以前、不動産投資に関する投稿の中で太陽光発電投資に関するコメントをいただきました。
最近、太陽光発電投資について興味があるのですが、野立てする太陽光発電投資についてどう思われますか?
太陽光発電投資について全く知識がなかったため、全然、わかんない!って感じで返答しました。
いざ調べてみると、意外と「儲かってるよ!」という個人投資家を多く見かけます。
実際のところ本当に太陽光発電投資は儲かるんですかね?
興味がわいてきたので調べてみることにしました!
太陽光発電投資とは?
太陽光発電投資とは、投資家が太陽光発電のインフラを取得して電力を作り、原則20年間電力会社に一定価格で電力を買取ってもらうことで収入を得る投資を指します。
太陽光発電投資の人気が出たきっかけ
太陽光発電投資が一般的に話題になり始めたのは、2011年の東日本大震災に伴う原子力発電所の停止がきっかけとなりました。
日本の暮らしを支える石油、電気、天然ガスなどのエネルギーの国内自給率が年々低下しており、さらに追い打ちをかけるように原子力発電所の稼働がストップしてしまいました。
この課題を受け、2012年7月1日に日本政府はエネルギー自給率向上を目的に、 再生可能エネルギー発電を普及するため「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」をスタートさせました。
この特別措置法により、電力会社に対して再生可能エネルギーで作られた電力を一定期間(20年間)、一定価格で買い取ることを義務づけました。
電力会社が買い取る期間と金額が決まれば、投資家にとってはキャッシュフロー戦略が立てやすくなるため一気に人気が出始めました。
野立て太陽光発電投資とは?
太陽光発電というと、住宅の屋根に黒い太陽光パネルを設置するイメージが強いかもしれません。
しかし、最近では遊休地に野立てで太陽光発電を導入するケースが非常に増えています。
住宅の太陽光パネルで作るか、はたまた野立てて太陽光発電設備を作るかによって、電力会社の買い取りスタンスが以下の通り分かれてきます。
- 10kW未満:余った電力を買取る「住宅用」
- 10kW以上:発電した電力を全量買取る「産業用」
特に投資家にとって人気があるのは利益を出しやすい野立ての太陽光発電です。
野立て太陽光発電の魅力
野立て太陽光発電は、遊休地などの広い土地にソーラーパネルを設置していくため、10kW以上のシステムの設置を見込むことができます。
つまり作った電力の全量を買取る制度が適用され、しかも全量買取りが20年間に渡って保証される点が最大の魅力です。
太陽光発電投資の懸念点
太陽光発電投資を行う際、考慮しておくべき懸念事項を列挙しました。
- 年々、電力の買取り価格の下落が続いている
- ランニングコストが一定額かかる
- 固定資産税、所得税などの税金を支払う必要がある
電力の買取り価格の下落について購入から20年間は固定ですが、年々売電価格が下がり続けているため、先行きは不透明です。
また太陽光発電のために購入する土地は超が付くほどのド田舎になるため、売却から得られるお金を期待することはできません。
ゆえに20年間の太陽光発電事業で確実にトータル収支がプラスになるような戦略を立てるのが無難でしょう。
野立て太陽光発電の収支シミュレーション
ここまで野立て太陽光発電の魅力や懸念点などいろいろ書いてきましたが、投資で最も重要なのは収支やキャッシュフローを計算してプラスになるか?と言う点です。
野立て太陽光発電の収支やキャッシュフローはいかほどでしょうか?
参考になる収支シミュレーションを見つけました。
| システム設置費用 | 1,400万円(連系工事負担金、土地の購入・整地、フェンスの設置等の費用を除く) |
|---|---|
| 売電価格 | 24円(税別)+ 税 → 25.92円(税込) |
| システム容量 | 49.92kW |
| 年間発電量 | 67,823kW |
| 1年間の収益 | 1,757,973円 = 67,823kW(年間発電量) × 25.92円(売電単価) |
| 利回り | 約12% = 1,757,973円(1年間の収益) ÷ 14,000,000円(購入価格) |
| 回収期間 | 7.96年 = 14,000,000円 ÷ 1,757,973円 |
| シミュレーション条件 | ・260w×192枚、南向き、設置角30度 ・連系工事負担金土地の購入・整地、フェンスの設置等の費用を除く このシミュレーションは一例のため、設置条件や気象条件などにより異なります。 |
(参考:http://ift.tt/2kChyDY)
このシミュレーションによると、システム設置費用に1,400万円かかります。
売電価格は2016年の固定買い取り価格にあたる1kwあたり24円(税別)とすると、表面利回り12%、回収機関が約8年と算出されました。
利回り12%なんて高い!と思う人がいるかもしれませんが、この情報だけで利回りが高いと判断しては早とちりです。
なぜなら、このシミュレーションには土地代が入ってません。
また、太陽光発電にはランニングコストとして様々な維持費用がかかるため、本当は利益がもっと圧縮され、キャッシュフローもかなり小さくなる可能性が高いからです。
では太陽光発電投資では、実際のところどれくらいのキャッシュフローが出るのでしょうか?
次回、ぜひ本当のキャッシュフローについて追及したいと思います。
以上、本日はここまで。
それでは!
0 件のコメント:
コメントを投稿