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2017年8月21日月曜日

ネットネット株|ネットネット指数と成長性を条件にお宝株を探す!(2017年8月)

バリュー株投資法のネットネット株に関する月例の報告を投稿します。

この投稿ではネットネット指数が1を上回るネットネット株式のうち、今後の成長性を期待できる銘柄を見つけることを目的としてます。

先月までにネットネット株で成長が期待できる企業として3銘柄見つけましたが、今月も増やすことができるでしょうか?

【7月までに見つけたネットネット株、且つ成長期待の銘柄】
  • 昭栄薬品
  • 名古屋電機工業
  • 岩塚製菓

 


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ネットネット株とは?

まずはネットネット株とは?の簡単なおさらいです。

ネットネット株は、故ベンジャミン・グレアムという著名な投資家が提唱したバリュー投資手法の1つです。

ネットネット株の考え方は現代においても多くの投資家に影響を与えており、投資の賢人:ウォーレン・バフェットもグレアム氏に師事していたほどです。

日本では個人投資家「かぶ1000」さんが、ネットネット株を独自アレンジして、元手40万円から2億5,000万円に増やしたという逸話が有名で、私も「かぶ1000」さんについて雑誌で読んだことをきかっけにネットネット株を知りました。

もっと詳しくネットネット株について知りたい人は、過去の投稿を参照ください。

【参考記事】

ネットネット株|日本株式で割安株を探した結果(2016年10月)

ネットネット株|ベンジャミン・グレアム提唱のバリュー投資法とは

ネットネット株の計算式

グレアム氏が提唱したオリジナルのネットネット株の計算式は以下の通りで、「現金等の流動資産から負債総額を引いた額の3分の2が時価総額より多い」という条件を指します。

【グレアム氏のネットネット計算式】

ネットネット株=(流動資産-総負債)×66.7%>時価総額

「かぶ1000」さんはオリジナルのネットネット株計算法にアレンジを加えており、より厳格な基準でスクリーニングされることになります。

【かぶ1000さんのネットネット計算式】

ネットネット株=(在庫評価額を除いた正味流動資産)+投資有価証券ー貸倒引当金ー負債合計>時価総額

ネットネット株の探し方

上記の計算式でも示した通り、ネットネット株を見分けるためには各企業の決算書を紐解く必要があります。

手当たり次第に決算書を読み解いて計算していては日が暮れる、いや1年が過ぎます(笑)

この課題を解決してくれる「簡単割安株検索」という素晴らしいWebサイトがあり、全ての日本株式のネットネット指数を計算してランキング化してくれています。

Webサイト名:簡単割安株検索

http://ift.tt/2q99XRK

 

このサイトのネットネット指数上位の銘柄をピックアップして、成長性の高さを判断していき、投資に値する銘柄を選別したいと思います。

ネットネット指数ランキング(2017年8月21日時点)

下表が前回7月時点までに検証済みのネットネット株です。

【第一回検証ネットネット株】

キクカワエンタープライズ
三光産業
丸八ホールディングス
岡山製紙
日本アンテナ
中部水産
昭栄薬品
萬世電機
横浜丸魚
小田原機器

【第二回検証ネットネット株】

新潟放送
進学会
名古屋電機工業
ダントーホールディングス
カネソウ
NKKスイッチズ
岩塚製菓
シャルレ
東京窯業
ササクラ

上表の株式銘柄のうち、四季報で成長性や将来性をチェックし、投資に値する銘柄を選別します。

7月時点では昭栄薬品、名古屋電機工業、岩塚製菓の3銘柄だけが対象として残りました。

さて今回は新たに下表の10銘柄を検証します。

会社名 ネットネットスコア PER PBR 配当
利回り
自己資本
比率
決算書
提出年月
明和産業 1.25 9.88 0.59 1.88 47.6 2017/08
ジーエフシー 1.24 13.71 0.5 1.79 86.7 2017/07
ソーダニッカ 1.24 16.01 0.61 2.48 41.2 2017/07
中部鋼鈑 1.23 9.56 0.37 2.14 88.8 2017/07
滝上工業 1.23 21.96 0.31 1.99 82.3 2017/07
川澄化学工業 1.23 26.8 0.42 2.04 86.9 2017/08
東京汽船 1.23 13.32 0.38 2.69 73.3 2017/08
北川工業 1.21 28.62 0.5 – 93.1 2017/08
ジオマテック 1.21 23.65 0.45 3.24 64.4 2017/08
電業社機械製作所 1.18 10.56 0.49 2.9 74.9 2017/08

