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2017年1月24日火曜日

iDeCo|MYDCで確定拠出年金にも人口知能を活用!

前回の投稿では、個人型の確定拠出年金(iDeCo)の金融機関を選ぶうえで大切なポイントを説明し、SBI証券と楽天証券がおすすめであることを書きました。

今回の投稿では、従来の金融機関とは一味違ったiDeCo専門の運営管理会社をご紹介したいと思います。

MYDCというベンチャー企業です。

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ソーシャルレンディングCrowdcredit

MYDCとは?


(画像引用:MYDCのHP https://mydc.life)

MYDCは個人型確定拠出年金(iDeCo)の運営管理会社として、2016年に設立されました。

出資元は、フィンテックベンチャーのお金のデザイン社、福利厚生サービスを提供するベネフィット・ワン社、そして伊藤忠商事による共同出資となります。

お金のデザイン社は、独自開発のロボアドバイザーサービス:THEOによってテクノロジーを活用して一人ひとりに最適な資産運用サービスを提供することができます。

ベネフィット・ワン社は、福利厚生代行の主な顧客である企業・公務団体などの顧客ネットワークがあります。

投資テクノロジーと顧客ネットワークといった両社のリソースをフル活用することで、iDeCoの特需を取り込もうというものです。

MYDCの特徴

MYDCにはiDeCoを取扱う他の金融機関と比べて、2つの特徴があります。

1.申込みが簡単

10分で申し込めるiDeCo、それがMYDC

(MYDCのホームページより)

MYDCによるiDeCoの申し込みはインターネットから簡単に行うことができ、しかも10分という短時間で完了するそうです。

複雑で多くの項目から構成される申込書は必要ないということですね。

2.商品選びが簡単

iDeCoの資産は投資商品で運用されることになりますが、iDeCoを始めたい人で投資の知識がない人にとっては、この商品選択が大きなハードルになります。

前回の投稿でご紹介したおすすめ3つの金融機関は28~47本もの運用商品をそろえており、何を選んでいいのか分からない人も多数いるでしょう。

MYDCであれば人口知能による投資サービス:THEOが商品選択をサポートするため、ユーザーがすることはたった2つの質問に答えるだけ。

安定志向の人に対しては債券を中心に定期預金などが組み込まれた運用、積極的にお金を増やしたい人には株式を多く含む投資信託を中心とした積極運用など、ユーザーの嗜好に合わせたiDeCo向け運用商品をTHEOが提案してくれるそうです。

(運用にこだわりがある人は自分でカスタマイズも可能)

MYDCの運用商品

MYDCは3つの投資信託と元本保証の定期預金の4商品をiDeCo向けに提供しています。

ロボアドバイザーサービス:THEOが提供するファンドで運用するか、イオン銀行の定期預金で元本を守るか、運用方法を自在に選択できる仕組みになっています。

詳細を見てみましょう。

THEOグロース・ファンド

株式を中心とするETFへ投資するファンドです。

世界の経済成長に沿った収益の獲得を目指す商品設計となっています。

THEOインカム・ファンド

債券を中心とするETFへ投資するファンドです。

国債・社債・ハイイールド債など世界各国の金利水準を享受しつつ、安定的なリターンを目指す商品設計となっています。

THEOリアルアセット・ファンド

世界の実物資産を中心とするETFへ投資するファンドです。

不動産だけでなく、インフラ・エネルギー・農産物・貴金属・工業用金属・インフレ連動債等が投資対象です。

定期預金

イオン銀行の5年満期の自動継続定期預金です。

唯一元本を下回ることがない運用商品です。

MYDCの手数料や管理費用

前回の投稿でもご説明した通り、金融機関を選ぶ上で大切なポイントは初期費用と管理費用です。

MYDCの初期費用と管理費用について、それぞれ見てみましょう。

初期費用

MYDCを開設する際の初期費用は2,777円です。

この金額はSBI証券や楽天証券と同じく業界最安値となります。

2,777円が意味するのは、最安値というよりも金融機関にかかる初期費用は0であり、国民年金基金に支払う費用としての支払いとなります。

月額管理費用

MYDCの月額管理費用として458円(税込み)が必要となります。

国民年金基金と事務委託として167円が固定でかかるので、実質MYDCに支払っているのは458円-167円=291円です。

SBI証券と楽天証券は月額管理費用が167円であるため、MYDCは月額管理費用において2つのネット証券に劣ると言えるでしょう。

仮にiDeCoで25年間運用するとなると、291円×12カ月×25年=87,300円と意外にバカにできない金額となります。

信託報酬費用

MYDCの信託報酬はどの商品も一律 0.432%とシンプルな体系です。

しかしSBI証券や楽天証券の運用商品の信託報酬が0.13%~0.30%だったことを考慮すると、信託報酬費用でもMYDCは2つのネット証券に劣ると言えるでしょう。

例えば平均運用資産額が300万円で25年間ほど運用したと仮定すると、0.2%の信託報酬の差があれば25年間で45万円もの差が出てきます。

MYDCの信託報酬は割と高いと思っておいた方がいいでしょう。

以上、MYDCに必要な費用をまとめると下表の通りで、管理費用がSBI証券や楽天証券よりも高くなっています。

初期費用 管理費用
口座管理費用 信託報酬
2,777円 458円(月間) 運用資産×0.432%(年間)

