逆に言えば元本の8割近くは利息付きで戻っているようで、期待利回り10%ちょっとの案件なので、返済遅延の21%が戻ってこなければ、投資家にとって損失となります。

さらに、この案件は遅延理由がヤバいんです。

融資先企業がオバンバ社と共同管理していた保管所の錠を許可なく取り換え、オバンバ社の管理人が保管財産の確認を行えない状況にしたうえで、トレードファイナンス契約で売却した資産を詐取した疑惑が出ているそうです。

現地警察当局への告訴を行い、法的措置を取ったうえで回収事業を継続されるそうです。

詳細はクラウドクレジット社のリリースをご参照ください。

http://ift.tt/2mCrgV5

3号ファンド(2017年1月25日時点)

3号ファンドの返済遅延金額は以下の通りです。

  • 予定元本返済額:EUR 677,953.22
  • 実現元本返済額:EUR 620,845.22
  • 未返済の元本額:EUR  57,108.0

→つまり、元本の約8.4%が返済遅延です。

3号ファンドの遅延は、1・2号と比べるとファンド全体における占有率が低く、案件の期待利回りが12.5%であるため、もしかしたら正常に返済されている元本+利息で投資元本100%分を回収できている可能性がありますね。

ちなみに返済遅延の理由ですが、ファンドが融資したうち2社(紳士靴と不動産)の事業がうまくいかず返済遅延となっており、担保として取っていた資産を売却するのに時間がかかるためとなっています。

詳細はクラウドクレジット社のリリースをご参照ください。

http://ift.tt/2m2iXFi

4号ファンド(2017年1月25日時点)

4号ファンドの返済遅延金額は以下の通りです。

  • 予定元本返済額 :EUR 144,607.42
  • 実現元本返済額 :EUR 139,827.18
  • 未返済の元本額 :EUR 4,780.24

→つまり、元本の約3.3%が返済遅延です。

4号ファンドの遅延は、ファンド全体における占有率が低く、案件の期待利回りが12.3%であるため、正常に返済されている方の元本+利息で投資元本100%分は回収できている可能性が高いでしょう。

ちなみにこの案件も遅延理由がヤバいんです。

融資の担保として運搬車両を取っていたのですが、融資先企業の事業を継続するうえで運搬車両が必要であるため、オバンバ社はこの大型トラックに追跡用GPS発信機を装着して所在地確認できるようにしていました。

融資先企業社はオバンバ社の許可なく、当該GPS発信機を車体から取外したうえ、車両ごと逃亡を図ったそうです。

現在、現地警察当局と協力して融資先企業の代表の身柄を拘束する手続きを進めているそうです。

カメルーン人、やること大胆すぎでしょ。。。

詳細はクラウドクレジット社のリリースをご参照ください。

http://ift.tt/2mCDIEg

カメルーンファンド遅延状況 まとめ

ファンド名 返済遅延がファンド
全体に占める割合
返済遅延理由
1号ファンド 34.6% 決済に使っていた金融機関の問題であり、融資先の事業自体は問題なし
2号ファンド 21.0% 資産の搾取
3号ファンド 8.4% 事業がうまくいかず
4号ファンド 3.3% 代表者の逃亡

カメルーンファンドはスタートからいきなり4連チャンで返済遅延となりました。

しかし遅延してはいるものの、2号ファンド以外は投資家のみなさまが元本より損する最悪の事態は免れるのでは?という風に見えます。

しかし返済遅延理由が、日本ではなかなか見ない文言ばかりなんで、笑っちゃだめだけど笑えますね。(投資家のみなさま、すみません)

クラウドクレジットはカメルーン以外でもチャレンジングな案件が多数あるので、何があっても驚かない心づもりで投資する必要がありそうです。

また今回の返済事案に対して、クラウドクレジット社が徹底的に情報公開する姿勢はとても評価できるものだと個人的には思いました。


以上、本日はここまで。

それでは!

2016年12月15日木曜日

クラウドクレジット|カメルーン中小企業支援ファンドで遅延発生!投資資金は返ってくるの?

わたしも投資しているソーシャルレンディング:Crowdcredit(クラウドクレジット)で返済遅延に関するプレスリリースが出ました。

クラウドクレジットは海外中心にバリエーション豊かな融資を実行しており、伊藤忠商事が資本参画するほど、注目のソーシャルレンディング会社です。

そんなクラウドクレジットが、このたび返済遅延という悪いニュースを発表したのです。

いったい何がおきているのでしょうか?

crowdcredit

ソーシャルレンディングCrowdcredit

遅延案件:カメルーン中小企業支援プロジェクトとは?