(各指数の数値は2017年8月21日時点のもの)

四季報で成長性や将来性をチェック

シンプルに売上高と営業利益が右肩上がりかどうか?を会社四季報でチェックし、将来性や成長性を判断しました。

すると、過去3期(2014年度・2015年度・2016年度)連続で売上高と営業利益が伸び、今後の会社予想も伸びている会社は、ありませんでした。。。

残念ながら、今回はネットネット株から目ぼしい銘柄が見つからずでした。

まとめ ネットネット株の月例報告

8月21日時点で、ネットネット株の中で投資するに値するのでは?と個人的に判断したのは、以下の3銘柄です。

【8月までに見つけたネットネット株、且つ成長期待の銘柄】
  • 昭栄薬品
  • 名古屋電機工業
  • 岩塚製菓

以上、本日はここまで。

それでは!

【こんな記事も読まれてます】

ネットネット株の探し方|日本株式で割安株をスクリーニングした結果(2017年3月)

ネットネット株|バリュー投資手法で割安なお宝銘柄を探すぞ!(2016年12月)

ネットネット株|日本株式で割安株をスクリーニングした結果(2017年4月)

2017年7月28日金曜日

ネットネット株|割安株をネットネット指数と四季報で見つけるぞ!(2017年7月)

バリュー株投資法のネットネット株に関する月例の報告を投稿します。

前回6月のネットネット月例報告では従来手法(ひたすらネットネット指数を手計算)から大きくやり方を変え、ネットネット指数を計算してくれるWebサイトを活用することにしました。

今回もネットネット指数の便利Webサイトを活用してネットネット株を抽出し、投資に値する株か吟味していきます。

ネットネット株をピックアップし、いくつかの指標で判断したうえで、良い銘柄があれば投資したいと考えてます。


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ネットネット株とは?

まずはネットネット株とは?を簡単におさらいしておきましょう。

ネットネット株は、故ベンジャミン・グレアム氏が提唱したバリュー投資手法の1つで、現代においても多くの投資家に影響を与えています。

日本では個人投資家「かぶ1000」さんが、ネットネット株を独自アレンジして、元手40万円から2億5,000万円に増やしたという逸話もあります。

ネットネット株のことを詳しく知りたい人は、過去の投稿を参照ください。

<過去の参考記事>

ネットネット株|日本株式で割安株を探した結果(2016年10月)

ネットネット株|ベンジャミン・グレアム提唱のバリュー投資法とは

ネットネット株の計算式

グレアム氏が提唱したオリジナルのネットネット株の計算式は、「現金等の流動資産から負債総額を引いた額の3分の2が時価総額より多い」という条件を満たす株です。

【グレアム氏のネットネット計算式】

ネットネット株=(流動資産-総負債)×66.7%>時価総額

なお「かぶ1000」さんはグレアム氏のオリジナル式を少しアレンジした方法を用いているそうで、こちらの方がより厳しい基準で計算されています。

ご参考まで。

【かぶ1000さんのネットネット計算式】

ネットネット株=(在庫評価額を除いた正味流動資産)+投資有価証券ー貸倒引当金ー負債合計>時価総額

ネットネット株のスクリーニング方法

ネットネットに基づく割安株を見つけるためには、まずは各企業の決算書に基づきネットネット指数を計算する必要があります。

手当たり次第にネットネット指数を計算していくと途方もない重労働になるのですが、全ての日本株式のネットネット指数を計算してくれている素晴らしいWebサイトがあるのです。

Webサイト名:簡単割安株検索

http://ift.tt/2q99XRK

私はこのWebサイトから広告費など貰ってませんが、素晴らしいコンテンツなので、紹介せずにはいられません。

バリュー株の投資家はぜひ参考にしてみてください。

ネットネット指数ランキング(2017年7月27日時点)

下表が前回6月時点のネットネット指数ランキングTOP10です。

【6月時点のネットネット株トップ10】

10, キクカワエンタープライズ
9, 三光産業
8, 丸八ホールディングス
7, 岡山製紙
6, 日本アンテナ
5, 中部水産
4, 昭栄薬品
3, 萬世電機
2, 横浜丸魚
1, 小田原機器