MYDCの始め方

まずMYDCでiDeCoを始めるか検討にあたり、MYDCに用意されたシミュレーション機能を使って将来の受取額と毎年の節税メリットを確認することができます。

iDeCo申し込みを希望する場合は、そのままアカウントを作成し、専用サイトから住所氏名や年金番号などの必要情報を入力するだけ。

その後MYDCから書類が送られてくるので、銀行印を押すなど必要な手続きをした後、返送すれば申し込みは完了します。

毎月26日に積立金が引き落とされ始めたら、iDeCoの運用スタートです!

MYDCのシミュレーションをやってみた

最後にMYDCでiDeCoのシミュレーションをしてみたのでご紹介します。

MYDCのホームページ(https://mydc.life/)から「メリットを体験」ボタンを押すとシミュレーションがスタートします。

以下の項目を選ぶと、あっと言う間にiDeCoを利用した場合の税金メリット、将来の年金受取額が算出されました!

  • 年齢
  • 年収
  • 国民年金の被保険者種別


(画像引用:MYDCのHP https://mydc.life)

↑毎月23,000円の積み立てで、毎年8.2万円の節税になるらしいです。


(画像引用:MYDCのHP https://mydc.life)

↑35歳の私が毎月23,000円積み立てていれば、1,000万円超も受け取れる可能性があるそうです!

iDeCoの節税効果とか将来の積立額とか、自分で計算しようとすると複雑で挫折しがちなので、MYDCの無料シミュレーションだけやってみてはいかがでょうか。


以上、本日はここまで。

ロボアドバイザーはついに年金絵エリアにまで進出してきました。

昨年、THEOがやっとサービス開始されたばかりなのに、すごいスピードで成長・サービス拡張させていて、本当に感心させられます。

それでは!

2017年1月23日月曜日

iDeCo|個人型確定拠出年金のおすすめ金融機関を比較

先日の投稿では、個人型確定拠出年金(iDeCo)の対象者の拡大や企業型の確定拠出年金との違いについて書きました。

個人型の確定拠出年金自体は以前からあった制度ですが、2017年1月から対象者が増えるため、新規加入者を取り込んで儲けようとする金融業界の思いがあって、ここ最近の盛り上がりにつながっているようです。

今回の投稿では、iDeCoを始めるうえで必須である金融機関を選ぶことにフォーカスを当て、金融機関の比較を行いたいと思います。

個人型確定拠出年金(iDeCo)を始める方法

iDeCoを始めるためには、iDeCoを扱う金融機関の口座開設が必要になります。

iDeCoを扱う金融機関はたくさんあって、銀行・信用金庫・労働金庫・証券会社・信託銀行・生命保険会社・損害保険会社など、その数は100社を優に超えています。

それではどうやって自分のiDeCoを任せる一社を選べば良いでしょうか?

金融機関を選ぶうえで大切なポイント

iDeCo確定拠の金融機関を選ぶ際に大切なポイントとして、手数料と取扱い運用商品の2点があげられます。

手数料

個人型確定拠出を始める際、また個人型iDeCoを維持するうえで、いくつかの手数料がかかります。

手数料が安い金融機関を選べばいいじゃん!って単純に思うところですが、手数料の仕組みがちょっと複雑なので、詳しく解説します。

iDeCoに関わる3つの機関

iDeCoの活用にあたり、以下3つの機関が口座の管理に関わってきます。

  • 国民年金基金連合会
  • 事務委託先金融機関(信託銀行)
  • 運営管理会社

それぞれに対して手数料が必要になってきますが、基本的に上2つ(国民年金基金連合会と事務委託先金融機関(信託銀行))にかかる手数料は固定となり、運営管理会社にかかる手数料のみ金融機関ごとに異なります。

加入時の手数料

加入時は国民年金基金連合会と運営管理会社に手数料を支払う必要があります

支払先 金額
国民年金基金連合会 2,777円
事務委託先金融機関 0円
運営管理会社 会社ごと異なる

(金額は税込み)

加入後の維持手数料

加入後は3つの機関に対して維持手数料を支払う必要があります。

支払先 金額(月額)
国民年金基金連合会 103円
事務委託先金融機関 64円
運営管理会社 会社ごと異なる

(金額は税込み)

ここまでの内容を踏まえると、iDeCoの手数料は以下のようにまとめることができます。

  • 開設時の初期費用:2,777円+利用する金融機関の初期費用
  • 口座の維持費用:167円(月額)+利用する金融機関の維持費用(月額)