今回、返済遅延が発表されたファンについて見ていきましょう。

ファンド概要

  • ファンド名:【為替ヘッジあり】カメルーン中小企業支援プロジェクト1号
  • 期待利回り:11.3%
  • 運用期間:2016年4月~11月末まで(約7か月)
  • 分配方法:満期一括
  • 通貨:円建て(ただし為替ヘッジあり)
  • 担保:自動車タイヤを実質的に担保としている。

スキーム(仕組み)

一言でいえばカメルーン中小企業への融資ですが、実際はかなり複雑な仕組みとなっています。

1、まずクラウドクレジットが投資家から資金を集めます。

2、集まった投資家資金はクラウドクレジット社のエストニア子会社に対して貸付けを行います。

3、エストニア子会社はこの借入金を原資として、カメルーン内の提携企業Ovamba Cameroon Solutions Sarl(以下、Ovamba社)グループのモーリシャス法人であるPan Africa Investment Funding Limited PCC.へ貸付けます。

4、Pan Africa Investment Funding Limited PCC. はカメルーン国内の中小事業者に対する与信行為を行うOvamba社に対し、債券回収から得る経済的利益、及びリスクを買い取ります

5、Ovamba社が最終融資先であるカメルーン内の資金需要の開拓、回収業務を行います。Ovamba社の回収したお金が最終的に投資家へ分配金として還元されます。

【資金の流れ】

日本の投資家→クラウドクレジット→エストニア企業→Pan Africa Investment Funding Limited PCC.→Ovamva→カメルーンの中小企業

(引用:クラウドクレジット社 http://ift.tt/2gN8l9W

返済遅延について

カメルーン中小企業支援ファンドの返済遅延について、その概要と投資家に与える影響を見てみましょう。

詳細まで知りたい方はクラウドクレジット社のプレスリリースをご参照ください。

(引用:Crowdcredit http://ift.tt/2hPXU38

返済遅延の概要

本件は11月25日に満額返済予定だったのですが、日本の投資家資金をもとにOvamba社が融資した4社のカメルーン中小企業のうち1社に返済遅延が生じたというのが遅延のポイントです。

つまり4件のうち3件は期限通りに返済されたようです。

それでは返済遅延が生じた1社の占有率ですが、融資総額の34.6%を占めるようです。

元本の3分の1が返済されていないということなので、かなりのインパクトがあります。

投資家に与える影響

カメルーン中小企業支援ファンドの返済日は11月25日だったので、遅延分の返済がなされていないことが最も大きな影響でしょう。

次に考えられる影響として、遅延分の投資資金が返済されないことがあげられます。

貸倒れの状態なので、遅延している融資先企業からいかにすみやかに回収できるかが鍵です。

投資資金は返ってくるのか?

返済遅延が生じた融資先1社から回収できる見込みはあるのでしょうか?

結論は「回収できる見込みだが、断言はできない」となります。

プレスリリースによると、融資にあたって担保を取っており、その評価額は融資額に対して116.7%と算出されています。

それら担保資産を売却・現金化ができるのが2017年5月と発表されています。

つまりクラウドクレジット社としては、返済日は遅れつつも全額回収できるのでは?と見込んでいるようです。

ただし評価額通りに担保資産を売却できるか未知数ですし、いつまでに現金化できるのかという点が不透明でもあるため、予断は許さない状況でしょう。

(引用:Crowdcredit http://ift.tt/2hPXU38

延滞期間中も金利はつくのか?

結論は「Yes」です。

延滞期間中も未返済の金額に対して貸付金利はつくようです。

投資家にしてみたら、当初予定以上の分配金を得る可能性があることになります。

(引用:Crowdcredit http://ift.tt/2gNasdM

他のカメルーン中小企業支援ファンドはどうなのか?

今回はカメルーン中小企業支援ファンド1号で返済遅延が生じましたが、同ファンドは3号まで発行されているため、カメルーンファンド2号・3号への影響が心配になります。

今回遅延が生じた融資先が含まれるのは1号ファンドのみであり、その点では他のファンドへ直接影響することはないそうです。

でも1号ファンドで4社中1社が返済遅延を起こしたんですから、他のファンドで別の融資先が・・・なんてリスクは否めないでしょうね。

(引用:Crowdcredit http://ift.tt/2gNasdM

他のクラウドクレジット組成ファンドの状況は?

実はクラウドクレジットのファンドで返済遅延が起きたのはこれが初めてではありません。

先日、クラウドクレジットの全ファンドの運用状況を解説した記事を書きましたので、他のファンドの状況はそちらをご参照ください。


以上、本日はここまで。

今回はクラウドクレジットのカメルーン中小企業支援ファンドの返済遅延について書きました。

私が投資したペルー債務者ファンドの方は大丈夫かしら。。。

それでは!