ネットネット指数が良いからといって全て投資対象となりうるか?というと、それは間違いです。

なぜならネットネット株=「将来性がなく、投資家に見放された株」も多数混在しているからです。

投資を判断する際には、これらの銘柄の将来性が重用になってきます。

そこで上の10銘柄の中から、四季報で成長性や将来性をチェックしたところ、昭栄薬品だけが投資に値する銘柄では?という結論になりました。

さて今回は既に検証済み銘柄を対象外として、新たに下表の10銘柄を新たに検証します。

会社名 ネットネット
スコア
PER PBR 配当
利回り
自己資本
比率
決算書
提出年月
新潟放送 1.44 7.09 1.3 1.30 64.4 2017/05
進学会 1.44 21.98 2.57 2.57 93.7 2017/05
名古屋電機工業 1.42 11.01 1.56 1.56 61.6 2017/05
ダントーホールディングス 1.37 – 0.44 0 72.7 2017/05
カネソウ 1.37 21.17 3.36 3.36 87.7 2017/05
NHKスイッチズ 1.37 42.3 1.95 1.95 83.8 2017/05
岩塚製菓 1.35 19.89 0.39 0.39 72.6 2017/05
シャルレ 1.33 28.26 3.05 3.05 86.8 2017/05
東京窯業 1.28 10.51 0.39 1.83 66.5 2017/05
ササクラ 1.28 – 0.35 1.45 78.7 2017/05

 

四季報で成長性や将来性をチェック

シンプルに売上高と営業利益が右肩上がりかどうか?を会社四季報でチェックし、将来性や成長性を判断しました。

すると、過去3期(2014年度・2015年度・2016年度)連続で売上高と営業利益が伸び、今後の会社予想も伸びている会社は、「名古屋電気工業」と「岩塚製菓」でした。(厳密には「岩塚製菓」の2017年度営業利益は微減だが、ほぼ±0であるため多めに見た、、、)

【名古屋電気工業】

【岩塚製菓】


(参考:楽天証券のマイページより、過去3期分の業績)

名古屋電機工業は名古屋証券取引所の上場企業のため、流動性に疑問があるものの、国交省等のインフラ事業に関係が深いようで、安定感はあるのかな?という印象でした。

岩塚製菓は台湾企業との協力関係により、マーケット拡大や生産技術の向上といった良いニュースが多く、期待できる感じがしました。

「かぶ1000」さんの所有銘柄をチェック!

今回抽出した2銘柄:名古屋電機工業と岩塚製菓ともに、かぶ1000さんの保有銘柄ではありませんでした。

昭栄薬品は相変わらずかぶ1000さんの保有銘柄に入ってます。

↓2017年7月28日の投稿↓


(参考:かぶ1000投資日記 http://ift.tt/2tmNfFV

まとめ ネットネット株の月例報告

7月28日時点で、ネットネット株の中で投資するに値するのでは?と個人的に判断したのは、以下の3銘柄となりました。

  • 昭栄薬品
  • 名古屋電機工業
  • 岩塚製菓

以上、本日はここまで。

それでは!

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2017年6月29日木曜日

ネットネット株|四季報とネットネット指数からバリュー株を選出!(2017年6月)

バリュー株投資法のネットネット株に関する月例の報告を投稿します。

これまでは自力でネットネット指数を計算して見つけ出そうとしてきました。

しかし前回のネットネット株の投稿でご紹介した通り、実はあっという間にネットネット株を検索できるWebサイトがあることが分かり、今回からはこれを利用したいと思います。

ネットネット株をピックアップし、いくつかの指標で判断したうえで、良い銘柄があれば投資したいと考えてます。


ソーシャルレンディングCrowdcredit

ネットネット株とは?

まずはネットネット株とは?を簡単におさらいしておきましょう。

ネットネット株は、故ベンジャミン・グレアム氏が提唱したバリュー投資手法の1つです。

グレアム氏は、現代の投資の賢人とも呼ばれるウォーレン・バフェットの先生であり、数多くのバリュー投資家に影響を与えてきました。

日本では個人投資家「かぶ1000」さんが、ネットネット株を独自アレンジして、元手40万円から2億5,000万円に増やし、多くのメディアで取り上げられています。

もっと詳しくネットネット株やグレアム氏のことを知りたい人は、過去の投稿を参照ください。

<参考記事>

ネットネット株|日本株式で割安株を探した結果(2016年10月)

ネットネット株|ベンジャミン・グレアム提唱のバリュー投資法とは

グレアムのネットネット株の計算式

グレアム氏が提唱したオリジナルのネットネット株の計算式は、「現金等の流動資産から負債総額を引いた額の3分の2が時価総額より多い」という条件を満たす株です。

【計算式】

ネットネット株=(流動資産-総負債)×66.7%>時価総額

 

ネットネット株のスクリーニング方法

前回のネットネット株の投稿までは、PBRやPERをもとに候補を選出し、各銘柄の決算書をエクセルに転記してネットネット指数を調べるという、途方もない作業をしていました。

毎回、30分以上もかけて必死に計算し、しかも結果的にネットネット株に該当する株式銘柄が見つからないという最悪ループ状態でした。

もっと楽にネットネット株を見つけられないかしら・・・

と探していたところ、ついに見つけたのです!

