私は楽天証券をメイン証券口座として愛用しているのですが、その楽天証券から新たな投資サービスに関する紹介メールが届きました。その名も
楽ラップ
まず誰もが思うのでしょうが、楽ラップというネーミングセンスがいかがなものかと、、、(笑)
新たなサービスの内容ですが、楽ラップという名前から推測すると、最近このブログでもご紹介した「ラップ口座」を想像しがちですが、楽ラップのオフィシャルサイトを見る限り、ロボアドバイザーのようにも見えます。(ロボアドバイザーについては過去の投稿をご参照ください)
楽ラップの正体はいったい何なのか?調査してみました。
楽ラップの概要と魅力
楽ラップは楽天証券が2016年7月2日から提供する新サービスで、大手ネット証券としては業界初の投資一任型運用サービスです。
楽天証券の口座を通じてサービスが提供されるため、従来のサービス同様にインターネット完結型のサービスとなります。
楽ラップが誕生した背景として、楽天証券が新興FinTech企業のFinatext社と共同で「ロボ・アドバイザー」診断ツールを開発したことがあります。
このロボアドバイザーを使えば、インターネット上で15個前後の選択式の設問に答えるだけで、顧客の投資嗜好にあった投資スタイルを診断します。
その診断結果をもとに、米国大手の資産運用コンサルティング企業であるMercer社の助言にもとづき、楽天証券が運用コース(投資信託)を提案します。
また資産運用にかかるコストは明示的に公開されており、低価格の運用サービスを10万円から利用することができます。
以上の内容から、楽天証券が主張する楽ラップのメリットをまとめると、
●おまかせの資産運用
●ロボアドバイザーだけでなく世界的なコンサルティング会社もサービス提供
●低コストに挑戦
といったところでしょうか。
楽ラップの投資対象はETF?投信?
楽ラップが投資対象とするのはインデックスファンドとなります。他のロボアドバイザーサービスの投資対象がETFであることからすると、楽ラップの1つの特徴とも言えるかもしれません。
ETFの方が一般的に運用コストが安いと言われがちですが、楽ラップは投資先を低コストインデックスファンドだけに絞ることによって、ETF以上の低コスト実現を狙っているようです。
下表のインデックスファンドが楽ラップの投資対象の一例としてあげられています。信託報酬を見ると、確かにインデックスファンドの中でも最安値レベルのものが並んでいます。
| アセット クラス |
サブアセット クラス |
銘柄名 | 信託報酬 (税込) |
信託財産 留保額 |
| 国内株式 | 国内株式 | ステート・ストリート日本株式 インデックス・オープン |
0.19% | 0.05% |
| たわらノーロード 日経225 <ラップ向け> |
0.19% | 0.00% | ||
| 外国株式 | 先進国株式 | ステート・ストリート先進国株式 インデックス・オープン |
0.23% | 0.30% |
| たわらノーロード 先進国株式 <ラップ向け> |
0.22% | 0.00% | ||
| 先進国株式 (為替ヘッジあり) |
ステート・ストリート先進国株式 インデックス・オープン(為替ヘッジあり) |
0.24% | 0.30% | |
| 新興国株式 | ステート・ストリート新興国株式 インデックス・オープン |
0.31% | 0.25% | |
| たわらノーロード 新興国株式 <ラップ向け> |
0.38% | 0.30% | ||
| 国内債券 | 国内債券 | ステート・ストリート日本債券 インデックス・オープン |
0.15% | 0.05% |
| たわらノーロード 国内債券 <ラップ向け> |
0.15% | 0.00% | ||
| 外国債券 | 先進国債券 | ステート・ストリート先進国債券 インデックス・オープン |
0.21% | 0.05% |
| たわらノーロード 先進国債券 <ラップ向け> |
0.19% | 0.00% | ||
| 先進国債券 (為替ヘッジあり) |
ステート・ストリート先進国債券 インデックス・オープン(為替ヘッジあり) |
0.22% | 0.05% | |
| 新興国債券 | ステート・ストリート新興国債券 インデックス・オープン |
0.13% | 0.05% | |
| REIT | 国内リート | たわらノーロード 国内リート <ラップ向け> |
0.28% | 0.00% |
| 先進国リート | たわらノーロード 先進国リート <ラップ向け> |
0.32% | 0.00% |
楽ラップの手数料
この手の投資一任サービスでは「手数料」が重要な指標となりますが、楽ラップの手数料はどのような仕組みでしょうか?
楽ラップの手数料は、固定報酬型と成功報酬型の2タイプから選ぶことになるようです。
手数料① 固定報酬型
ラップサービスの運営・管理費用:運用資産の約0.7%
投資信託の信託報酬:平均で0.28%(組み入れる商品によって変動)
信託財産留保額等の臨時費用:0~0.3%
ここまでの合計で年間で運用資産の0.98%~1.28%のコストがかかる計算となります。
手数料② 成功報酬型
成功報酬型は、固定報酬型の「ラップサービスの運営・管理費用」の部分が若干安くなって0.594%となります。そのため合計手数料が約0.88%~1.18%ということになります。
それに加え成功報酬部分として、「運用益の積み上げ額 × 5.40%(税込)」という手数料が発生します。
他のロボアドバイザーサービスと比較すると、私が使っているTHEOが年率1%となっているので、成功報酬を除けば手数料面では互角ですね。
でも成功報酬型の手数料は、正直いって、たかっ!と思ってしまいました。
楽ラップを使用する方法
楽ラップの使用は楽天証券に口座を持っている人なら誰でも使用できるようです。興味がある人は、7月2日の楽ラップサービス開始前に、楽天証券口座を申し込みましょう!
私は既に楽天証券に口座があるので、7月2日の楽ラップスタートと同時に申し込もうと思います。
以上、本日はここまで。
これまで日本国内のロボアドバイザーサービスはTHEO含め限られていましたが、今回ネット証券の楽天が参入したことにより、ネット証券各社が続々参入してくるかもしれません。そうなると競争の原理が働き、手数料面が安くなってくるかもしれませんね。
今後もロボアドバイザーの動向を注視していきたいと思います。
それでは!
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