取扱い運用商品

iDeCoで積み立てたお金は60~65歳以降でないと受け取れないため、長期にわたって投資商品で運用することが前提です。

そのため、低コストの運用商品を揃えているか?という点が金融機関を選ぶ際に大切になってきます。

iDeCoではインデックス投信が主流で購入時手数料は基本的に0円であるため、重要になるのは投資信託の維持手数料にあたる信託報酬です。

金融機関選びでは信託報酬の安いインデックス投信を備えているか?を重視することをおすすめします。

iDeCoの金融機関比較

iDeCoの金融機関を選ぶうえで大切なのは手数料と取扱い運用商品の2点です。

それぞれ金融機関ごとに比較してみましょう。

管理手数料の比較

iDeCoの管理手数料には、どの金融機関でも固定で支払う必要がある手数料と、金融機関ごとに変動する手数料があります。

運営管理の手数料が0円になる金融機関は、2017年1月22日時点で下表の4機関あることが分かりました。

金融機関名 初期手数料 月額手数料 手数料
(初年度)
手数料
(2年目
以降)
国民年金基金 運営
管理
国民年金基金 事務
委託
運営
管理
SBI証券
(50万円以上)
¥2,777 ¥0 ¥103 ¥64 ¥0 ¥5,861 ¥2,004
スルガ銀行 ¥2,777 ¥0 ¥103 ¥64 ¥0 ¥4,781 ¥2,004
第一生命保険
(150万円以上)
¥2,777 ¥0 ¥103 ¥64 ¥0 ¥4,781 ¥2,004
楽天証券
(10万円以上)
¥2,777 ¥0 ¥103 ¥64 ¥0 ¥4,781 ¥2,004

(2017年1月22日時点)

※SBI証券の初期手数料(運営管理費)は通常1,080円かかりますが、キャンペーン中につき2017年1月22日時点では0円です。

※一時的なキャンペーンで月額手数料:0円と宣伝している金融機関は上表から除外しています。

上表のうち、第一生命保険の150万円以上の残高というのは到達のハードルが高すぎるように感じます。

そこでSBI証券、スルガ銀行、楽天証券の3機関に絞って検討したいと思います。

取扱い運用商品の比較

iDeCoの管理手数料によって3金融機関まで絞り込むことができました。

続いて取り扱い運用商品を見てみましょう。

2017年1月22日時点で、各金融機関の運用商品数は以下の通りです。

  • SBI証券:47本
  • スルガ銀行:33本(定期預金含む)
  • 楽天証券:28本(定期預金含む)

数多くのiDeCo向けの運用商品がありますが、各資産分類ごとに最も低い手数料を整理すると下表のようになります。

赤字の投資信託が、その商品分類の中で最も運用管理費が安いものです。

 

分類 証券会社 運用商品名 実質的な
運用管理費
国内株式 SBI証券 ニッセイ-DCニッセイ日経225インデックスファンドA 0.205%
楽天証券 たわらノーロード日経225 0.211%
スルガ銀行 DC・ダイワ・ストックインデックス225 0.560%
国内債券 SBI証券 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド 0.130%
楽天証券 たわらノーロード国内債券 0.162%
スルガ銀行 インデックスファンド日本債券(1年決算型) 0.490%
国内REIT SBI証券 ニッセイ-DCニッセイJ-REITインデックスファンドA 0.270%
楽天証券 三井住友・DC日本リートインデックスファンド 0.281%
スルガ銀行 野村 J-REITファンド 1.020%
海外株式
(先進国)
SBI証券 ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス 0.227%
楽天証券 たわらノーロード 先進国株式 0.243%
スルガ銀行 インベスコ MSCIコクサイ・インデックス 0.860%
海外債券
(先進国)
SBI証券 三井住友-三井住友・DC外国債券インデックスファンド 0.227%
楽天証券 たわらノーロード先進国債券 0.216%
スルガ銀行 ダイワ 投信倶楽部外国債券インデックス 0.700%
海外REIT
(先進国)
SBI証券 三井住友-三井住友・DC外国リートインデックスファンド 0.302%
楽天証券 三井住友・DC外国リートインデックスファンド 0.302%
スルガ銀行 DCダイワ・グローバルREITインデックス 0.570%

(2017年1月22日時点)

上表をもとに、投資信託の運用管理費の最安値をまとめなおすと、下表のようになります。

分類 運用管理費が最安値
の投信を持つ
国内株式 SBI証券
国内債券 SBI証券
国内REIT SBI証券
海外株式 SBI証券
海外債券 楽天証券
海外REIT SBI証券
楽天証券

SBI証券が一番だ!とも言いたいところですが、SBI証券と楽天証券の最安値の投信管理費を比較すると、どれも年間0.1%以下の差しかありません。

0.1%以下の差ならどちらでもいい気がするので、既に口座開設しているのが楽天証券だけであれば、わざわざSBI証券にする必要はないかもしれません。

いずれにせよ、iDeCoの金融機関はSBI証券と楽天証券で運用するのがリーズナブルで、おすすめだと思いました。


以上、本日はここまで。

それでは!