Webサイト名:簡単割安株検索

http://ift.tt/2q99XRK

何とも地味なタイトルですが、これがすごいのです。

各市場(東証やらマザーズやら)の株式銘柄のネットネットスコアを自動算出してくれて、ランキング形式で表示してくれます。

こんな便利なWebサイト使うしかないでしょ!

ネットネット指数ランキング(2017年6月28日時点)


 (引用:http://ift.tt/2q9palD

上図が最新のネットネット指数ランキングTOP10です。

画像が小さいので、念のため箇条書きします。

10, キクカワエンタープライズ
9, 三光産業
8, 丸八ホールディングス
7, 岡山製紙
6, 日本アンテナ
5, 中部水産
4, 昭栄薬品
3, 萬世電機
2, 横浜丸魚
1, 小田原機器

ネットネット指数は1位:2.32 ~ 10位:1.55となっており、全ての株式銘柄が基準の1以上を超えてます。

投資を判断する際には、これらの銘柄に対して何らかの指数を組み合わせる必要があります。

なぜならネットネット株=「将来性がなく、投資家に見放された株」も多数混在しているからです。

四季報で成長性や将来性をチェック

将来性や成長性を見たいわけですから、シンプルに売上高と営業利益が右肩上がりかどうか?だけ会社四季報確認してみました。

すると、過去3期(2014年度・2015年度・2016年度)連続で売上高と営業利益が伸び、今後の会社予想も伸びている会社は、ネットネット指数4位の「昭栄薬品」だけでした。

(参考:楽天証券のマイページより、昭栄薬品の過去3期分の業績)

昭栄薬品以外は売上や利益で苦戦しており、将来性に疑問が残る銘柄ばかりでした。

「かぶ1000」さんも昭栄薬品を所有!

ネットネット株のアレンジ版で稼ぐ日本人投資家「かぶ1000」さんも、実は昭栄薬品の株を保有していることが分かりました。

↓2017年4月27日の投稿↓


(参考:かぶ1000投資日記 http://ift.tt/2tmNfFV

昭栄薬品は本物かもしれませんので、真剣に購入を検討したいと思います。


以上、本日はここまで。

それでは!

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2016年9月18日日曜日

ネットネット株|ベンジャミン・グレアム提唱のバリュー投資法とは!?

私はお金の情報誌:ZAIが大好きで、愛読書の一つです。

先日ZAIを読んでいたところ、「かぶ1000」さんという個人投資家が40万円の元手を2億5,000万円にまで増やしたという記事が目にとまりました。

その「かぶ1000」さんが2億円以上の資産を築いた具体的な投資方法として、“バリュー投資の父”として知られる米国の有名投資家ベンジャミン・グレアムが提唱する「ネットネット株」を使っていると書かれていました。

なんだかふざけたネーミングのネットネット株ですが、いったいどんな投資方法なのでしょうか?

ベンジャミン・グレアムとは

ベンジャミン・グレアム(Benjamin Graham, 1894年5月8日 – 1976年9月21日)は、アメリカの経済学者です。

「バリュー投資の父」「ウォール・ストリートの最長老」といった愛称で今でもよく引用されるプロの投資家でした。

また、投資家の賢人:ウォーレン・バフェットの育ての親としてもグレアム氏は知られています。

グレアムにとってバフェットはコロンビア大学での教え子の一人で、他にもグレアムの生徒で著名な投資家としてはウィリアム・ルアーン、アービィング・カーン、ウォルター・シュロス、チャールズ・ブランデスがいるそうです。

バフェットはグレアムが持つ投資への考え方を信頼していて、グレアムを父親に次いで影響力のある人物であると語っています。

グレアムの投資の基本はバリュー株であり、その考えはバフェットの投資法と通じるところがあります。

そしてグレアムのバリュー投資法のなかに「ネットネット株」というものがあり、雑誌:ZAIに登場した「かぶ1000」さんはこの手法を応用したと語っています。

ネットネット株とは

グレアムが言う「ネットネット株」とは、現金などの流動資産から負債総額を引いた額の3分の2が時価総額よりも多く、株価が割安と判断される銘柄のことを指します。

ネットネット株=(流動資産-総負債)×66.7%>時価総額

ネットネット株はその企業が持つ資産に対して株価が大きく下回っているため、株価の安全域が大きく下落リスクも低い事から、非常に有効な投資手法として多くの投資家が活用しています。

「かぶ1000」さんのネットネット株の応用

「かぶ1000」さんはグレアムのネットネット株を独自の応用型で使っています。

正味流動資産に在庫評価額を入れず、有価証券を含んだ額から貸倒引当金や負債合計を引いた額が、時価総額よりも多ければ割安とみなしています

具体的に数字を用いてネットネット株を見てみましょう。

ネットネット株の例:日本精糖(2117)

ZAIに記載されていたネットネット株の一例として、日本精糖(2117)の2012年3月期決算があげられます。

下図は決算書の一部で、赤字が足し合わせる要素、青字が引く要素となります。

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(出典:Zai Online)

一通り足す要素と引く要素を整理していくと、下図のようになりました。

2012年3月期決算時点では、日本精糖の株はネットネット株であったということが言えます。

しかし実際に投資をする際、「かぶ1000」さんはネットネット株だから必ず投資に値するというわけではなく、他の指標(収益性だったり、話題性だったり)も加味したうえで最終判断するそうです。

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(出典:Zai Online)

ネットネット株を探してみた(2016年9月)

ここまでグレアムのネットネット株や「かぶ1000」さんのネットネット株について見てきました。

面白そうなので、私もネットネット株を探してみることにしました。今回は「かぶ1000」さんのアレンジしたネットネット株の算出方法を用います。

当てずっぽうに銘柄を計算してもラチが明かないので、まず楽天証券のスーパーサーチ機能を使って、資産リッチな割安株をスクリーニングすることにしました。

スクリーニング条件

PBR:1倍以下
PER:0.7倍以下
予想配当利回り:3%以上

配当利回りは割安株と関係ありませんが、配当が多い方が投資するうえで嬉しいかなと思って、条件に入れました。

スクリーニング結果

上記条件でスクリーニングした結果、10数柄ほどが抽出されてきました。

とりあえず上から順番にネットネット株の計算を進めたところ、わずか2銘柄目でネットネット株を発見しました!!

下表の通り、ユアテック社の正味流動資産が時価総額を大きく上回ったのです!

日本ドライケミカル ユアテック
流動資産
現金及び預金 1,360,950 31,993,000
受取手形、売掛金及び完成工事未収入金 14,095,444 88,538,000
(流動資産の)貸倒引当金 -4,940 -167,000
その他資産
投資有価証券 868,051 9,229,000
(その他資産の)貸倒引当金 -15,923 -412,000
流動負債
流動負債合計 -12,467,987 -66,400,000
判定
正味流動資産 3,835,595 62,781,000
時価総額 8,160,070 42,724,000
最終判定 × ○

※各数値は最新の決算資料から、時価総額は2016年9月18日時点の株価から算出

ネットネット株を見つけたので、さっそくユアテックに投資だ!・・・といくのでしょうか。

冷静になって、直近の株価推移を見てみました。

ユアテックの株価チャート

下図の通り、ユアテック社の直近3カ月の株価は悲惨なことになっていて、30%~40%も下落しています。

原因を調べたところ、太陽光発電関連の事業がうまくいかず、業績が低迷しているようです。

私も最近の投稿で多くの太陽光発電関連の企業が倒産に追い込まれていることを書いたばかりなので、思い当たるふしが・・・。

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日本ドライケミカルの株価チャート

ちなみにユアテックの前に計算してネットネット株でなかった日本ドライケミカル社の株価チャートは下図の通りです。

こっちは株価が明らかに絶好調といった感じです。

ネットネット株の株価は不振で、ネットネット株でない株価は好調。やっぱり世の中うまい話ってそんなにないものだと痛感した次第です。

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以上、本日はここまで。

今回は株式投資界の巨匠ベンジャミン・グレアム氏と「かぶ1000」さんのネットネット株について書きました。

ネットネット株の計算は決算書を開く必要があるため面倒ですが、計算式自体はとてもシンプルなので、根気強く続けていれば、きっと良い投資先が見つかると思います。

私も継続してチャレンジしたいと思います。

それでは!